裸眼3Dディスプレイはデジタルサイネージ用途を想定
<IFA>パナソニック、103V型の裸眼3Dプラズマ/145V型8Kや20V型4Kディスプレイも登場
パナソニックは本日、プレスカンファレンスと同社のブースプレビューを開催。「Advanced Technology」と名付けられたコーナーに、103V型の裸眼3Dディスプレイや20V型の4Kディスプレイ、NHKと共同開発した145V型の8K4Kディスプレイなどを参考展示していた。
パナソニック初の裸眼3Dプラズマディスプレイは103V型の超大画面
パナソニックが裸眼3Dディスプレイを初めて披露した。同社は「映画などを観るにはメガネ有り3Dが適している」という考えから、これまで裸眼3Dディスプレイは披露してこなかったが、「デジタルサイネージなど屋外での視聴には裸眼3Dディスプレイが現実的」ということで、研究開発は行ってきていたという。それが今回参考出展された。103V型という超大型サイズとしたのも、サイネージ用途を想定してのことだという。
裸眼3D方式はパララックスバリア。103V型の4K2Kプラズマディスプレイの前面に細かなスリットの入ったシートを貼ることで裸眼立体視を実現する。視差は8視差で、1視差あたりの解像度は1,440×720相当とのことだ。なお、参考出展品のため商品化の時期などについては未定という。
145V型 8Kディスプレイが欧州でも参考出展
こちらは今年4月に日本で開催されたNHK技研公開で披露されたのと同じもの(関連ニュース)で、欧州では初披露となる。画面の横幅は約3.2m、高さは約1.8mで、画素数は横7,680×縦4,320、アスペクト比は16対9。画素ピッチは縦横0.417mm。蛍光体はRGB縦ストライプ配置となっている。
20V型の4Kディスプレイは用途提案展示を実施
今年1月のCESで発表された20V型の4K2Kディスプレイ(関連ニュース)が、IFAにも登場した。
20V型の4K2Kディスプレイは、同社姫路工場で開発・生産したIPSαパネルを使用しており、1インチあたり216画素を有する。
「人間の目にはほぼ画素が見えない」(同社説明員)ほどの精細感を訴求するため、地図を表示して細かな文字まで潰れることなく描写できることをアピール。CESに出展された際は1つのディスプレイだけを使ったデモだったが、今回は4つを組み合わせてひとつの画像を表示したり、それぞれに違うコンテンツを表示したりという用途提案を行っていた。
なおこちらも参考展示であり、商品化の時期などについては聞くことができなかった。
インタラクティブマルチビュー3Dシステム
ユニークな展示としては、カメラで撮影した3D映像の位置を好きなように動かせる、インタラクティブマルチビュー3Dシステムも登場していた。
こちらは、あらかじめ撮影しておいた3D映像を、タブレットを使って上下左右など視点を変えて楽しむことができるというもの。3D映像の拡大/縮小も勿論行える。オークションでの商品プレビューや、美術館での注目製品展示や、医学生の解剖擬似体験などでの使用が想定されている。来場者は、3D映像を手元のタブレットで上下左右に動かして楽しんでいた。
パナソニック初の裸眼3Dプラズマディスプレイは103V型の超大画面
パナソニックが裸眼3Dディスプレイを初めて披露した。同社は「映画などを観るにはメガネ有り3Dが適している」という考えから、これまで裸眼3Dディスプレイは披露してこなかったが、「デジタルサイネージなど屋外での視聴には裸眼3Dディスプレイが現実的」ということで、研究開発は行ってきていたという。それが今回参考出展された。103V型という超大型サイズとしたのも、サイネージ用途を想定してのことだという。
裸眼3D方式はパララックスバリア。103V型の4K2Kプラズマディスプレイの前面に細かなスリットの入ったシートを貼ることで裸眼立体視を実現する。視差は8視差で、1視差あたりの解像度は1,440×720相当とのことだ。なお、参考出展品のため商品化の時期などについては未定という。
145V型 8Kディスプレイが欧州でも参考出展
こちらは今年4月に日本で開催されたNHK技研公開で披露されたのと同じもの(関連ニュース)で、欧州では初披露となる。画面の横幅は約3.2m、高さは約1.8mで、画素数は横7,680×縦4,320、アスペクト比は16対9。画素ピッチは縦横0.417mm。蛍光体はRGB縦ストライプ配置となっている。
20V型の4Kディスプレイは用途提案展示を実施
今年1月のCESで発表された20V型の4K2Kディスプレイ(関連ニュース)が、IFAにも登場した。
20V型の4K2Kディスプレイは、同社姫路工場で開発・生産したIPSαパネルを使用しており、1インチあたり216画素を有する。
「人間の目にはほぼ画素が見えない」(同社説明員)ほどの精細感を訴求するため、地図を表示して細かな文字まで潰れることなく描写できることをアピール。CESに出展された際は1つのディスプレイだけを使ったデモだったが、今回は4つを組み合わせてひとつの画像を表示したり、それぞれに違うコンテンツを表示したりという用途提案を行っていた。
なおこちらも参考展示であり、商品化の時期などについては聞くことができなかった。
インタラクティブマルチビュー3Dシステム
ユニークな展示としては、カメラで撮影した3D映像の位置を好きなように動かせる、インタラクティブマルチビュー3Dシステムも登場していた。
こちらは、あらかじめ撮影しておいた3D映像を、タブレットを使って上下左右など視点を変えて楽しむことができるというもの。3D映像の拡大/縮小も勿論行える。オークションでの商品プレビューや、美術館での注目製品展示や、医学生の解剖擬似体験などでの使用が想定されている。来場者は、3D映像を手元のタブレットで上下左右に動かして楽しんでいた。