ICC-4K液晶は欧州で来年2Q発売予定
<IFA>シャープ、60V型ICC-4K液晶テレビ発売を表明 ー IGZO液晶の4Kモニターも参考展示
シャープは本日プレスイベントを開催し、一足先に同社ブースを公開。60V型 4K解像度のICC液晶テレビの試作機や、IGZO液晶を搭載した参考出展製品、90V型液晶テレビなどが登場している。
ICC-4K液晶テレビは欧州で来年2Q発売
60V型 解像度3,840×2,160の“Ultra HD”液晶テレビ。欧州では2013年第2四半期の発売を目標にしているとのこと。価格は未定。なお日本での販売時期などについては、CEATECの時期に確定情報がアナウンスされる予定とのことだ。
今回はI3研究所(株) 近藤社長のナビゲーションのもと、ICC-4K液晶と通常のHD液晶を比較しながら視聴することができた。
ICC-4K液晶テレビは、フルHD信号から4K映像を創造する信号処理技術と、シャープの4K液晶パネル技術を組み合わせたもので、人間が自然の景色や被写体を光の刺激として脳で理解する「認知」の過程を、映像による光の刺激として再現するのが特徴だ。
今回出展されているのは、今年1月のCESに出展されていたものをさらに進化させた新バージョンとなる。ブース内のICC-4K視聴コーナーでは、普通の業務用アップコンバーターをかけた映像と、ICCの信号処理をかけた映像を見比べることができる。
近藤社長は、「ICCは光のクリエーション。肉眼で見たときと同じものを再現する。朝/昼/夕方で微妙に違う光や空気感を表現することもできるし、見ているところ以外の全てにもピントが合い、精細感や奥行き感、実在感のある映像を楽しむことができる」と語っていた。
なおICC-4K液晶テレビについては、あす近藤社長など開発関係者にインタビューを実施予定。更なる詳細をお届けするので、どうぞご期待いただきたい。
IGZO液晶を搭載した参考製品が初登場
In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)酸化物の略称で、電子の移動度が高く、トランジスターを小さくできることから、開口率が上がり、精細度も高められるのが特徴の「IGZO」。これまでは技術参考展示がほとんどだったが、今回のブースには、製品化時期は未定とはいえ、具体的な商品化が想定できるかたちで登場しているのが注目だ。
31.5インチ 解像度3,840×2,160のモニター液晶ディスプレイは、IGZOの低消費電力さと薄型化可能な点を活かしている。CG制作スタジオなどで使うモニターディスプレイを想定しており、デスクトップに置いてもスッキリと使えるボディサイズを目指している。そのため。4K2Kディスプレイにも関わらず、厚さは35mm。ただし最終調整版ではないため、これから更に薄くなる可能性もあるとのことだ。
B2BやB2B2Cでの販売を予定しており、価格は未定だが「購入者が手に入れやすい価格にしたい」(同社説明員)とのことだった。
「Electronic Stationary」は電子ノートのようなものを想定。IGZOの薄さや狭ベゼル、静止画表示時の低消費電力を活かしている。
90V型液晶テレビを欧州向けに発売
60V型以上の大型液晶テレビ拡売に力を入れている同社は、今回、更なる大型モデルとなる90V型液晶テレビを参考出展した。こちらは欧州では来年2Q発売予定で、価格未定。大型テレビがずらりと並べられている様は壮観だった。
またテレビ関係では、ワイヤレスで映像や音声を伝送する“フリースタイルAQUOS”の参考出展も見られた。フリースタイルAQUOSは、欧州では来年第2四半期に投入予定。今回参考出展されているのは日本で販売されているモデルだが、画面サイズやカラーバリエーションについて、会場の反応を見て欧州向けアレンジを行う可能性もあるとのことだった。
ICC-4K液晶テレビは欧州で来年2Q発売
60V型 解像度3,840×2,160の“Ultra HD”液晶テレビ。欧州では2013年第2四半期の発売を目標にしているとのこと。価格は未定。なお日本での販売時期などについては、CEATECの時期に確定情報がアナウンスされる予定とのことだ。
今回はI3研究所(株) 近藤社長のナビゲーションのもと、ICC-4K液晶と通常のHD液晶を比較しながら視聴することができた。
ICC-4K液晶テレビは、フルHD信号から4K映像を創造する信号処理技術と、シャープの4K液晶パネル技術を組み合わせたもので、人間が自然の景色や被写体を光の刺激として脳で理解する「認知」の過程を、映像による光の刺激として再現するのが特徴だ。
今回出展されているのは、今年1月のCESに出展されていたものをさらに進化させた新バージョンとなる。ブース内のICC-4K視聴コーナーでは、普通の業務用アップコンバーターをかけた映像と、ICCの信号処理をかけた映像を見比べることができる。
近藤社長は、「ICCは光のクリエーション。肉眼で見たときと同じものを再現する。朝/昼/夕方で微妙に違う光や空気感を表現することもできるし、見ているところ以外の全てにもピントが合い、精細感や奥行き感、実在感のある映像を楽しむことができる」と語っていた。
なおICC-4K液晶テレビについては、あす近藤社長など開発関係者にインタビューを実施予定。更なる詳細をお届けするので、どうぞご期待いただきたい。
IGZO液晶を搭載した参考製品が初登場
In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)酸化物の略称で、電子の移動度が高く、トランジスターを小さくできることから、開口率が上がり、精細度も高められるのが特徴の「IGZO」。これまでは技術参考展示がほとんどだったが、今回のブースには、製品化時期は未定とはいえ、具体的な商品化が想定できるかたちで登場しているのが注目だ。
31.5インチ 解像度3,840×2,160のモニター液晶ディスプレイは、IGZOの低消費電力さと薄型化可能な点を活かしている。CG制作スタジオなどで使うモニターディスプレイを想定しており、デスクトップに置いてもスッキリと使えるボディサイズを目指している。そのため。4K2Kディスプレイにも関わらず、厚さは35mm。ただし最終調整版ではないため、これから更に薄くなる可能性もあるとのことだ。
B2BやB2B2Cでの販売を予定しており、価格は未定だが「購入者が手に入れやすい価格にしたい」(同社説明員)とのことだった。
「Electronic Stationary」は電子ノートのようなものを想定。IGZOの薄さや狭ベゼル、静止画表示時の低消費電力を活かしている。
90V型液晶テレビを欧州向けに発売
60V型以上の大型液晶テレビ拡売に力を入れている同社は、今回、更なる大型モデルとなる90V型液晶テレビを参考出展した。こちらは欧州では来年2Q発売予定で、価格未定。大型テレビがずらりと並べられている様は壮観だった。
またテレビ関係では、ワイヤレスで映像や音声を伝送する“フリースタイルAQUOS”の参考出展も見られた。フリースタイルAQUOSは、欧州では来年第2四半期に投入予定。今回参考出展されているのは日本で販売されているモデルだが、画面サイズやカラーバリエーションについて、会場の反応を見て欧州向けアレンジを行う可能性もあるとのことだった。