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Wi-Fi機のみでの展開

ソニー、“Xperia Tablet S”を日本投入 − 9/15発売

公開日 2012/09/04 10:02 ファイル・ウェブ編集部
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■デザインや使い勝手を向上

本体外装はIPX4相当の防滴仕様。例えば台所で炊事をしながら、濡れた手で本機を操作するなどといったことも可能になっている。

防滴仕様を採用

Sony Tablet Sで採用していた、雑誌を折り返した形状をモチーフとして、片側を厚く、もう片側を薄くした偏重心デザインを変更。背面の折り返しをより少なくして、本体をフラットな形状にして、卓上などに平置きした際にも角度が付かなくなっている。本体厚みはSony Tablet Sの「最薄部10.1mm/最厚部20.6mm」より、本機では「最薄部8.8mm/最厚部11.85mm」と全体が薄くなった。重さは589gから570gへ軽量化が図られている。

クサビ形からほぼフラットなデザインへと変更

本体の背面・側面を中心に、外装素材にはアルミを用いている。高級感のある質感を実現している。

その他、内蔵バッテリーも6000mAhへ大容量化し、CPUや液晶の駆動効率を高め、電気設計も見直すなどしてロングライフ化を図った。Webブラウジングは連続10時間行える。


■エンターテインメント系アプリを充実

アプリケーションについても、エンターテインメント系サービスの充実化を図るとともに、WALKMANアプリをはじめメディア系のアプリを刷新。おでかけ転送にも対応した。またテザリング機能をメインにした「Xperia Link」やリモコンのマクロ機能、「スクラップブック」アプリによるキャプチャー機能、スモールアプリなどを充実させている。各機能の詳細をみていこう。

ムービーアプリの再生画面

日本語変換エンジンはソニー独自。手書き入力IMEにも対応した。

エンターテインメント系サービスについては、いよいよ7月に国内ローンチを実現した「Music Unlimited」に対応している。昨年Android端末向けのゲームフレームワークとして提供を開始した「PlayStation Suite(PS Suite)」は、名称を「PlayStation Mobile」に変更。PlayStation Certifiedデバイスである本機ではその新しいフレームに対応し、今秋から開始予定の「PlayStation Store」から、SCEが配信提供を開始するゲームコンテンツをダウンロードして楽しめる。

「Reader Store」からは電子書籍をダウンロードして、6万冊以上のコンテンツが楽しめる。

新開発のソーシャルアプリ「Socialife」も本機にプリインストールされている。なお、本アプリはGoogle Playからダウンロードして、Sony Tabletシリーズでも使用することが可能だ。

「Socialife」のUIでは、Facebook、Twitterなどソーシャルメディア上の投稿やYouTube動画、Googole Readerと連動したニュース記事などが「マイストリーム」と呼ばれる、ユーザーがカスタマイズできるインデックスページで一覧することが可能。雑誌風レイアウトのUIからタッチ操作でコンテンツを選び、タブレットならではの快適な閲覧が楽しめる。気になった投稿や動画、記事などは繰り返しチェックがしやすいよう、お気に入りのコンテンツとしてブックマークしておくことも可能だ。

「Socialife」の画面

アプリを利用する際には、はじめにFacebook/Twitterのメディアアカウントを紐づけるために登録する。「見つける」画面では、ニュース記事から「特集」「ランキング」「あなたへのオススメ」などのカテゴリー別に整理された記事を配信元からピックアップしてマイストリーム上に追加できる。「マイストリーム」画面では、ソーシャルサービスの最新投稿や記事がまとめて見られるようになる。「マイストリーム」のUIはソニー独自のアルゴリズムにより、いいね!コメントなどの数や添付写真、投稿者を解析して、注目度の高いもののブロックを大きく表示したり、背景色を色分けしたり自動で見やすくレイアウトする。

ホームスクリーン上にはアプリの情報をウィジェット化して、更新内容を常時表示することができる。

次ページメディア系アプリの詳細 − nasneとの連携も

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