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84V型“4K REGZA”も登場

<CEATEC>東芝、最新REGZA「Z7」シリーズやクラウドサービス「TimeOn」のデモに注目

公開日 2012/10/02 14:07 ファイル・ウェブ編集部
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IT/エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2012」が10月2日に開幕した。東芝のブースでは、9月末に発表された液晶テレビ“REGZA”Z7/J7シリーズの新機能が紹介されている。


ブース正面を華やかに彩るREGZA Z7/J7シリーズのパネル展示
会場にはREGZAの新しいフラグシップモデル「Z7シリーズ」(関連ニュース)と、その兄弟機の「J7シリーズ」(関連ニュース)を展示。Z7シリーズに搭載された新機能「ざんまいプレイ」を中心とした、「タイムシフトマシン」録画機能の進化を紹介している。


進化したZ7シリーズの「タイムシフトマシン」機能をデモで詳しく紹介している
また、10月下旬から始まる独自のテレビ向けクラウド型サービス「TimeOn(タイムオン)」に対応したことも、Z7/J7シリーズの特徴となるが、対応するタブレットとアプリとの連携による、各機能のタッチ&トライコーナーにも注目が集まっている。

クラウドサービス「TimeOn」のデモコーナー

「TimeOn」はタブレット連携の機能も体験できる

また13年春に発売予定の“4K REGZA”の84V型プロトタイプも、ブースの中央でお披露目している。本機が国内の一般来場者向け展示会に登場するのは、このCEATEC JAPANが初めての機会になる。

84V型のプロトタイプを展示。55X3とともに“第二世代”のハイレベルな4Kテレビをアピールする

4K展示のオープンスペースには、4K対応の84V型プロトタイプと、55V型の「55X3」を展示。84V型モデルは合計3台用意され、それぞれに4K/60fpsで収録した4Kネイティブ映像を使ったデモや、BDの映画コンテンツを使って、4K超解像に対応する「レグザエンジンCEVO 4K」でアップコンバート処理を行った映像の精細感を紹介。“第2世代”ならではの4K REGZAの完成度の高さをアピールしている。

84V型プロトタイプによる、BDコンテンツの4Kアプコン表示の高精細感を紹介

55V型のモデルでは(株)スクウェア・エニックスの提供による4Kゲームコンテンツの映像を、リアルタイムレンダリングで出力してキャプチャーしたソースなどを紹介しているほか、来春に発売予定のHDMI経由による4K出力に対応したノートPC“dynabook”からの高精細な静止画出力もお披露目している。

4K対応のdynabookからHDMI出力した静止画表示のデモ

今回は東芝 デジタルプロダクツ&サービス社にてREGZAの商品企画を担当する本村裕史氏、TimeOnを中心としたクラウドサービスの企画開発を担当する片岡秀夫氏にインタビューも行ったので、後ほど別項にて詳細をレポートする。

そのほかにも、IFAでも東芝が出展したWindows 8を搭載した、12.5型タッチパネル液晶搭載ウルトラブック(関連ニュース)が参考展示されている。

本機はディスプレイを搭載する表面と、キーボードが収納されている裏面が可動式のジョイントでつながれており、表裏をスライドさせるとフルキーボードが表れ、ディスプレイを立てて通常のノートPCと同じクラムシェルスタイルで使用できる。ディスプレイ部分を寝かせれば、タブレットスタイルで使うことも可能だ。

日本国内での発売スケジュールは未定であるという。CPUはCore iシリーズ、ストレージには最大256GBのSSDを採用している。USB3.0端子搭載。タブレットスタイル時の本体厚みは19.9mm。スタイラスによるオペレーションにも対応する。

12.5型タッチパネルを採用したWindows 8搭載dynabook試作機

タブレット形状に折りたたんで使うことができる

本機の国内発売予定については今のところ非公表となっている。ストレージにはSSDを採用。スタイラスによるオペレーションにも対応しており、USB3.0端子を搭載する。


「Hybrid Drive」のデモコーナー
ほかにもストレージの展示コーナーではHDDの大容量と、NANDフラッシュメモリーの高速性能を兼備した「Hybrid Drive」のプロトタイプを展示。SSD/HDDとの、アプリケーション起動速度のパフォーマンス比較など、デモを行っている。ワンインターフェースでPCなど機器に組み込め、HDDに近い容量/コストパフォーマンスを実現できる点もアピールしている。サンプル出荷はすでに開始されている。

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