3対4型液晶の8型モデルも
オンキヨー、国内初Retina相当9.7型Androidタブレットなど“SlatePad”6機種
■開発中のBluetoothスピーカーなどの存在が明らかに
本日開催された発表会では、現在開発中の製品も参考展示。NFC対応のBluetoothスピーカー「WS-TX」、机など設置物を共振させるBluetoothスピーカー「WS-VX」、iPodドックスピーカー用のBluetoothアダプター「WR-BT2」(型番はいずれも仮称)という3製品を開発中であることを明かした。いずれも夏頃の発売を目指して開発を進めているという。
Bluetoothスピーカー「WS-TX」は25W×2のスピーカーと50Wのサブウーファーによる総合出力100Wの2.1chモデル。Bluetooth 3.0に対応し、NFCによるワンタッチペアリングにも対応予定。アルミニウム仕上げの個性的なデザインも特徴。
振動Bluetoothスピーカー「WS-VX」は、底部にバイブレーションドライバーを搭載。空盤で設置した机などを共振させることで重心の低い低音再生を行う。microSD/SDXCカードスロットも備え、microSDカード内のMP3およびWMAファイルの再生も行える。
Bluetoothアダプター「WR-BT2」は、Appleの30pinコネクターに対応したBluetoothレシーバー。Lightningコネクター非搭載の古いドックスピーカーなどを使用している場合でも、本機をドックに挿してBluetooth対応にすることで、iPhone5からの音楽再生を行えるようにする。
■「タブレットは2015年度には1,000万台市場に」
発表会でプレゼンテーションを行った菅氏は、国内タブレット市場について2012年度で450万台規模となったことを紹介し「当初、我々は250万台規模とみていたが倍の市場になった」とコメント。「2015年度には1,000万台市場になるとみている」と説明する。
そして「最近は一眼レフカメラが普及しているが、『せっかく撮影してもうまく表示するものがない』というユーザーの声もきく。それならということで高解像度のモデルを投入する」と、「Retina相当」液晶搭載モデルなどを発表した背景を説明。
さらに、他社製タブレットと比べておよそ半額という価格にも言及。「今回の商品のコストパフォーマンスがいかに良いかがおわかりいただけるかと思う。市場が大きくなる時期に6機種を揃えてかなりのシェアをとっていきたいという戦略だ」とし、「Android市場をもっと積極的に創造していきたい」と語った。
なお、菅氏はもっと大型のタブレットも用意する予定であることも発表。タッチ端末であれば大型の据え置き機などもタブレットであると捉えるという同社独自の考え方を示し、飲食店での注文端末などのビジネス用途やデジタルサイネージなども含めて「将来的には大型モデルまですべてスレートという名前で市場を創っていく」とした。
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