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e-onkyo、ハイレゾとiVDRの可能性を語る

4K/8K録画に対応するiVDR新規格を制定へ − 「iVDR EXPO 2013」開催

公開日 2013/05/31 21:00 ファイル・ウェブ編集部
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「アイヴィブルーでBDレコーダー市場に立つ」− マクセル 和田氏が商品戦略を語る

会場には、日立マクセル(株)コンシューマー 事業部商品企画部担当部長 和田修司氏が登壇し、アイヴィブルーの商品戦略などについて説明を行った。

「これまで私たちは、日立の薄型テレビ“Wooo”のユーザーに幅広く使用されるようにiVDR準拠のカセットHDDおよび対応製品の開発に取り組んできた」と和田氏は説明。「iVDRレコーダーのユーザーに調査を実施したところ、HDDを搭載してほしい、BDディスクに対応してほしいという声があった」と、アイヴィブルーの開発のきっかけについて語った。

和田修司氏

iVDRレコーダー購入者の主な要望

さらに、「これまでのiVDRレコーダーは、HDDレコーダーの位置づけでテレビのオプションのような製品として販売してきたが、量販店では明確な売り場が確立されていない。そこで日立マクセルとしては、アイヴィブルーでBDレコーダー市場に立つ」と商品戦略について説明。他社にない差別化を狙えるBDレコーダーとしてアピールしていくという。「ターゲットはWoooユーザーや、BDレコーダーの買い替えを図っている客層。カセットの拡販や、周辺機器の充実、コンソーシアムの活性化を図っていく」とした。なお、開発当初はVHSに対応することも考えたというが、コストの面からVHSは省略することとしたという。

iVは累計出荷100万台を突破している

日立は、アイヴィブルーでBDレコーダー市場に参入

「4月の発売から1ヶ月が経過したが、発売のタイミングがベストだったと思っている。6月商戦に向けて、さらに注力していきたい。これからが勝負なので、様々な販促を行い、アイヴィブルーおよびiVDRをしっかり訴求していきたい」と語った。

これまでのiVDRユーザーはいわゆる“マニアック層”で、ヘビーユーザーが連ドラやアニメ、アイドルの出演番組を録画して楽しむというシーンが多かったという。ここから、同社ではアイヴィブルーのキャンペーンキャラクターに、アイドルグループ“私立恵比寿中学”を起用。和田氏は「今までのマクセルには無い路線だが、アイドルを好むユーザー層にアピールしていきたい」と採用理由を述べた。6月14日から、アイヴィブルー購入者を対象としたエビ中のグッズが当たるキャンペーンも実施する。

キャンペーンキャラクターにアイドル“私立恵比寿中学”を起用

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