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板東社長が戦略を説明

ひかりTV、ダウンロード視聴対応などスマホ連携強化 − 2014年2月に4Kトライアルも

公開日 2013/10/21 18:31 ファイル・ウェブ編集部
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そして、クラウドゲームの開始、音楽配信の提供楽曲拡充、電子端末コンテンツの充実、Androidチューナー用アプリの提供など、様々な取り組みを行っていることを改めて紹介。「テレビ向けサービスとしてこれだけ多彩なコンテンツを楽しめるのは他に例はないのではないか」と胸を張る。

マルチデバイスの仕組みを構築していると紹介

一方、VODについても「視聴回数が順調に伸びて、過去最高を記録した」とコメント。「『進撃の巨人』や『半沢直樹』など強力なコンテンツがあった」と要因を分析し、「特に進撃の巨人は、地上波は数局のみの放送だったが、ネットで見られるということで『ひかりTVに入ってよかった』というつぶやきが結構あっって、そのおかげもあって加入が伸びた」と述べた。

1ヶ月あがりのVOD視聴回数が約2,600万回に達した

こうした背景を受け、同社ではスマートTVを中心としたマルチデバイスの隔離や音楽・ゲームなど新たなビジネスの展開を行う時期に来たと考えていると説明。「音楽やゲーム、ショッピング、Eブックなど新たな事業展開を現在一生懸命取り組んでいるところ」だとし、「ほぼマルチデバイスの仕組みは確立できたのではないかと思っている。『映像プラットフォーム』でなく、『マルチプラットフォーム』ということで構築してきた」と言葉を続け、こうした仕組みの上でサービスの拡充を図っていくとした。

そして最後に、「我々はスマートTVをコンセプトに打ち出そうと取り組んでいる」とコメント。「携帯電話がスマホに進化したのを見ていれば、テレビでも同じことが起こるのではないか。電話はiモードでネットにつながり、スマホでさらに進化した。テレビもブロードバンドのインフラが整備された。テレビが双方向になった瞬間、スマホと同じような変化のプロセスを辿るのではないか」とし、「ひかりTVこそスマートTVだと言ってもらえるよう全力で取り組んでいく」と締めくくった。

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