板東社長が戦略を説明
ひかりTV、ダウンロード視聴対応などスマホ連携強化 − 2014年2月に4Kトライアルも
詳細は未定だが「視聴開始から48時間か72時間まで視聴権利が保持され、ダウンロード後のコンテンツはユーザーが手動で削除することになる予定」(同社説明員)という。また、保存先は本体メモリーとメモリーカードを選択できるほか、ダウンロードしておける作品数にも制限はない。
そのほか、Android採用のトリプルチューナー「ST-3200」でのDLNA連携機能も11月より拡大。現在は録画番組とVODのみの対応となっているDLNA/DTCP-IP対応端末での視聴において、新たに放送チャンネルにも対応する。
加えて、NHKオンデマンドもマルチデバイス対応へと強化。ひかりTVでのNHKオンデマンドの単品および見放題パックを、PC/スマホ/タブレットでマルチ視聴できるようにする。本件については10月28日より「あまちゃん」など人気作品から順次対応させていく予定。
さらに、クラウドゲームサービス「ひかりTVゲーム」もマルチデバイス化。11月からはスマホ/タブレットからもゲームをプレイできるようにする。また、12月からはスマホ/タブレットをコントローラーにしてのモーションプレイにも対応予定。例えばスマホを振って弓矢を放つなどといった遊び方ができるようになる。
■ドラマなどを連続視聴可能に
ゲームコンテンツに関しては、専門学校などのゲームクリエーター教育機関と提携し、学生が制作したコンテンツをひかりTV全会員に無料提供する取り組みも2014年1月から実施。また、人気作品の続編や新規制作にあたってはファンド運営会社と協業し、クラウドファンディングにより本格商用化を実施する。こうしたクリエーター支援を通じたコンテンツ制作スキームの展開を今後は映像コンテンツや商品開発での展開も検討しているという。