板東社長が戦略を説明
ひかりTV、ダウンロード視聴対応などスマホ連携強化 − 2014年2月に4Kトライアルも
「下町ボブスレー」は、大田区の町工場が中心となって国産ボブスレーの開発を行う「下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会」に密着してのドキュメント作品。ひかりTVとして同委員会に協賛し、4Kによるボブスレー映像を制作する。
なお、トライアルではチューナーをモニターユーザー宅に設置するなどといった方法ではなく、ショールームなどでのデモとなる予定。この点について同社代表取締役社長の板東浩二氏は、「現在、各社から4K対応テレビが発売されているが(配信されたコンテンツの)4Kデコードには対応していないため」と説明。「いろいろなところに声をかけており、できるだけ多くの方にご覧いただけるようにしたい。少なくともNTTグループの主要な展示場では見られるようにしたい」とした。
そして「2020年の東京五輪のことも含め、4Kや8Kを取り巻く状況は刻々と変わっていくだろう。我々の商用サービスもしっかりタイミングを見てキャッチアップしていきたい」と語った。
■ダウンロード視聴対応などスマホ/タブレット連携強化
ひかりTVのコンテンツをスマートフォン/タブレットでストリーミング視聴できるアプリ「ひかりTVどこでも」をアップデートし、ダウンロード視聴にも対応させることも発表した。
同サービスは2014年1月からの提供開始を予定しており、追加料金等も不要。HD画質(720p)での「最高画質」、SD画質でフレームレートの異なる「高画質」「標準画質」(※両者のフレームレート数値は非公開)の3段階から選択してコンテンツを端末にダウンロードでき、これにより例えば飛行機搭乗中などオフライン時でも番組を視聴できるようになる。