ヘッドホン「PA-1」は平面駆動型を採用
<ヘッドホン祭>OPPO、同社初のヘッドホン「PM-1」とDSD対応ヘッドホンアンプ「HA-1」を発表
OPPO Digital Japan(株)は26日より始まった「秋のヘッドホン祭 2013」にて、OPPO Digitalの平面駆動型ヘッドホン「PM-1」およびDAC内蔵ヘッドホンアンプ「HA-1」を発表した。ヘッドホン、ヘッドホンアンプともに同社が手掛けるのは初めて。発売時期は両機とも2013年末を予定しており、価格は未定。
発表会には米国OPPO Digitalのプロダクトマネージャーで、「PM-1」「HA-1」に加えてBDプレーヤー「BDP-105」などの音作りも担当したChristopher Vick氏が登壇。製品のコンセプトや特徴を紹介した。
■平面駆動型ヘッドホン「PM-1」
「PM-1」は同社初となるオーバーヘッド型ヘッドホンで、平面駆動型を採用した。Vick氏によれば、様々な方式を試したが、平面駆動型が最も音質が良かったことから採用を決めたとのこと。ネオジウムマグネットによるFEMオプティマイズド・マグネットシステムを用いたことも特徴だ。ダイアフラムは7層から構成され、極薄の素材が用いられている。
ケーブルは着脱可能で、ステレオ標準端子を採用。L字タイプとストレートタイプのステレオミニ変換ケーブルも付属している。
Vick氏は音作りについて、「躍動感があり、かつ聴き疲れのしないサウンドを目指した」と説明する。また価格については「現時点では明かせないがコストパフォーマンスには自信がある」と述べた。
OPPO Digitalがヘッドホンを手がけるのは今回が初めてだが、開発には約2年を要したという。また、Vick氏はラインナップ展開について、現状では考えていないと説明した。なおヘッドホンアンプ「HA-1」はバランス駆動用の4pinを備えているが、本製品にはバランスケーブルが付属しない。「バランスケーブルは発売されるのか」という質問に対しては、「いずれ何かしらの発表があるのでは」との回答にとどまった。
■DAC内蔵ヘッドホンアンプ「HA-1」
「HA-1」はUSB-DACを内蔵したヘッドホンアンプで、Bluetoothにも対応する。ヘッドホン出力についてはステレオ標準端子に加え、バランス駆動用の4pinキャノン端子も搭載する。
Vick氏によれば、BDプレーヤー「BDP-105」に搭載されたヘッドホンアンプが好評だったこともあり、単体のヘッドホンアンプも開発しようという機運が高まった結果、本製品の登場に至ったという。
DAC部については、ESS 9018を搭載。USB入力はDoP方式による5.6MHz/2.8MHzのDSD再生、192kHz/24bitを含むPCM再生に対応する。加えて、AES/EBU入力、同軸デジタル入力、光デジタル入力を各1系統搭載する。
Bluetoothはapt-Xコーデックに対応。スマートフォンやポータブルプレーヤーの音源をワイヤレスで本機から再生できる。また、Bluetooth接続したスマートフォンから本機を操作するための専用アプリも開発中とのこと。
アナログ入力端子も搭載し、XLRを1系統、RCAを1系統装備。プリアンプ機能も備え、アナログ出力もXLRを1系統、RCAを1系統装備する。Vick氏によりえば、ボリュームとアナログ出力のクオリティには特にこだわったという。
電源部にはトロイダルトランスを搭載。本体前面のディスプレイは有機EL、入力された信号のスペックや音量メーター、スペクトラムなどを表示できる。
発表会ではオーディオライターの佐々木喜洋氏も登壇し、両製品についての解説を行った。「PM-1」が平面駆動方式を採用した点については、同方式はフラットな再現が可能で音質的に優位性があり、60年代から使われていたが、価格や使いこなしの難しさから現時点でもブランド数が限られていると説明。また、平面駆動型ヘッドホンについてはアンプの駆動力が必要な場合が多いが、「PM-1」については非常に鳴らしやすいモデルになっていると述べた。
HA-1については、DACチップにESS 9018を採用したことがポイントと述べ、繊細な再現が可能な一方で、音楽性のある聴きやすさも備えていると述べていた。
発表会には米国OPPO Digitalのプロダクトマネージャーで、「PM-1」「HA-1」に加えてBDプレーヤー「BDP-105」などの音作りも担当したChristopher Vick氏が登壇。製品のコンセプトや特徴を紹介した。
■平面駆動型ヘッドホン「PM-1」
「PM-1」は同社初となるオーバーヘッド型ヘッドホンで、平面駆動型を採用した。Vick氏によれば、様々な方式を試したが、平面駆動型が最も音質が良かったことから採用を決めたとのこと。ネオジウムマグネットによるFEMオプティマイズド・マグネットシステムを用いたことも特徴だ。ダイアフラムは7層から構成され、極薄の素材が用いられている。
ケーブルは着脱可能で、ステレオ標準端子を採用。L字タイプとストレートタイプのステレオミニ変換ケーブルも付属している。
Vick氏は音作りについて、「躍動感があり、かつ聴き疲れのしないサウンドを目指した」と説明する。また価格については「現時点では明かせないがコストパフォーマンスには自信がある」と述べた。
OPPO Digitalがヘッドホンを手がけるのは今回が初めてだが、開発には約2年を要したという。また、Vick氏はラインナップ展開について、現状では考えていないと説明した。なおヘッドホンアンプ「HA-1」はバランス駆動用の4pinを備えているが、本製品にはバランスケーブルが付属しない。「バランスケーブルは発売されるのか」という質問に対しては、「いずれ何かしらの発表があるのでは」との回答にとどまった。
■DAC内蔵ヘッドホンアンプ「HA-1」
「HA-1」はUSB-DACを内蔵したヘッドホンアンプで、Bluetoothにも対応する。ヘッドホン出力についてはステレオ標準端子に加え、バランス駆動用の4pinキャノン端子も搭載する。
Vick氏によれば、BDプレーヤー「BDP-105」に搭載されたヘッドホンアンプが好評だったこともあり、単体のヘッドホンアンプも開発しようという機運が高まった結果、本製品の登場に至ったという。
DAC部については、ESS 9018を搭載。USB入力はDoP方式による5.6MHz/2.8MHzのDSD再生、192kHz/24bitを含むPCM再生に対応する。加えて、AES/EBU入力、同軸デジタル入力、光デジタル入力を各1系統搭載する。
Bluetoothはapt-Xコーデックに対応。スマートフォンやポータブルプレーヤーの音源をワイヤレスで本機から再生できる。また、Bluetooth接続したスマートフォンから本機を操作するための専用アプリも開発中とのこと。
アナログ入力端子も搭載し、XLRを1系統、RCAを1系統装備。プリアンプ機能も備え、アナログ出力もXLRを1系統、RCAを1系統装備する。Vick氏によりえば、ボリュームとアナログ出力のクオリティには特にこだわったという。
電源部にはトロイダルトランスを搭載。本体前面のディスプレイは有機EL、入力された信号のスペックや音量メーター、スペクトラムなどを表示できる。
発表会ではオーディオライターの佐々木喜洋氏も登壇し、両製品についての解説を行った。「PM-1」が平面駆動方式を採用した点については、同方式はフラットな再現が可能で音質的に優位性があり、60年代から使われていたが、価格や使いこなしの難しさから現時点でもブランド数が限られていると説明。また、平面駆動型ヘッドホンについてはアンプの駆動力が必要な場合が多いが、「PM-1」については非常に鳴らしやすいモデルになっていると述べた。
HA-1については、DACチップにESS 9018を採用したことがポイントと述べ、繊細な再現が可能な一方で、音楽性のある聴きやすさも備えていると述べていた。