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140インチ超の大画面を投写可能

【CES】ソニー、生活空間を変える4K超短焦点プロジェクター「Life space UX」を今夏発売

公開日 2014/01/08 03:22 ファイル・ウェブ編集部
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現地時間7日午前、ソニーの平井一夫CEOは、CESのキーノートスピーチを行った。

くわしいスピーチの内容は別途お伝えするが、平井CEOは、繰り返し「『WOW』とみなさんに感じてもらえるような製品を提供していく」と述べ、日本語の「感動」という言葉を持ち出すなど、心を動かすような素晴らしい製品作りを行う必要性を強調した。

その「WOW」をもたらす製品の一つとして平井氏が紹介したのが、超短焦点プロジェクター「Life space UX」だ。今夏までに米国で発売する。価格については、おおよそ3〜4万ドル程度を見込んでいるという。

「Life space UX」

一見するとプロジェクターには見えず、家具のような外観となっている。壁に近接配置し、壁に最大で145インチの4K映像を表示することが可能。映画などだけでなく、たとえば海岸や街の風景など、環境映像を表示することを主に想定しており、壁がそのまま動く窓のようになる。その名の通り生活空間のUXを変えることをねらっている。

「Life space UX」の使用イメージ

CESの同社ブースに特設コーナーが設けられ、実際に本機を体感できる。

CESのソニーブースに置かれた「Life space UX」

撮像素子には0.74型の4K SXRDパネルを仕様。投写レンズは電動ズームで、約1.6倍のズームが可能。フォーカスも電動となる。

画面サイズは66インチ〜147インチで、光源はレーザーダイオード。2,000ルーメンという高輝度も実現し、薄明るい部屋でもクッキリとした映像が楽しめる。

実際の映像投写デモ

入力端子としてHDMI入力を4系統装備。4k/60p入力に対応しているが、この場合の色信号は4:2:0/8ビットとなる。

高画質化機能では、4K X-Reality PROやトリルミナスディスプレイ、オートカラーキャリブレーション、モーションフローなどを搭載。またフルHD入力時は3Dに対応し、無線3Dトランスミッターも搭載。ピクチャーポジションメモリー機能も備えている。

なお、本体は中央のプロジェクター部とスピーカーユニット部、および両脇のキャビネットがセパレートする構造を採用している。プロジェクター部の外形寸法は1,100W×265H×535Dmm、スピーカーユニット部は200W×265H×535Dmm、キャビネット部は600W×265H×535Dmm。

キャビネット部とスピーカー部、プロジェクター部はセパレートする事が可能だ

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