YSP-2200の後継。細部刷新で音質向上も
ヤマハ、4K/60p対応の2ユニットサウンドバー「YSP-2500」− 無線サブウーファー採用
ヤマハは、デジタルサウンドプロジェクター“YSP”シリーズの新モデルとして、4K/60p映像のHDMI入力に対応する2ユニット型の「YSP-2500」を7月下旬に発売する。価格はオープンだが、93,000円前後での実売が予想される。
2010年に登場しヒットモデルとなった「YSP-2200(関連ニュース)」の後継機に位置づけられる製品。独自技術でビーム化した音を壁に反射させてリアルなサラウンドを実現する。ビームスピーカーを16個搭載し7.1ch再生に対応するフロントサラウンドバーと、縦置き/横置き両対応のサブウーファーによる2ユニット構成は従来モデルからそのまま引き継いでいる。実用最大出力はサラウンドバー部が32Wで、サブウーファー部が75W。
YSP-2500は、YSPシリーズとして初めてHDMI 2.0規格に準拠するHDMI端子を装備しており、4K/60p映像ソースに対応する。
また、サブウーファーをワイヤレス接続できるアクティブ型に進化させたことも大きな特徴。ワイヤレス接続には2.4GHz帯を使用しており、最大10mの距離まで離して設置できる。外観デザインも刷新し、サラウンドバー部の脚部に取り外し可能なレッグを備えるなど、設置の自由度を向上させている。レッグ取り外し時の本体高さは約51mmまで抑えた。
機能面では新しくBluetoothにも対応しており、スマホなど外部機器の音楽をBluetooth経由で再生できる。Bluetooth規格はVer2.1+EDRに準拠。対応プロファイルはA2DP/SPPで、コーデックはaptX/SBCをサポートする。ヤマハのサウンドバー用操作アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」からの操作にも対応する。また、Bluetooth機器と電源連動できる「Bluetoothスタンバイモード」も搭載している。
音声再生機能としては、ステレオモードとシネマDSPモードを用意。なお、フロントサラウンドバー部に2.8cmのビームスピーカーを16個搭載し、サブウーファー部に10cmユニットを2基搭載する内部構成は従来モデルと同一だが、ステレオ再生時に左右のセパレーションをより良くするなど音質向上も図っている。
まずフロントサラウンドバー部は、ビームスピーカーを駆動するデジタルアンプを変更。使用している電源用コンデンサを最適化することで、クリアで深みのある中低域の再現を狙った。加えて、高域の伸びも確保できるように新デザインにあわせてチューニングをしなおしているという。また、ビームスピーカーの位置も従来モデルと比べて少し手前に配置しており、「音のビーム」の放射が筐体に影響されにくいように調整している。
サブウーファー部は、キャビネットの内部構造を強化させており、板厚を増すことによって不要振動を低減。また、インピーダンスの低減化により信号変化による電源への影響も抑えることで、安定した豊かな低域を実現できるように配慮している。
そのほかに、圧縮音源を補間する「ミュージックエンハンサー」も搭載。そのほか、台詞の帯域を聴こえやすくする「クリアボイス」や、「テレビリモコンリピーター」などの便利な機能にも対応する。
入力端子はHDMI/光デジタル/同軸デジタル/アナログRCAを搭載。出力端子はHDMI端子を1系統搭載しており、OSDの日本語設定メニュー表示にも対応。そのほか、バーチャルサラウンド対応のヘッドホン出力端子も新しく備えている。
■専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」がUIデザイン刷新
なお、iOS/Android向けの操作アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」については、7月9日より最新バージョンが公開される予定。
今回のバージョンアップによって、従来の便利な操作機能はそのままに、優しい色で見やすいUIデザインに刷新する。
■“YSPシリーズ”10周年記念サイトも公開
ヤマハでは、“YSPシリーズ”が今年で10周年を迎えることを記念し、特設サイトを本日より公開している。
▼「ヤマハ独自のサラウンド技術 YSPのすべて」
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/special/ysp_10th/
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-011-808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
2010年に登場しヒットモデルとなった「YSP-2200(関連ニュース)」の後継機に位置づけられる製品。独自技術でビーム化した音を壁に反射させてリアルなサラウンドを実現する。ビームスピーカーを16個搭載し7.1ch再生に対応するフロントサラウンドバーと、縦置き/横置き両対応のサブウーファーによる2ユニット構成は従来モデルからそのまま引き継いでいる。実用最大出力はサラウンドバー部が32Wで、サブウーファー部が75W。
YSP-2500は、YSPシリーズとして初めてHDMI 2.0規格に準拠するHDMI端子を装備しており、4K/60p映像ソースに対応する。
また、サブウーファーをワイヤレス接続できるアクティブ型に進化させたことも大きな特徴。ワイヤレス接続には2.4GHz帯を使用しており、最大10mの距離まで離して設置できる。外観デザインも刷新し、サラウンドバー部の脚部に取り外し可能なレッグを備えるなど、設置の自由度を向上させている。レッグ取り外し時の本体高さは約51mmまで抑えた。
機能面では新しくBluetoothにも対応しており、スマホなど外部機器の音楽をBluetooth経由で再生できる。Bluetooth規格はVer2.1+EDRに準拠。対応プロファイルはA2DP/SPPで、コーデックはaptX/SBCをサポートする。ヤマハのサウンドバー用操作アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」からの操作にも対応する。また、Bluetooth機器と電源連動できる「Bluetoothスタンバイモード」も搭載している。
音声再生機能としては、ステレオモードとシネマDSPモードを用意。なお、フロントサラウンドバー部に2.8cmのビームスピーカーを16個搭載し、サブウーファー部に10cmユニットを2基搭載する内部構成は従来モデルと同一だが、ステレオ再生時に左右のセパレーションをより良くするなど音質向上も図っている。
まずフロントサラウンドバー部は、ビームスピーカーを駆動するデジタルアンプを変更。使用している電源用コンデンサを最適化することで、クリアで深みのある中低域の再現を狙った。加えて、高域の伸びも確保できるように新デザインにあわせてチューニングをしなおしているという。また、ビームスピーカーの位置も従来モデルと比べて少し手前に配置しており、「音のビーム」の放射が筐体に影響されにくいように調整している。
サブウーファー部は、キャビネットの内部構造を強化させており、板厚を増すことによって不要振動を低減。また、インピーダンスの低減化により信号変化による電源への影響も抑えることで、安定した豊かな低域を実現できるように配慮している。
そのほかに、圧縮音源を補間する「ミュージックエンハンサー」も搭載。そのほか、台詞の帯域を聴こえやすくする「クリアボイス」や、「テレビリモコンリピーター」などの便利な機能にも対応する。
入力端子はHDMI/光デジタル/同軸デジタル/アナログRCAを搭載。出力端子はHDMI端子を1系統搭載しており、OSDの日本語設定メニュー表示にも対応。そのほか、バーチャルサラウンド対応のヘッドホン出力端子も新しく備えている。
■専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」がUIデザイン刷新
なお、iOS/Android向けの操作アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」については、7月9日より最新バージョンが公開される予定。
今回のバージョンアップによって、従来の便利な操作機能はそのままに、優しい色で見やすいUIデザインに刷新する。
■“YSPシリーズ”10周年記念サイトも公開
ヤマハでは、“YSPシリーズ”が今年で10周年を迎えることを記念し、特設サイトを本日より公開している。
▼「ヤマハ独自のサラウンド技術 YSPのすべて」
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/special/ysp_10th/
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-011-808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
関連リンク
- ジャンルフロントサラウンドシステム
- ブランドYAMAHA
- 型番YSP-2500
- 発売日2014年8月上旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格93,000円前後)
【SPEC】<アンプ部>●実用最大出力:32W <サブウーファー部>●型式:バスレフ型 ●使用ユニット:10cmコーン型ウーファー(非防磁)×2 ●出力:75W(100Hz、5Ω、10%THD) ●ダイナミックパワー:130W <スピーカー部>●型式:密閉型 ●使用ユニット:2.8cmコーン型ビーム用スピーカー(防磁)×16 <総合>●Bluetoothバージョン:ver.2.1+EDR ●対応プロファイル:A2DP/SPP ●対応コーデック:SBC/aptX ●入力端子:HDMI×3、音声…アナログ×1、光デジタル×1、同軸デジタル×1 他 ●出力端子:HDMI×1、サブウーファー出力×1、ヘッドホン×1 他 ●消費電力:センターユニット…24W、サブウーファー…45W ●外形寸法:センターユニット…944W×51H×144Dmm(脚部除く)、サブウーファー…147W×444H×353Dmm(縦置き時) ●質量:センターユニット…4kg、サブウーファー…7.9kg