スマートフォンの不振が主因
ソニー、今期2,300億円の赤字予想 ー モバイル分野の減損処理で
ソニーは、モバイル・コミュニケーション分野における中期計画を見直した結果、今年第2四半期の営業権全額となる1,800億円を営業損失として計上する。
これにともない、2014年度通期の連結業績見通しも見直す。7月時点では、営業損益は1,400億円の黒字、純損益は500億円の赤字との見通しだったが、本日時点での見通しでは、営業損益は400億円の赤字、純損益も2,300億円の赤字となった。
ソニーは今年7月、スマートフォン事業を展開するモバイル・コミュニケーション分野について、当初見込みより販売が苦戦していることを受け、同分野の中期計画を変更した(関連ニュース)。具体的な施策は、一部地域における戦略の見直し、高付加価値ラインアップへの集中、普及価格帯モデルの削減など。販売台数は追わず、利益を確保していく戦略に変更した。
この新しい中期計画では、以前の以中期計画と比べて将来キャッシュ・フローが低くなる見込みで、モバイル・コミュニケーション事業の価値が減少したため、今回、同分野の営業権全額の減損約1,800億円を営業損失として計上することになった。
これにともない、2014年度通期の連結業績見通しも見直す。7月時点では、営業損益は1,400億円の黒字、純損益は500億円の赤字との見通しだったが、本日時点での見通しでは、営業損益は400億円の赤字、純損益も2,300億円の赤字となった。
ソニーは今年7月、スマートフォン事業を展開するモバイル・コミュニケーション分野について、当初見込みより販売が苦戦していることを受け、同分野の中期計画を変更した(関連ニュース)。具体的な施策は、一部地域における戦略の見直し、高付加価値ラインアップへの集中、普及価格帯モデルの削減など。販売台数は追わず、利益を確保していく戦略に変更した。
この新しい中期計画では、以前の以中期計画と比べて将来キャッシュ・フローが低くなる見込みで、モバイル・コミュニケーション事業の価値が減少したため、今回、同分野の営業権全額の減損約1,800億円を営業損失として計上することになった。