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50mmのHDドライバーユニット搭載

パナソニック、“超多層”振動板採用の“ハイレゾ”ヘッドホン「RP-HD10」

公開日 2014/09/26 17:20 ファイル・ウェブ編集部
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パナソニックは、50kHzまでの高域再生に対応したオーバーヘッド型ヘッドホン「RP-HD10」を10月17日に発売する。価格はオープンだが、24,000円前後での実売が予想される。

RP-HD10

数百層に積層した玉虫色光沢の超多層フィルム(MLF)振動板を採用した、50mmのHDドライバーユニットを搭載するモデル。4Hz~50kHzの広帯域に対応する。

超多層フィルム(MLF)振動板

なお、ボイスコイルやマグネット等、磁気回路などの構成要素も新たに設計されたものを採用。大振幅に含まれる小さな振幅まで振動板を正確に駆動させるとしている。ドライバーフレームには、振動減衰性に優れるとされる新材料PN041(PLA=生分解樹脂の一種)を採用。これにより、ドライバーの不要な振動・共振を抑え、濁りの少ない再生を実現するという。本技術は特許出願中とのこと。

再生周波数帯域は上述の通り4Hz~50kHzで、インピーダンスは18Ω、音圧感度は92dB/mW。最大入力は1,500mWとなる。

ヘッドバンド部には、こちらも特許出願中だという新設計の「HSアジャスト機構」を採用。ハウジングを最適な位置に固定したまま、ヘッドバンドを水平方向にスライドさせて最適位置に調整することができる。頭の形状に応じた最もフィットする装着状態を実現するよう配慮している。

さらに、人間工学に基づいて設計された低反発クッション採用の「エルゴノミック3Dイヤーパッド」を備えており、イヤーパッドが耳周りの形状にしっかりフィットするようにしている。同時に密閉性・遮音性も高めた。

なおケーブルは着脱式で、製品には約1.2mと約3.0mの2種類のケーブルを付属する。そのほか、標準プラグアダプターやキャリングポーチなどが同梱される。

【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

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