東芝、4Kチューナー内蔵/全録対応の最上位4Kテレビ“REGZA Z10X”

そして、録画した番組をより探しやすいよう配慮した「ざんまいプレイ」が「ざんまいスマートアクセス」に進化。リモコンの「ざんまい」ボタンを押すと画面下部に録画済みコンテンツが表示されるUIにより、視聴中の番組をそのままにしたままで録画コンテンツを確認できる。そして、ジャンルを選択するとユーザーへのおすすめ番組を自動で絞り込み表示する。

さらに、声によるコンテンツ検索にも新たに対応。リモコンの「ボイス」ボタンを押してからリモコンに向かって、「●●（番組名）が見たい」「△△（人名）が出ている番組は？」「サッカーの試合を見たい」などといった具合に、番組名や番組ジャンルを言うだけでコンテンツを検索できる。

一度検索した後に追加で絞り込み検索することも可能。「サッカーが見たい」で結果が表示された後に「昨日放送された試合で絞り込んで」といったようにリモコンへ話しかけることで絞り込みを行える。また、「音楽のシーンが見たい」などといった具合にシーン検索も可能。



なお、コンテンツ検索は全録された番組だけでなく、テレビをインターネット接続していれば「YouTubeの○○が見たい」などといった指示にも対応。また、録画予約もボイス操作で行え、例えば「地デジのゴルフを予約したい」と話しかけると、今後放送予定のゴルフ番組一覧が表示される。

同機能では、クラウドを経由して声を高精度に識別。独自のアルゴリズムによってユーザーの意図を正確に理解するという。

ボイス操作のほか、スマートフォンアプリによる操作「TimeOn 番組シーン検索」にも新たに対応。iOSには10月中旬、Androidは来春にアプリの無償提供を開始する予定。なお、本機能はZ10Xだけでなく、同時発表されたJ10X、従来モデルのZ9X/J9X/Z8/J8/G9/Z8X/Z7/J7でも利用できるようになる。

アプリでは、番組ジャンルによるアイコンが並び、そのアイコンをタップするとジャンルごとの番組一覧が絞り込まれるといったUIを採用。もちろんフリーワードによるキーワード検索も行えるほか、キーワードを登録しておくこともできる。

検索は番組単位だけでなく、シーン単位でも可能。番組の各コーナーがシーンリストに一覧表示され、自分が観たいシーンから再生することができる。そのほか、番組内で紹介された店舗や商品の情報をチェックすることもできる。

■“レグザサーバー”接続時には「タイムシフトリンク」も

全録レコーダー“レグザサーバー”を接続して本機のUIを通して利用できる「タイムシフトリンク」も新搭載。レグザサーバーをHDMIで接続して同一ネットワーク内に置くことで、タイムシフトマシン機能を「ざんまいスマートプレイ」で紹介したものと同じUIで利用できるようになる。