ソニー/オンキヨー/TEAC/KEF
【ヘッドホン祭】ソニーのハイレゾワールドを堪能/KOSS新ヘッドホン参考展示/オンキヨーが提案するPCレスハイレゾ再生
ヘッドホン/イヤホン関連のメーカーが集うイベント「秋のヘッドフォン祭2014」が中野サンプラザで開幕した。会期は明日10月26日まで。本項ではソニー、オンキヨー、TEAC、KEFブースのもようをお伝えする。
■ソニー
ソニーブースには、4Hz〜100kHzまでの再生に対応した新開発70mmドライバー搭載“ハイレゾ対応”ヘッドホン「MDR-Z7」や、バランス駆動対応ポタアン「PHA-3AC」など注目の新製品が一堂に会している。
なかでも注目を集めていたのは、「MDR-Z7」と「PHA-3AC」、そして米KIMBER KABLE社とコラボした2.0mバランス接続用ケーブル「MUC-B20BL1」(実売予想価格24,000円前後)を組み合わせて試聴できるシステムだ。広大な音の広がりと、本当にその場で演奏しているかのようなリアリティ溢れるサウンドを楽しめる(岩井喬氏によるレビューはこちら)。
また、10月24日に発売されたばかりのヘッドホン「MDR-1A」「MDR-1ADAC」も注目だ。「MDR-1A」は「MDR-1R」の後継機にあたるモデルで、新開発の40mmHDドライバーを搭載。振動板のコルゲーションの数を増やすハイコンプライアンス化により低域再現性を高めつつ、100kHzの高域再生にも対応するHD振動板形状を採用することで、ハイレゾ対応をうたっている(製品の詳細はこちら)。バランス駆動に対応し、「PHA-3」と組み合わせた使用も可能だ。
「MDR-1ADAC」は、MDR-1AにUSB-DAC機能を内蔵させたもの。USB-DAC部は192kHz/24bitのPCMに加え、PCM変換での再生となるがDSD 2.8MHz/5.6MHzに対応する。内蔵アンプはハイレゾ対応の「S-Master HX」。ウォークマン、Xperia、iPhone/iPad/IPodとのデジタル接続にも対応する。
そのほかにも、ハイレゾ対応ウォークマンやハイレゾ対応HDDプレーヤー「HAP-Z1ES」などとの組み合わせも用意。ハイレゾ、そしてソニー製品の魅力をたっぷり体験できるブースとなっている。
■オンキヨー&e-onkyo music
オンキヨーは、開発発表したオーディオ向けNAS(関連ニュース)やハイレゾ再生アプリ「Onkyo HF Player」Android向けトライアル版などを参考出展していた。
既報の通り、同社ではPCレスでe-onkyo musicのハイレゾ音源を楽しめる環境を促進するために取り組んでいる。e-onkyo musicのスマホ向けサイトも開設され、ハイレゾ音源の閲覧、試聴、検索、購入、ダウンロードまでの一連の操作をスマホのみで行えるようになった。
開発中のNASを使えば、e-onkyo musicの購入音源を、PCレスで直接ダウンロードすることができる。またMacユーザーも、本製品のダウンローダー機能を使えば一括で購入音源をDLできるようになるといったメリットもあるとのことだ。
そのほか、5.6MHz DSDにも対応したネットワークCDレシーバー「CR-N765」(関連ニュース)とオーディオ向けNASを組み合わせた試聴や、スタートしたばかりの5pb.RecordsやF.I.X. RECORDSの音源を使った試聴、ドコモのハイレゾ対応スマホを使った試聴などを行っていた。
■TEAC
既報のとおり、ティアックは本日DSDネイティブ再生に対応したポータブルヘッドホンアンプ/プレーヤー「HA-P90SD」を正式発表した。そちらの詳細は本記事をご覧いただくとして、本稿では13階のTEACブースに出展されていた製品群をレポートしよう。
13階ブースにも勿論「HA-P90SD」は登場しており、多数の来場者が試聴を求めて足を運んでいた。また同社が取り扱うベイヤーダイナミック社のヘッドホンもずらりと取り揃えられていた。
参考出展品として、KOSSのヘッドホンのカジュアルライン「SP330」「Pro4S」「SP540」「BT540i」、そしてポータブルBluetoothスピーカー「BTS1」が登場していた。いずれも国内販売時期や価格は未定。ヘッドフォン祭での反応を見つつ投入を決めたいとのことだ。
■KEF
KEFは、ヘッドホン「M500」とイヤホン「M200 COMP」を出展。イヤホン「M200 COMP」は、従来モデル「M200」に値段据え置きのままコンプライ製イヤチップが付属したモデルとなる。既に10月から販売を行っている。
■ソニー
ソニーブースには、4Hz〜100kHzまでの再生に対応した新開発70mmドライバー搭載“ハイレゾ対応”ヘッドホン「MDR-Z7」や、バランス駆動対応ポタアン「PHA-3AC」など注目の新製品が一堂に会している。
なかでも注目を集めていたのは、「MDR-Z7」と「PHA-3AC」、そして米KIMBER KABLE社とコラボした2.0mバランス接続用ケーブル「MUC-B20BL1」(実売予想価格24,000円前後)を組み合わせて試聴できるシステムだ。広大な音の広がりと、本当にその場で演奏しているかのようなリアリティ溢れるサウンドを楽しめる(岩井喬氏によるレビューはこちら)。
また、10月24日に発売されたばかりのヘッドホン「MDR-1A」「MDR-1ADAC」も注目だ。「MDR-1A」は「MDR-1R」の後継機にあたるモデルで、新開発の40mmHDドライバーを搭載。振動板のコルゲーションの数を増やすハイコンプライアンス化により低域再現性を高めつつ、100kHzの高域再生にも対応するHD振動板形状を採用することで、ハイレゾ対応をうたっている(製品の詳細はこちら)。バランス駆動に対応し、「PHA-3」と組み合わせた使用も可能だ。
「MDR-1ADAC」は、MDR-1AにUSB-DAC機能を内蔵させたもの。USB-DAC部は192kHz/24bitのPCMに加え、PCM変換での再生となるがDSD 2.8MHz/5.6MHzに対応する。内蔵アンプはハイレゾ対応の「S-Master HX」。ウォークマン、Xperia、iPhone/iPad/IPodとのデジタル接続にも対応する。
そのほかにも、ハイレゾ対応ウォークマンやハイレゾ対応HDDプレーヤー「HAP-Z1ES」などとの組み合わせも用意。ハイレゾ、そしてソニー製品の魅力をたっぷり体験できるブースとなっている。
■オンキヨー&e-onkyo music
オンキヨーは、開発発表したオーディオ向けNAS(関連ニュース)やハイレゾ再生アプリ「Onkyo HF Player」Android向けトライアル版などを参考出展していた。
既報の通り、同社ではPCレスでe-onkyo musicのハイレゾ音源を楽しめる環境を促進するために取り組んでいる。e-onkyo musicのスマホ向けサイトも開設され、ハイレゾ音源の閲覧、試聴、検索、購入、ダウンロードまでの一連の操作をスマホのみで行えるようになった。
開発中のNASを使えば、e-onkyo musicの購入音源を、PCレスで直接ダウンロードすることができる。またMacユーザーも、本製品のダウンローダー機能を使えば一括で購入音源をDLできるようになるといったメリットもあるとのことだ。
そのほか、5.6MHz DSDにも対応したネットワークCDレシーバー「CR-N765」(関連ニュース)とオーディオ向けNASを組み合わせた試聴や、スタートしたばかりの5pb.RecordsやF.I.X. RECORDSの音源を使った試聴、ドコモのハイレゾ対応スマホを使った試聴などを行っていた。
■TEAC
既報のとおり、ティアックは本日DSDネイティブ再生に対応したポータブルヘッドホンアンプ/プレーヤー「HA-P90SD」を正式発表した。そちらの詳細は本記事をご覧いただくとして、本稿では13階のTEACブースに出展されていた製品群をレポートしよう。
13階ブースにも勿論「HA-P90SD」は登場しており、多数の来場者が試聴を求めて足を運んでいた。また同社が取り扱うベイヤーダイナミック社のヘッドホンもずらりと取り揃えられていた。
参考出展品として、KOSSのヘッドホンのカジュアルライン「SP330」「Pro4S」「SP540」「BT540i」、そしてポータブルBluetoothスピーカー「BTS1」が登場していた。いずれも国内販売時期や価格は未定。ヘッドフォン祭での反応を見つつ投入を決めたいとのことだ。
■KEF
KEFは、ヘッドホン「M500」とイヤホン「M200 COMP」を出展。イヤホン「M200 COMP」は、従来モデル「M200」に値段据え置きのままコンプライ製イヤチップが付属したモデルとなる。既に10月から販売を行っている。