クリエイティブ、ドルビー/ハイレゾ対応の“多機能”USB-DAC搭載アンプ「Sound Blaster X7」
PCとのUSB接続のほか、ゲーム機やプレーヤー機器、スマートフォンなど幅広い音声ソース機器との接続を想定したDAC搭載アンプで、同社の“ウルトラハイエンドモデル”に位置づけられる。
単体アンプの性能としては、内部に高出力/高効率のTI社製Class Dアンプ「TPA3116D2」 を搭載し、最大出力38W+38W(4Ω)を確保。4Ωまたは8Ωのパッシブスピーカーを直接接続して駆動できる。
音声入力端子は、RCA/3.5mmステレオミニ(マイク)/角形光デジタル/micro USB-B/USB-Aを装備。音声出力端子は、スピーカー端子のほかにRCAライン出力を1系統と3.5mmステレオミニ出力を2系統装備している。さらに、ヘッドホン出力として6.3mm標準と3.5mmステレオミニを1系統ずつ備えており、いずれも最大インピーダンスは600Ωに対応。なお、各ヘッドホン端子は個別に駆動できず、同一音声が出力される。
内部にはバーブラウン製DAC「PCM1794」、TI製ヘッドホンアンプ「TPA6120A2」を搭載しており、DAC搭載ヘッドホンアンプとして使える。USB入力経由で最大192kHz/24bitまで、光デジタル入力経由で最大96kHz/24bitまでの音源に対応する。また、USB-A端子経由でスマートフォンのデジタル接続も可能。iPhoneのLightning端子にも対応しており、最大48kHz/24bitまで対応する。
Bluetooth 4.1規格にも準拠しており、対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX Low Latencyをサポートする。NFC機能も搭載している。
ADコンバーターにバーブラウン製「PCM4220」を採用。オーディオプロセッサーにはCreative独自開発のマルチコアオーディオプロセッサー「SB-Axx1」を搭載する。なお、オペアンプはソケット式で交換可能としている。
さらに、ドルビーデジタル対応デコーダーも装備しており、ゲーム機やプレーヤー機器などと光デジタルケーブル接続すれば、本機を介してドルビーデジタル音声の5.1chサラウンド再生が行える。5.1chアナログ出力も搭載しており、同社のアンプ内蔵5.1chスピーカーなどを接続してドルビーデジタルの5.1chサラウンド再生を楽しむこともできる。
機能面では、PCからUSB入力された音源を、オーディオプロセッサーをバイパスしてDACへ直接出力する「ダイレクトモード」も搭載している。また、光デジタル入力された音声についても同じくプリセッサーをバイパスしてDACに直接出力する「S/PDIF-In ダイレクトモード」も備えている。そのほか、独自技術で様々なオーディオエフェクトを適用できるようになる「SBX Pro Studio テクノロジー」も採用している。本機の操作は、iOS/Android向けの専用アプリから行える。
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