北米は曲面ディスプレイが花盛り
【CES】サムスン、SUHDテレビを全面展開/LG、有機ELテレビの優位性をアピール
2015 International CESが現地時間1月6日から9日まで開催されている。本記事ではサムスンおよびLGのブースの模様を、オーディオ・ビジュアル関連の製品を中心にお伝えする。
■サムスンはSUHD TVを全面展開
サムスンのブースの主役となったのは、先日のプレスカンファレンスで発表された「SUHD TV」(関連ニュース)だ。SUHD TVは“次世代の4K体験”を合言葉に、JS9500・JS9000・JS8500の3シリーズを、48V型から88V型まで9つのサイズで展開。映像エンジンには新たに「SUHD re-mastering engine」を搭載し、パネルには量子ドット技術による蛍光体を配置する。
会場では、曲面ディスプレイを採用したSUHD TVを中心に展示。米国における曲面ディスプレイの人気を改めて実感させられた。また、SUHD TVの画質面での優位性を紹介するデモも行われていた。SUHD TV以外では、8Kディスプレイによる裸眼3D再生に多くの来場者が足を止めていた。
SUHD TVは、プラットフォームにTizen OSを採用。TizenはLinuxをベースとしたオープンソースのOSで、スマートフォンやタブレット、PC、テレビなど、様々な電子機器に使用することを想定。会場でもTizen OSによる各種スマート機能がアピールされていた。
テレビ以外のオーディオ・ビジュアル製品で目立ったのは、カンファレンスで発表された無指向性のワイヤレススピーカー「WAM7500」と「WAM6500」だ。前者は据え置きタイプ、後者はポータブルタイプとなり、それぞれリングラジエータータイプのドライバーユニットを搭載する。
そのほか、ディスプレイの左側を立体的な曲面としたGalaxy Note Edgeや曲面ディスプレイを採用したモニター、ウェアラブルデバイスのGear S、ヘッドマウントディスプレイGear VRなどが大きく取り上げられていた。
■LGは唯一、有機ELテレビを主力展開
テレビメーカー各社が液晶方式で4Kをはじめとした様々な訴求を行う中で、唯一、有機EL方式を主力にテレビを展開するのがLGだ。CESのブースにおいても、OLED(有機EL)テレビを全面に展開していた。
展示されていた有機ELテレビは、曲面/平面を切り替えられるフレキシブル型のEG9900、湾曲型のEG9600、フラット型のEF9500など。各モデルで、白のサブピクセルの追加により広色域かつ自然な映像表現を実現するWRGB技術を搭載している。
また、有機EL方式の画質面での優位性も随所にアピール。液晶テレビとの画質比較デモや、両方式の分解モデルを展示しての原理的な優位性の紹介などを行っていた。
LGのテレビは今回の新製品より、独自プラットフォーム「Web OS 2.0」採用によるスマート機能を搭載。4Kストリーミングへの対応や、よりシンプルで直感的な操作性をアピールしていた。
液晶テレビについては、色域を拡大して色再現性を高めた8Kテレビや、湾曲型の105インチ5Kテレビを展示。いずれもIPSパネルを搭載していた。また、サウンドについてはHarman/kardonが手がけていることが紹介されていた。
テレビ以外の製品では、曲面ディスプレイを採用したスマートフォンの第2世代モデル「G Flex2」や、ウェアラブルデバイス「G watch」を大きく紹介。また、同社製のサウンドバーやポータブルスピーカーなども展示されていた。
■サムスンはSUHD TVを全面展開
サムスンのブースの主役となったのは、先日のプレスカンファレンスで発表された「SUHD TV」(関連ニュース)だ。SUHD TVは“次世代の4K体験”を合言葉に、JS9500・JS9000・JS8500の3シリーズを、48V型から88V型まで9つのサイズで展開。映像エンジンには新たに「SUHD re-mastering engine」を搭載し、パネルには量子ドット技術による蛍光体を配置する。
会場では、曲面ディスプレイを採用したSUHD TVを中心に展示。米国における曲面ディスプレイの人気を改めて実感させられた。また、SUHD TVの画質面での優位性を紹介するデモも行われていた。SUHD TV以外では、8Kディスプレイによる裸眼3D再生に多くの来場者が足を止めていた。
SUHD TVは、プラットフォームにTizen OSを採用。TizenはLinuxをベースとしたオープンソースのOSで、スマートフォンやタブレット、PC、テレビなど、様々な電子機器に使用することを想定。会場でもTizen OSによる各種スマート機能がアピールされていた。
テレビ以外のオーディオ・ビジュアル製品で目立ったのは、カンファレンスで発表された無指向性のワイヤレススピーカー「WAM7500」と「WAM6500」だ。前者は据え置きタイプ、後者はポータブルタイプとなり、それぞれリングラジエータータイプのドライバーユニットを搭載する。
そのほか、ディスプレイの左側を立体的な曲面としたGalaxy Note Edgeや曲面ディスプレイを採用したモニター、ウェアラブルデバイスのGear S、ヘッドマウントディスプレイGear VRなどが大きく取り上げられていた。
■LGは唯一、有機ELテレビを主力展開
テレビメーカー各社が液晶方式で4Kをはじめとした様々な訴求を行う中で、唯一、有機EL方式を主力にテレビを展開するのがLGだ。CESのブースにおいても、OLED(有機EL)テレビを全面に展開していた。
展示されていた有機ELテレビは、曲面/平面を切り替えられるフレキシブル型のEG9900、湾曲型のEG9600、フラット型のEF9500など。各モデルで、白のサブピクセルの追加により広色域かつ自然な映像表現を実現するWRGB技術を搭載している。
また、有機EL方式の画質面での優位性も随所にアピール。液晶テレビとの画質比較デモや、両方式の分解モデルを展示しての原理的な優位性の紹介などを行っていた。
LGのテレビは今回の新製品より、独自プラットフォーム「Web OS 2.0」採用によるスマート機能を搭載。4Kストリーミングへの対応や、よりシンプルで直感的な操作性をアピールしていた。
液晶テレビについては、色域を拡大して色再現性を高めた8Kテレビや、湾曲型の105インチ5Kテレビを展示。いずれもIPSパネルを搭載していた。また、サウンドについてはHarman/kardonが手がけていることが紹介されていた。
テレビ以外の製品では、曲面ディスプレイを採用したスマートフォンの第2世代モデル「G Flex2」や、ウェアラブルデバイス「G watch」を大きく紹介。また、同社製のサウンドバーやポータブルスピーカーなども展示されていた。