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昨年10月発表の予想は下回る見通し

シャープ、日経の「決算が最終赤字に転落」報道にコメント

公開日 2015/01/19 17:12 ファイル・ウェブ編集部
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シャープは、同社の2014年度決算について日経新聞が「最終赤字に転落する見通しで、赤字は数百億円規模にのぼる可能性がある」とした報道に対して、「当社が発表したものではない」とのコメントを発表した。

記事では「価格競争が激しいテレビなど主力製品で採算が悪化しているうえ、特別損失の計上などが響くという」などとしていたが、これに対しシャープは上記のように「当社が発表したものではない」とのコメントを発表。

「業績については、急激な為替の変動による国内販売の採算悪化及び 液晶事業における競争激化等の経営環境の変化により、平成26年10月31日に発表した通期の連結業績予想を下回る見通し。業績予想の修正について検討中であり、確定次第速やかに公表する」とした。

これを受けて日経では、ウェブ版にて、シャープが『昨年10月31日に発表した予想(最終損益は300億円の黒字)を下回る見通し」とのコメントを発表した』という記事を掲載。「19日の東京株式市場でシャープ株が急落し、一時前週末比23円(9%)安の229円まで下げた。15年3月期の連結最終損益が赤字に転落するとの報道が嫌気された」などと報じている。

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