ハイレゾエントリー機「SC-PMX70」も
パナソニック、テクニクスの技術も投入したハイレゾ対応ミニコンポ「SC-PMX100」
パナソニックは、ハイレゾ対応ミニコンポの新モデルとして、USB-DAC機能を内蔵するなどした「SC-PMX100」と、普及価格帯モデル「SC-PMX70」を5月22日より発売する。
・SC-PMX100 ¥OPEN(予想実売価格7万円前後)
・SC-PMX70 ¥OPEN(予想実売価格4万円前後)
■両モデル共通の特長 − LincsD-AMPで信号の歪みを補正
両モデルとも、最大192kHz/24bitのWAV/FLAC再生に対応。USB端子に接続したUSBメモリー内の各種音源を再生できる。再生対応ファイルはWAV/FLAC/MP3/AAC/AIFF。BluetoothおよびNFCにも対応し、対応コーデックはSBC/AAC。
最大出力は120Wで、本体のアンプは第3世代のLincsD-AMPを採用。再生周波数帯域は20Hz〜48kHz。また、Made for iPhone/iPod/iPad認証も取得しているほか、もちろんCDやラジオ再生にも対応している。
LincsD-AMPでは、従来のデジタルアンプでデジタル処理時に発生する信号の歪みを補正し出力波形を生成。時間間隔(クロック)のズレを補正し間隔を均等にすることで、原音に近い音の波形を描くという。
■USB-DAC内蔵「SC-PMX100」にはTechnicsの高音質化技術も応用
SC-PMX100は、DLNAやAirPlayにも対応。本機を設置した部屋とは別の部屋にある対応機器に音楽をワイヤレスで飛ばして再生する「ALLPlay」機能にも対応している。
USB-DAC機能を内蔵した点が大きな特徴。これまでPC内の音楽ファイルを再生する際に、前モデルの「SC-PMX9」ではDLNAでPCと接続する必要があり、PCやネットワークの設定に壁を感じるユーザーもいたり、また、PC内に保存してある音源しか再生できない問題もあった。
そこで今回USB-DAC機能を内蔵。PCとUSBケーブルで接続することで設定にまつわる煩雑さを解消。また、PCから再生されたすべての音源を本機で楽しめるようになった。もちろんPCで再生したハイレゾ音源を本機で楽しむこともできる。
本体部には前述の独自フルデジタルアンプ「LincsD-AMP」に加え、「VGDA(Variable Gain Digital Amplifier/可変ゲインアンプ)」を搭載。音量が25以下の場合に、デジタル処理のために使用される信号の劣化を最小限に抑えるために拡張アンプのゲインを減らすことで、歪みを最小限に制御。ニアフィールドリスニングや小音量時の音楽再生も高音質で楽しめるよう配慮したという。
さらに、往年のTechnics製品で採用していたバッテリー駆動を現代風にアレンジした仮想バッテリー電源を搭載。AC電源と信号回路を切り離すシステムにすることで、電源ノイズの最小化を図っている。
スピーカーは3ウェイで、トゥイーターには、100kHz以上の再現性に威力を発揮するというスーパーソニックトゥイーターと、50kHzまでの高音域再生が可能な1.9cmシルクドームトゥイーターを搭載。スーパーソニックトゥイーターで繊細な高音再現を、シルクドームトゥイーターでは広角で感度の高い高音再生を実現するとしている。
そしてウーファーには14cm竹素材編みこみウーファーを採用。曲げ弾性率約40%、音響速度約10%と高反応で軽量、高剛性の竹素材をウーファーの素材として初めて採用した。これにより不要な残響を現象させて振動を安定させ、「キレよくアーティストが意図した音を実現する」としている。
スピーカー端子はネジタイプで、高級スピーカーケーブルも使用できるように配慮。また、デザイン面では一体型アルミパネルやピアノブラックスピーカーの採用などで高級感を演出している。
■エントリー価格帯でもハイレゾ対応の「SC-PMX70」
SC-PMX70は、SC-PMX100からUSB-DAC機能やネットワーク機能を省くなどしたエントリーモデル。DLNAやAirPlay、ALLPlayといったネットワーク関連機能を省略したほか、LAN端子も非搭載とした。
仮想バッテリー駆動、およびVGDA(可変ゲインアンプ)を搭載しない点もSC-PMX100との違い。ただし前述のように本機もUSBメモリー等からのハイレゾ再生や、Bluetooth、NFCには対応している。
スピーカーは、1.5cmピエゾトゥイーター、1.9cmシルクドームトゥイーター、14cm竹炭PPウーファーという構成の3ウェイ。内部に精密な穴がある竹炭をPPコーンに含ませることで軽量化し、それによって共振を低減。よりクリアで自然な音の再生につなげたという。
■マルチルームで音楽などを再生できる「ALLPlay」
ALLPlayは、対応機器間をWi-Fiで結び、同じ音楽を一斉に鳴らしたり他の部屋の対応機器で聴いたりするなどといったことが可能な機能。今回のSC-PMX100が日本国内での対応機器第一号製品となる。
AirPlay/Bluetooth/DLNAに対応したアプリ「Panasonic Music Streaming App」などを使って、スマートフォンに保存した楽曲やオンライン上の音楽を再生することも可能。これにより、PC内の音源やCDだけでなく、例えばRadikoやYouTube、tuneinなどといったサービスも複数の部屋で楽しむことができる。
同社では、Wi-Fi伝送のため音質劣化がないこと、同時に複数機器の接続が可能なことなどがBluetoothに対する優位点であると説明。Bluetoothのようにパケット通信が必要ないことも利点だとしている。
・SC-PMX100 ¥OPEN(予想実売価格7万円前後)
・SC-PMX70 ¥OPEN(予想実売価格4万円前後)
■両モデル共通の特長 − LincsD-AMPで信号の歪みを補正
両モデルとも、最大192kHz/24bitのWAV/FLAC再生に対応。USB端子に接続したUSBメモリー内の各種音源を再生できる。再生対応ファイルはWAV/FLAC/MP3/AAC/AIFF。BluetoothおよびNFCにも対応し、対応コーデックはSBC/AAC。
最大出力は120Wで、本体のアンプは第3世代のLincsD-AMPを採用。再生周波数帯域は20Hz〜48kHz。また、Made for iPhone/iPod/iPad認証も取得しているほか、もちろんCDやラジオ再生にも対応している。
LincsD-AMPでは、従来のデジタルアンプでデジタル処理時に発生する信号の歪みを補正し出力波形を生成。時間間隔(クロック)のズレを補正し間隔を均等にすることで、原音に近い音の波形を描くという。
■USB-DAC内蔵「SC-PMX100」にはTechnicsの高音質化技術も応用
SC-PMX100は、DLNAやAirPlayにも対応。本機を設置した部屋とは別の部屋にある対応機器に音楽をワイヤレスで飛ばして再生する「ALLPlay」機能にも対応している。
USB-DAC機能を内蔵した点が大きな特徴。これまでPC内の音楽ファイルを再生する際に、前モデルの「SC-PMX9」ではDLNAでPCと接続する必要があり、PCやネットワークの設定に壁を感じるユーザーもいたり、また、PC内に保存してある音源しか再生できない問題もあった。
そこで今回USB-DAC機能を内蔵。PCとUSBケーブルで接続することで設定にまつわる煩雑さを解消。また、PCから再生されたすべての音源を本機で楽しめるようになった。もちろんPCで再生したハイレゾ音源を本機で楽しむこともできる。
本体部には前述の独自フルデジタルアンプ「LincsD-AMP」に加え、「VGDA(Variable Gain Digital Amplifier/可変ゲインアンプ)」を搭載。音量が25以下の場合に、デジタル処理のために使用される信号の劣化を最小限に抑えるために拡張アンプのゲインを減らすことで、歪みを最小限に制御。ニアフィールドリスニングや小音量時の音楽再生も高音質で楽しめるよう配慮したという。
さらに、往年のTechnics製品で採用していたバッテリー駆動を現代風にアレンジした仮想バッテリー電源を搭載。AC電源と信号回路を切り離すシステムにすることで、電源ノイズの最小化を図っている。
スピーカーは3ウェイで、トゥイーターには、100kHz以上の再現性に威力を発揮するというスーパーソニックトゥイーターと、50kHzまでの高音域再生が可能な1.9cmシルクドームトゥイーターを搭載。スーパーソニックトゥイーターで繊細な高音再現を、シルクドームトゥイーターでは広角で感度の高い高音再生を実現するとしている。
そしてウーファーには14cm竹素材編みこみウーファーを採用。曲げ弾性率約40%、音響速度約10%と高反応で軽量、高剛性の竹素材をウーファーの素材として初めて採用した。これにより不要な残響を現象させて振動を安定させ、「キレよくアーティストが意図した音を実現する」としている。
スピーカー端子はネジタイプで、高級スピーカーケーブルも使用できるように配慮。また、デザイン面では一体型アルミパネルやピアノブラックスピーカーの採用などで高級感を演出している。
■エントリー価格帯でもハイレゾ対応の「SC-PMX70」
SC-PMX70は、SC-PMX100からUSB-DAC機能やネットワーク機能を省くなどしたエントリーモデル。DLNAやAirPlay、ALLPlayといったネットワーク関連機能を省略したほか、LAN端子も非搭載とした。
仮想バッテリー駆動、およびVGDA(可変ゲインアンプ)を搭載しない点もSC-PMX100との違い。ただし前述のように本機もUSBメモリー等からのハイレゾ再生や、Bluetooth、NFCには対応している。
スピーカーは、1.5cmピエゾトゥイーター、1.9cmシルクドームトゥイーター、14cm竹炭PPウーファーという構成の3ウェイ。内部に精密な穴がある竹炭をPPコーンに含ませることで軽量化し、それによって共振を低減。よりクリアで自然な音の再生につなげたという。
■マルチルームで音楽などを再生できる「ALLPlay」
ALLPlayは、対応機器間をWi-Fiで結び、同じ音楽を一斉に鳴らしたり他の部屋の対応機器で聴いたりするなどといったことが可能な機能。今回のSC-PMX100が日本国内での対応機器第一号製品となる。
AirPlay/Bluetooth/DLNAに対応したアプリ「Panasonic Music Streaming App」などを使って、スマートフォンに保存した楽曲やオンライン上の音楽を再生することも可能。これにより、PC内の音源やCDだけでなく、例えばRadikoやYouTube、tuneinなどといったサービスも複数の部屋で楽しむことができる。
同社では、Wi-Fi伝送のため音質劣化がないこと、同時に複数機器の接続が可能なことなどがBluetoothに対する優位点であると説明。Bluetoothのようにパケット通信が必要ないことも利点だとしている。
関連リンク
- ジャンルミニコンポ
- ブランドPANASONIC
- 型番SC-PMX100
- 発売日2015年5月22日
- 価格¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)
【SPEC】<アンプ部>●実用最大出力(JEITA):120W(60W+60W) <スピーカー部>●形式:3ウェイ3スピーカーシステム(バスレフ型) ●使用スピーカー:ウーファー…14cmコーン型、トゥイーター…1.9cmドーム型、スーパートゥイター…1.2cmピエゾ型 ●インピーダンス:3Ω ●再生周波数帯域:41Hz〜100kHz(-16dB)、45Hz〜90kHz(-10dB) ●出力音圧レベル:82dB/W(1m) <その他>●接続端子:アナログ音声入出力端子、LAN端子、USB端子、ヘッドホン端子 ●対応フォーマット:MP3/FLAC/WAV ●Bluetoothバージョン:Ver.2.1 ●対応プロファイル:A2DP/AVRCP ●消費電力:51W(待機時 約0.35W) ●外形寸法:本体…211×114×267mm、スピーカー…161×238×264mm ●質量:合計 約9kg
- ジャンルミニコンポ
- ブランドPANASONIC
- 型番SC-PMX70
- 発売日2015年5月22日
- 価格¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
【SPEC】<アンプ部>●実用最大出力(JEITA):120W(60W+60W) <スピーカー部>●形式:3ウェイ3スピーカーシステム(バスレフ型) ●使用スピーカー:ウーファー…14cmコーン型、トゥイーター…1.9cmドーム型、スーパートゥイター…1.5cmピエゾ型 ●インピーダンス:3Ω ●再生周波数帯域:41Hz〜50kHz(-16dB)、48Hz〜43kHz(-10dB) ●出力音圧レベル:81dB/W(1m) <その他>●接続端子:アナログ音声入出力端子、LAN端子、USB端子、ヘッドホン端子 ●対応フォーマット:MP3/FLAC/WAV ●Bluetoothバージョン:Ver.2.1 ●対応プロファイル:A2DP/AVRCP ●消費電力:44W(待機時 約0.2W) ●外形寸法:本体…211×114×267mm、スピーカー…161×238×262mm ●質量:合計 約8kg