MPEG-4 ALS対応も検討
ひかりTV、地上波番組の4K見逃し配信/4K IP放送開始を発表。HDR等への対応検討も
NTTぷららは、同社が運営する「ひかりTV」において地上波でのテレビ番組の4K画質での見逃し配信や、4K IP放送を順次開始すると発表。あわせて、将来的にHDR(High Dynamic Range)やMPEG-4 ALSの各技術にも対応も検討中であることも明かした。
■日本初の4Kでのテレビ番組見逃し配信 − 本放送に先行しての4K配信も
テレビ番組の4K画質での見逃し配信は、4月10日より地上波放送がスタートするテレビ東京のコメディドラマ「不便な便利屋」とドキュメントバラエティ「E-girlsを真面目に考える会議」、そして今年2月まで放映されていたNHKの人形劇「シャーロック ホームズ」のオリジナルスピンオフ作品「シャーロック ホームズ 4Kスピンオフ(仮)」の3番組。地上波で放送する番組を、4Kによる映像で見逃し配信をするのは国内で初めて。
テレビ東京の2番組は4月10日深夜の放送終了後から提供を開始し、NHKの「シャーロック ホームズ」は7月からの提供開始を予定している。なお、ひかりTVのVOD見放題対象プランに加入していれば月額基本料金内(追加料金不要)で視聴できる。
加えて、「E-girlsを真面目に考える会議」については、第3話目より、地上波で放送する6日前から4KおよびHD画質で見放題のVOD作品として独占・先行提供も実施。地上波放送より先行して番組を4K映像で提供することも国内初となる。
「不便な便利屋」は、金曜夜の「ドラマ24」枠で放映中のドラマ。人気バラエティ「水曜どうでしょう」の“ミスター”として知られる鈴井貴之が監督/脚本を務め、岡田将生らが出演している。「E-girlsを真面目に考える会議」は、E-girlsが「街中でのスカウト対決」や「保育士さんに挑戦」などのさまざまなチャレンジをするドキュメントバラエティ。両番組とも4Kで撮影されており、この4K映像をひかりTVにて配信する。
「シャーロック ホームズ 4Kスピンオフ(仮)」は、放映が終了した本編(1話20分)に、今回新たに制作するスピンオフ映像10分を加えた30分の番組。元々は2Kで制作された作品であるため、本編部分は4Kにアップコンバートしての配信となる。
「シャーロック ホームズ」は三谷幸喜が脚本を手掛け、山寺宏一、高木渉など豪華な声優陣でも話題を集めた人形劇。スピンオフでは、本編では描かれなかった事件の記録を紹介するとのことで、「人形たちの感情豊かな表情、細部にまでこだわった手作りの小道具やセットを、きめ細やかでビビッドな4K映像でお楽しみください」としている。
加えて、すでに展開中の4K VODについても作品数のさらなる拡充を目指すと宣言。2014年10月のサービスイン時点では124本だったところから今年3月末時点では276作品へと作品を増加させたことに触れ、今年度末(2016年3月末)までに約700本の4K VOD作品を提供予定であるとした。
■2015年12月に4K IP放送も開始
4K IP放送は、今年12月中の放送開始を予定。「実は12月18日がNTTぷららの設立記念日で、今年が創立20周年という年でもある。できればそれにあわせて4K IP放送を開始できればと考えている」(NTTぷらら 代表取締役社長 板東浩二氏)という。
■日本初の4Kでのテレビ番組見逃し配信 − 本放送に先行しての4K配信も
テレビ番組の4K画質での見逃し配信は、4月10日より地上波放送がスタートするテレビ東京のコメディドラマ「不便な便利屋」とドキュメントバラエティ「E-girlsを真面目に考える会議」、そして今年2月まで放映されていたNHKの人形劇「シャーロック ホームズ」のオリジナルスピンオフ作品「シャーロック ホームズ 4Kスピンオフ(仮)」の3番組。地上波で放送する番組を、4Kによる映像で見逃し配信をするのは国内で初めて。
テレビ東京の2番組は4月10日深夜の放送終了後から提供を開始し、NHKの「シャーロック ホームズ」は7月からの提供開始を予定している。なお、ひかりTVのVOD見放題対象プランに加入していれば月額基本料金内(追加料金不要)で視聴できる。
加えて、「E-girlsを真面目に考える会議」については、第3話目より、地上波で放送する6日前から4KおよびHD画質で見放題のVOD作品として独占・先行提供も実施。地上波放送より先行して番組を4K映像で提供することも国内初となる。
「不便な便利屋」は、金曜夜の「ドラマ24」枠で放映中のドラマ。人気バラエティ「水曜どうでしょう」の“ミスター”として知られる鈴井貴之が監督/脚本を務め、岡田将生らが出演している。「E-girlsを真面目に考える会議」は、E-girlsが「街中でのスカウト対決」や「保育士さんに挑戦」などのさまざまなチャレンジをするドキュメントバラエティ。両番組とも4Kで撮影されており、この4K映像をひかりTVにて配信する。
「シャーロック ホームズ 4Kスピンオフ(仮)」は、放映が終了した本編(1話20分)に、今回新たに制作するスピンオフ映像10分を加えた30分の番組。元々は2Kで制作された作品であるため、本編部分は4Kにアップコンバートしての配信となる。
「シャーロック ホームズ」は三谷幸喜が脚本を手掛け、山寺宏一、高木渉など豪華な声優陣でも話題を集めた人形劇。スピンオフでは、本編では描かれなかった事件の記録を紹介するとのことで、「人形たちの感情豊かな表情、細部にまでこだわった手作りの小道具やセットを、きめ細やかでビビッドな4K映像でお楽しみください」としている。
加えて、すでに展開中の4K VODについても作品数のさらなる拡充を目指すと宣言。2014年10月のサービスイン時点では124本だったところから今年3月末時点では276作品へと作品を増加させたことに触れ、今年度末(2016年3月末)までに約700本の4K VOD作品を提供予定であるとした。
■2015年12月に4K IP放送も開始
4K IP放送は、今年12月中の放送開始を予定。「実は12月18日がNTTぷららの設立記念日で、今年が創立20周年という年でもある。できればそれにあわせて4K IP放送を開始できればと考えている」(NTTぷらら 代表取締役社長 板東浩二氏)という。
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