オヤイデやベンチャークラフトも
<ヘッドホン祭>Westone、プロ向けの新IEM「AM Pro」3機種の比較試聴デモを実施
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「春のヘッドフォン祭 2016」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、Westone、小柳出電気商会、VentureCraft、Pendulumic、音茶楽/茶楽音人、コンプライの出展内容をレポートする。
■Westone
Westone製品を取り扱うテックウインドのブースでは、Westoneのプロ用イヤモニ“AM Pro Series”の試聴デモが行われている。
AM Pro Seriesはカスタムではないユニバーサルタイプのインイヤーモニターで、「AM PRO 30」「AM PRO 20」「AM PRO 10」の3機種をラインナップする。それぞれ搭載するBAユニット自体は同一だが、ドライバー数が異なっており、AM PRO 30は3基、AM PRO 20は2基、AM PRO 10は1基を備えている。
今年2月に開催された「ポタ研」では、1ドライバーのAM PRO 10のみ公開されていたが、今回のヘッドホン祭ではついに3機種が揃った形でそれぞれの聴き比べが行える。
シリーズ共通の特徴は、Westoneとして初の「アンビエント機能」を搭載していること。ハウジングに穴を設けることで、ステージ上のミュージシャンがモニタリングしながら周囲の音も確認できるようにしている。筐体表面にある“Wマーク”が入った「TRUオーディオフィルター」がその穴に該当する。さらに独自の「SLEDテクノロジー」を搭載することで、周波数レスポンスを下げることなく、周囲の環境音とインイヤーシグナルを繋げられるようにしているという。
■小柳出電気商会
オヤイデ電気は、4月からスタートした「Zephone」とのコラボレーションによる新ブランド「Re:cord」から、第1弾製品となるイヤホン交換ケーブル「Palette 8シリーズ」と「Palette 6シリーズ」を一挙にラインナップしている。
いずれのモデルも導体にはオヤイデの102SSC導体を採用。ハンダも同社のSS-47を用いている。豊富なコネクタータイプとカラーバリエーションを用意していることも特徴となる(関連ニュース)。
■VentureCraft
ベンチャークラフトは、同社初のハイレゾポータブルプレーヤー「SounDroid VALOQ」をフィーチャーした試聴デモを展開している。
本機は382kHz/24bit PCMや5.6MHz DSDなどのネイティブ再生に対応するDAP。サンプリングレートコンバーターを内蔵し、44.1kHz/16bitなどの音源をDSDにアップコンバートして再生することもできる。また、同社がポタアン開発で培った技術を投入し、オペアンプ交換できる仕様にしていることも特徴となる。今回の会場では、スタンダードモデルに加えて、オペアンプを交換したモデルを2種類用意し、合計3機種の聴き比べが行えるようになっている。
■Pendulumic
宮地商会M.I.D.は、同社が取り扱うシンガポール発のブランド Pendulumicから、4月27日に発売したばかりのBluetoothヘッドホン「TACH T1(関連ニュース)」をメインにフィーチャーした試聴デモを展開している。
Pendulumicは、Sennheiser社のエンジニアを務めた経歴を持つ技術者が製品開発を行っているというブランド。TACH T1は、Bluetooth ver 4.1に準拠したモデルで、aptXコーデックにも対応する。また、Bluetooth接続は低レイテンシー仕様としている。
■音茶楽/茶楽音人
音茶楽は、5月27日の発売を予定している新イヤホン「Flat4-玄Ti Plus」「Flat4-緋Ti Plus」を、ブース内で先行して特価販売している。
2機種は、現在販売中の“玄弐型"と“緋弐型"の上位機に位置づけられるモデル。純チタニウム材から削り出しセンターキャビネットを採用。軽くて固く音響特性に優れたチタニウムキャビネット内部を天然素材で防振処理することで、固有の振動を抑えている(関連ニュース)。
兄弟ブランドである茶楽音人は、同社のイヤホン「Donguri-楽(RAKU)」をベースに、筐体を小型化した試作機:通称「こどんぐり」を参考出展。今年2月の「ポタ件」で2種類の試作機を用意し、来場者に「どちらが気に入ったか」というアンケートを実施していた。そのアンケートを元にして製品化を進めた機体となる。今回の会場では3種類のカラバリが登場していた。
■コンプライ
コンプライのブースでは、同社のフォームチップの販売を実施中。従来通り多くの来場者で賑わっている。
■Westone
Westone製品を取り扱うテックウインドのブースでは、Westoneのプロ用イヤモニ“AM Pro Series”の試聴デモが行われている。
AM Pro Seriesはカスタムではないユニバーサルタイプのインイヤーモニターで、「AM PRO 30」「AM PRO 20」「AM PRO 10」の3機種をラインナップする。それぞれ搭載するBAユニット自体は同一だが、ドライバー数が異なっており、AM PRO 30は3基、AM PRO 20は2基、AM PRO 10は1基を備えている。
今年2月に開催された「ポタ研」では、1ドライバーのAM PRO 10のみ公開されていたが、今回のヘッドホン祭ではついに3機種が揃った形でそれぞれの聴き比べが行える。
シリーズ共通の特徴は、Westoneとして初の「アンビエント機能」を搭載していること。ハウジングに穴を設けることで、ステージ上のミュージシャンがモニタリングしながら周囲の音も確認できるようにしている。筐体表面にある“Wマーク”が入った「TRUオーディオフィルター」がその穴に該当する。さらに独自の「SLEDテクノロジー」を搭載することで、周波数レスポンスを下げることなく、周囲の環境音とインイヤーシグナルを繋げられるようにしているという。
■小柳出電気商会
オヤイデ電気は、4月からスタートした「Zephone」とのコラボレーションによる新ブランド「Re:cord」から、第1弾製品となるイヤホン交換ケーブル「Palette 8シリーズ」と「Palette 6シリーズ」を一挙にラインナップしている。
いずれのモデルも導体にはオヤイデの102SSC導体を採用。ハンダも同社のSS-47を用いている。豊富なコネクタータイプとカラーバリエーションを用意していることも特徴となる(関連ニュース)。
■VentureCraft
ベンチャークラフトは、同社初のハイレゾポータブルプレーヤー「SounDroid VALOQ」をフィーチャーした試聴デモを展開している。
本機は382kHz/24bit PCMや5.6MHz DSDなどのネイティブ再生に対応するDAP。サンプリングレートコンバーターを内蔵し、44.1kHz/16bitなどの音源をDSDにアップコンバートして再生することもできる。また、同社がポタアン開発で培った技術を投入し、オペアンプ交換できる仕様にしていることも特徴となる。今回の会場では、スタンダードモデルに加えて、オペアンプを交換したモデルを2種類用意し、合計3機種の聴き比べが行えるようになっている。
■Pendulumic
宮地商会M.I.D.は、同社が取り扱うシンガポール発のブランド Pendulumicから、4月27日に発売したばかりのBluetoothヘッドホン「TACH T1(関連ニュース)」をメインにフィーチャーした試聴デモを展開している。
Pendulumicは、Sennheiser社のエンジニアを務めた経歴を持つ技術者が製品開発を行っているというブランド。TACH T1は、Bluetooth ver 4.1に準拠したモデルで、aptXコーデックにも対応する。また、Bluetooth接続は低レイテンシー仕様としている。
■音茶楽/茶楽音人
音茶楽は、5月27日の発売を予定している新イヤホン「Flat4-玄Ti Plus」「Flat4-緋Ti Plus」を、ブース内で先行して特価販売している。
2機種は、現在販売中の“玄弐型"と“緋弐型"の上位機に位置づけられるモデル。純チタニウム材から削り出しセンターキャビネットを採用。軽くて固く音響特性に優れたチタニウムキャビネット内部を天然素材で防振処理することで、固有の振動を抑えている(関連ニュース)。
兄弟ブランドである茶楽音人は、同社のイヤホン「Donguri-楽(RAKU)」をベースに、筐体を小型化した試作機:通称「こどんぐり」を参考出展。今年2月の「ポタ件」で2種類の試作機を用意し、来場者に「どちらが気に入ったか」というアンケートを実施していた。そのアンケートを元にして製品化を進めた機体となる。今回の会場では3種類のカラバリが登場していた。
■コンプライ
コンプライのブースでは、同社のフォームチップの販売を実施中。従来通り多くの来場者で賑わっている。