オンキヨー初のハイブリッド型イヤホン「E900M」は11月下旬発売。価格は約4万円
今年7月に開催されたポタフェスに参考出展されていたモデルが正式発表され(関連ニュース)、価格と発売日が明らかになったかたちだ。
E900Mは、デュアルBAドライバー(高域×1、中域×1)と6mmダイナミック・ドライバー(低域×1)による3ウェイ・ハイブリッド構成を採用するモデル。ハイブリッド構造の音響開発のみで18ヶ月以上の技術的研究期間を費やし、ハイレゾを含めた幅広い音楽ソースを高解像度かつ豊かな表現力で再生することを目指したという。
BAドライバーは、本機専用にチューニングされたものを使用している。さらにイヤホン本体をコンパクトにしながら豊かな低音を再現するために、6mmダイナミック・ドライバーを本機専用に開発した。結果、5Hz~40kHzの広帯域再生をサポートする“ハイレゾ仕様”としている。
また、BAドライバーとダイナミックドライバーの相互干渉を排除するために、独立構造のサウンドチューブを採用している。
ケーブルはMMCXコネクターによる着脱式。電磁干渉とクロストークを低減し、取り回しや耐久性にも考慮したOFCツイストケーブルを採用している。ケーブルには通話切り替え機能付きのマイク付きリモコンを備えている。
人間の外耳道の形状にフィットするオーバルサウンドチューブを採用したことも特徴だ。イヤホンチップは、シリコンチップ(S/M/L)と、Comply製低反発フォームチップ(S/M/L)を同梱する。
ケーブル長は1.3m。出力音圧レベルは107dB/mW、インピーダンスは16Ω、最大入力は30mW、質量は53g(ケーブル含む)。