価格はT1と同程度?
<ポタ研>テスラドライバー搭載イヤホン、beyerdynamic「XELENTO REMOTE」3月下旬発売
ティアック(株)は、同社が取り扱う独beyerdynamicの新製品として、テスラテクノロジーを搭載したイヤホン「XELENTO REMOTE」(エクセレント・リモート)を3月下旬に発売する。本日、東京・中野で開催された「ポタ研」でプレスカンファレンスが行われた。
なお本日は製品の概要を告知しただけで、正式発表は3月中旬に行う予定。想定売価は現段階で「真摯に検討中」(ティアック)とのことで、正式発表時点で発表される見込み。ただし、海外ではT1と同程度の価格でアナウンスされているとのこと。なお、海外でもまだ出荷は行われていない。
本機は今年1月のCESなどですでに披露されていた、ダイナミックドライバー搭載の密閉型イヤホン。再生周波数帯域は8Hz〜48kHzで、ハイレゾ再生にも対応する。全高調波歪率は0.2%以下、感度は110dB(1mW/500Hz)、最大感度は125dB(200mW/500Hz)。
beyerdynamicは2009年、1万ガウスを超える磁力のテスラドライバーを搭載した「T1」を発売。その後も毎年のようにテスラドライバー搭載ヘッドホンを発表・発売してきた。
今回のXELENTO REMOTEは、そのテスラドライバーを、T1 2nd Generation比で16分の1サイズに凝縮。テスラテクノロジーを搭載したイヤホンの開発に成功した。
なおbeyerdynamicは、Astell & Kernとのコラボレーションで「AK T8iE」を2015年末に発売。その後マークIIモデル「AK T8iE MKII」を2016年に発売しているが、今回のXELENTO REMOTEはbeyerdynamicブランドモデルとなり、音づくりもかなり異なっているという。
ティアックの松野陽介氏は、「テスラテクノロジーを搭載したイヤホンを作って欲しいと、5年ほど前から言い続けてきた。そのときはイヤホンに搭載するなんてとても無理だと言われたが、今回ようやく発売することができ、とても感慨深い」とコメントした。
製品のキャッチコピーは「その響き、その姿、まるで宝石」。英語では「AN AUDIBLE PIECE OF JEWELY」となる。製品のパッケージも凝っており、外箱を開けると、中央にXELENTO REMOTEのハウジング部が宝石のように輝くという作りになっている。発表会には宝石を意識し、ガードマンのコスプレをしたティアック社員も登場した。
ケーブルは着脱可能で、コネクターはMMCX。純正品を用意する計画はいまのところないというが、リケーブルでバランス接続にも対応できる。なおインピーダンスは16Ωで、DAPのみならず、スマートフォンでも十分に駆動できる。
標準パッケージには、3ボタンのマイクリモコンを装備したケーブルと、通常のケーブルの2種類が同梱される。ケーブル長はともに1.3m。芯線は高純度銀メッキ銅線で、アウタージャケットも外部ノイズを低減するよう工夫されている。
イヤーチップは、シリコン製のイヤーチップを7サイズ(XS/S/M/L/XL/XXL/3XL)、コンプライ製イヤーチップを3サイズ(S/M/L)付属。金属製のケーブルクリップや取り替え用保護グリルも同梱する。そのほか、専用キャリングケースや豪華な収納ケースも付属する。
製造はドイツで、手作業で行われている。beyerdynamicは1924年に創業し、90年以上の歴史がある。ドイツのハイルブロンに本社を構え、社員は350人ほどという。
なお本日は製品の概要を告知しただけで、正式発表は3月中旬に行う予定。想定売価は現段階で「真摯に検討中」(ティアック)とのことで、正式発表時点で発表される見込み。ただし、海外ではT1と同程度の価格でアナウンスされているとのこと。なお、海外でもまだ出荷は行われていない。
本機は今年1月のCESなどですでに披露されていた、ダイナミックドライバー搭載の密閉型イヤホン。再生周波数帯域は8Hz〜48kHzで、ハイレゾ再生にも対応する。全高調波歪率は0.2%以下、感度は110dB(1mW/500Hz)、最大感度は125dB(200mW/500Hz)。
beyerdynamicは2009年、1万ガウスを超える磁力のテスラドライバーを搭載した「T1」を発売。その後も毎年のようにテスラドライバー搭載ヘッドホンを発表・発売してきた。
今回のXELENTO REMOTEは、そのテスラドライバーを、T1 2nd Generation比で16分の1サイズに凝縮。テスラテクノロジーを搭載したイヤホンの開発に成功した。
なおbeyerdynamicは、Astell & Kernとのコラボレーションで「AK T8iE」を2015年末に発売。その後マークIIモデル「AK T8iE MKII」を2016年に発売しているが、今回のXELENTO REMOTEはbeyerdynamicブランドモデルとなり、音づくりもかなり異なっているという。
ティアックの松野陽介氏は、「テスラテクノロジーを搭載したイヤホンを作って欲しいと、5年ほど前から言い続けてきた。そのときはイヤホンに搭載するなんてとても無理だと言われたが、今回ようやく発売することができ、とても感慨深い」とコメントした。
製品のキャッチコピーは「その響き、その姿、まるで宝石」。英語では「AN AUDIBLE PIECE OF JEWELY」となる。製品のパッケージも凝っており、外箱を開けると、中央にXELENTO REMOTEのハウジング部が宝石のように輝くという作りになっている。発表会には宝石を意識し、ガードマンのコスプレをしたティアック社員も登場した。
ケーブルは着脱可能で、コネクターはMMCX。純正品を用意する計画はいまのところないというが、リケーブルでバランス接続にも対応できる。なおインピーダンスは16Ωで、DAPのみならず、スマートフォンでも十分に駆動できる。
標準パッケージには、3ボタンのマイクリモコンを装備したケーブルと、通常のケーブルの2種類が同梱される。ケーブル長はともに1.3m。芯線は高純度銀メッキ銅線で、アウタージャケットも外部ノイズを低減するよう工夫されている。
イヤーチップは、シリコン製のイヤーチップを7サイズ(XS/S/M/L/XL/XXL/3XL)、コンプライ製イヤーチップを3サイズ(S/M/L)付属。金属製のケーブルクリップや取り替え用保護グリルも同梱する。そのほか、専用キャリングケースや豪華な収納ケースも付属する。
製造はドイツで、手作業で行われている。beyerdynamicは1924年に創業し、90年以上の歴史がある。ドイツのハイルブロンに本社を構え、社員は350人ほどという。