JVC、“K2テクノロジー”搭載の重低音強化ネックバンド型ワイヤレスイヤホン「HA-FX99XBT」
プレミアムラインの「CLASS-S」で展開するワイヤレスレシーバー「SU-ARX01BT」(関連ニュース)、および同時発表の“SOLIDEGE WIRELESS”と同じく、K2テクノロジーに対応。コンポやポータブルヘッドホンアンプなどで同社が培ってきた独自高音質化技術「K2テクノロジー」をBluetoothにも対応させ、圧縮処理などにより失われた音楽情報を背景補正処理により再生成することで原音を再現する。
BluetoothはSBC、AAC、aptXコーデックに対応し、K2テクノロジーの処理パラメーターを各コーデックごとに最適化。「どのコーデックでも192kHz/24bitのハイレゾ相当のデータに復元する」としている。
Bluetoothへの最適化においては、従来より低い周波数帯域まで処理範囲を拡張して波形補正処理を実施。こうして精度の高い補正処理を行うことで、広がりのある滑らかな音の再現を図っている。
こうした高音質化処理は本機SU-ARX01BT側で行うため、ペアリングするオーディオプレーヤーやスマートフォンを問わずに本機能を利用できる点がメリット。「再生ソースを選ばず、ワイヤレスの音源もは原音に忠実なハイレゾ相当の高音質で音楽を楽しめる」と同社はアピールしている。
XXシリーズ初のハイレゾ対応機となった有線モデル「HA-FX99X」(レビュー記事)をワイヤレス化したもの。Bluetoothでの連続再生時間は約8時間。
ハイレゾ対応の高磁束高磁力ネオジムドライバーを搭載し、有線接続にはハイレゾに対応。エクストリームトルネードダクトによって深い重低音再生を実現したとしている。
ネックバンド内側に備える「SOUND」ボタンでバスブーストやK2テクノロジーのオン/オフが可能。1回押すごとにノーマル(K2テクノロジーもバスブーストもオフ)/K2テクノロジーオン(バスブーストなし)/バスブーストオン(K2なし)という3種類が切り替わる。