65型4Kディスプレイの開発も発表
アイ・オー、ダウンコンバート機能も備える新4K衛星放送対応チューナー「HVT-4KBC」
アイ・オー・データ機器は、今年12月から開始する新4K衛星放送の受信に対応した、同社初の4Kチューナー「HVT-4KBC」を11月末に発売する。価格はオープンだが、32,800円前後での実売が想定される。以前より開発中と告知されていた製品が、正式に発表されたかたちだ(関連ニュース)
今年12月より本格スタートする、BS/110度CSによる新4K衛星放送受信に対応したチューナー。これまで各社から発売されてきた4Kチューナー非搭載の4Kテレビに接続することで、手軽に新4K衛星放送の視聴を開始できる。外付けHDDへの録画機能も搭載している。
また、4Kコンテンツを2K(フルHD)解像度へ変換/出力するダウンコンバート機能を搭載。これにより、現在2Kテレビを所持するユーザーも新4K衛星放送のコンテンツを視聴することができる。外付けHDDへ録画しておき、4Kテレビ/ディスプレイへの買い替え後、あらためて4K画質のコンテンツを楽しむというような使い方も想定される。
新4K衛星放送で採用されたHDR方式であるHLGに対応しており、SDRへの変換機能も搭載する。さらに、同社のHDR10対応4K液晶ディスプレイに接続した場合、HLGからHDR10に変換出力が可能という。
なお、搭載されるチューナーは1基のみ。よって、録画中の番組はリアルタイムで同時に視聴することはできず、「追いかけ再生」機能を利用したタイムシフト再生のみ可能となる。録画済み番組であれば、録画中でも自由に視聴は可能。
番組表には、HTML 5ベースで制作されたGガイドの最新版「GガイドHTML」を採用。番組表から直接予約録画を行える他、キーワードやジャンルを用いて行える番組検索では、番組出演者の別の出演作品など関連情報も表示される。
また、自分がよく視聴する番組など指定したチャンネルだけを表示する「マイ番組表」機能も搭載。契約済みの有料放送だけをピックアップして表示するなど、ユーザーごとに見やすい表示をカスタマイズできる。
外付けHDDへの録画機能では、8台までのHDDを登録できる(一度に接続できるHDDは1台のみ)。33Mbpsの4K放送を録画する場合、2TBで約128時間、4TBで約256時間の録画が可能。なお、録画は無圧縮の等倍録画のみ可能で、放送局で録画禁止指定されているコンテンツは録画できない。
予約番組数は最大130件、録画可能タイトル数は3,000件。連続ドラマ等の毎回予約や録画自動延長、イベントリレー録画機能といった各種録画オプションも備える。録画リストでは、ジャンルや人名などで番組を分類する「グループ表示」で番組検索ができる。
その他の仕様として、音声はPCM 2chにダウンミックスされて出力。電源はACアダプターを採用する。外形寸法は220W×35H×150Dmm、質量約600g。
■4KチューナーからHDR10変換表示が可能な65型4Kディスプレイも発表
また同社は、4K/60pと10bit階調表示に対応した65型液晶ディスプレイ「LCD-M4K651XDB」も発表している。今冬発売を目指し開発中とのことで、実売価格は198,000円前後を想定。9月に行われた「東京ゲームショウ2018」でも出展された製品となる(関連ニュース)。
こちらはチューナーやHDDを内蔵しない液晶ディスプレイで、同社ラインナップでは最も大型の4K HDR対応モデルとなる。PCやビデオゲーム用モニター、サイネージに加え、HVT-4KBCを接続しての新4K衛星放送の視聴も想定し、入力端子は4K/60p対応HDMI×1、HDMI×2、DisplayPort×1を搭載する。
低解像度画像のぼやけを改善する超解像技術や、鮮やかさを10段階で調節できる「エンハンスドカラー」機能、映像に応じて画面の明るさを自動的に調節する「CREX」機能などを搭載するほか、HDR10にも対応。そのため前述の通り、HVT-4KBTを接続することでHLGからHDR10へ変換出力ができ、新4K衛星放送のHDR映像をダイレクトに視聴することが可能となっている。
今年12月より本格スタートする、BS/110度CSによる新4K衛星放送受信に対応したチューナー。これまで各社から発売されてきた4Kチューナー非搭載の4Kテレビに接続することで、手軽に新4K衛星放送の視聴を開始できる。外付けHDDへの録画機能も搭載している。
また、4Kコンテンツを2K(フルHD)解像度へ変換/出力するダウンコンバート機能を搭載。これにより、現在2Kテレビを所持するユーザーも新4K衛星放送のコンテンツを視聴することができる。外付けHDDへ録画しておき、4Kテレビ/ディスプレイへの買い替え後、あらためて4K画質のコンテンツを楽しむというような使い方も想定される。
新4K衛星放送で採用されたHDR方式であるHLGに対応しており、SDRへの変換機能も搭載する。さらに、同社のHDR10対応4K液晶ディスプレイに接続した場合、HLGからHDR10に変換出力が可能という。
なお、搭載されるチューナーは1基のみ。よって、録画中の番組はリアルタイムで同時に視聴することはできず、「追いかけ再生」機能を利用したタイムシフト再生のみ可能となる。録画済み番組であれば、録画中でも自由に視聴は可能。
番組表には、HTML 5ベースで制作されたGガイドの最新版「GガイドHTML」を採用。番組表から直接予約録画を行える他、キーワードやジャンルを用いて行える番組検索では、番組出演者の別の出演作品など関連情報も表示される。
また、自分がよく視聴する番組など指定したチャンネルだけを表示する「マイ番組表」機能も搭載。契約済みの有料放送だけをピックアップして表示するなど、ユーザーごとに見やすい表示をカスタマイズできる。
外付けHDDへの録画機能では、8台までのHDDを登録できる(一度に接続できるHDDは1台のみ)。33Mbpsの4K放送を録画する場合、2TBで約128時間、4TBで約256時間の録画が可能。なお、録画は無圧縮の等倍録画のみ可能で、放送局で録画禁止指定されているコンテンツは録画できない。
予約番組数は最大130件、録画可能タイトル数は3,000件。連続ドラマ等の毎回予約や録画自動延長、イベントリレー録画機能といった各種録画オプションも備える。録画リストでは、ジャンルや人名などで番組を分類する「グループ表示」で番組検索ができる。
その他の仕様として、音声はPCM 2chにダウンミックスされて出力。電源はACアダプターを採用する。外形寸法は220W×35H×150Dmm、質量約600g。
■4KチューナーからHDR10変換表示が可能な65型4Kディスプレイも発表
また同社は、4K/60pと10bit階調表示に対応した65型液晶ディスプレイ「LCD-M4K651XDB」も発表している。今冬発売を目指し開発中とのことで、実売価格は198,000円前後を想定。9月に行われた「東京ゲームショウ2018」でも出展された製品となる(関連ニュース)。
こちらはチューナーやHDDを内蔵しない液晶ディスプレイで、同社ラインナップでは最も大型の4K HDR対応モデルとなる。PCやビデオゲーム用モニター、サイネージに加え、HVT-4KBCを接続しての新4K衛星放送の視聴も想定し、入力端子は4K/60p対応HDMI×1、HDMI×2、DisplayPort×1を搭載する。
低解像度画像のぼやけを改善する超解像技術や、鮮やかさを10段階で調節できる「エンハンスドカラー」機能、映像に応じて画面の明るさを自動的に調節する「CREX」機能などを搭載するほか、HDR10にも対応。そのため前述の通り、HVT-4KBTを接続することでHLGからHDR10へ変換出力ができ、新4K衛星放送のHDR映像をダイレクトに視聴することが可能となっている。