“最強クラス”映画館、11月23日いよいよオープン
国内初!“最強クラス”映画館・ドルビーシネマが「T・ジョイ博多」にオープン。その実力を早速体験
2018年11月23日、ついに国内初となる“最強クラス”映画館「Dolby Cinema」(以下、ドルビーシネマ)が、福岡県のT・ジョイ博多にオープンする(関連ニュース)。
ドルビーシネマは、ドルビーラボラトリーズ基準の「映像(ドルビービジョン)」と「音響(ドルビーアトモス)」を装備し、かつ、それらを最大限活かす「空間デザイン」が施された、映画を観るためだけにベストな環境を実現するものだ。
記念すべきオープニング作品は、同日公開初日を迎える『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の2D字幕版および3D字幕版となる。
今回、オープンに先駆けて内覧が開かれたT・ジョイ博多に取材を敢行し、ドルビーシネマの実力をさっそく体験してきた。
T・ジョイ博多は、JR博多駅に直結するJR博多シティ9階にあり、国内第1号のドルビーシネマは、「スクリーン9」を全面改装して誕生した。チケット売り場からシアターエントランスをくぐり、スクリーン9に向かうと、「DOLBY CINEMA」ロゴのサイネージとともに、通路に沿ってウォールスクリーンと青いLEDの誘導灯でシネマへとアプローチが続く。
このアプローチは、AVP(Audio Visual Path)と呼ばれ、非日常の映画体験がこれから始まるというワクワク感をあおってくれる、ドルビーシネマだけの特別な演出である。
ちなみにAVPのウォール映像は、上映作品によって変わり、『ファンタスティック・ビースト』では、AVPのために作られた特別な映像で迎えられる。作品の専用映像がない場合は、映画ジャンルに合わせて作られた汎用コンテンツが8種類用意されているという。このAVPはすべてのドルビーシネマ館にあるわけではなく、映画館のレイアウト構造が許す場合にのみ設置される。
シネマ内に入ると、観客シート、ステップ、壁、天井すべてがブラックまたはダークグレイ系で統一されていることに気づく。白いのはスクリーンのみ。暗転すると、完全に漆黒の世界に包まれ、映像だけに集中できるというわけだ。
また多くの映画館ではサラウンドスピーカーが露出しているが、ドルビーシネマではすべてを壁の中に収納してあり、アトモス再生に必要な天井スピーカーさえも隠されている。可能な限り無駄なものは排除することで、映像と音響にも好結果をもたらし、シネマ全体が無彩色のすっきりと統一した雰囲気で包まれている。
観客シートもバランスよく配置され、どこから見てもすべての座席で同じ視聴環境になるように設計されているという。たとえ空きスペースがあっても観づらい位置には座席は設けず、また最前列の背もたれは大きく傾斜している。試しに最前列中央に腰かけてみると、見上げるスクリーンが視野いっぱいに広がり、大迫力の映画体験が得られた。あえて最前列で映像を独り占めするという選択肢もありそうだ。
ドルビーシネマは、ドルビーラボラトリーズ基準の「映像(ドルビービジョン)」と「音響(ドルビーアトモス)」を装備し、かつ、それらを最大限活かす「空間デザイン」が施された、映画を観るためだけにベストな環境を実現するものだ。
記念すべきオープニング作品は、同日公開初日を迎える『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の2D字幕版および3D字幕版となる。
今回、オープンに先駆けて内覧が開かれたT・ジョイ博多に取材を敢行し、ドルビーシネマの実力をさっそく体験してきた。
T・ジョイ博多は、JR博多駅に直結するJR博多シティ9階にあり、国内第1号のドルビーシネマは、「スクリーン9」を全面改装して誕生した。チケット売り場からシアターエントランスをくぐり、スクリーン9に向かうと、「DOLBY CINEMA」ロゴのサイネージとともに、通路に沿ってウォールスクリーンと青いLEDの誘導灯でシネマへとアプローチが続く。
このアプローチは、AVP(Audio Visual Path)と呼ばれ、非日常の映画体験がこれから始まるというワクワク感をあおってくれる、ドルビーシネマだけの特別な演出である。
ちなみにAVPのウォール映像は、上映作品によって変わり、『ファンタスティック・ビースト』では、AVPのために作られた特別な映像で迎えられる。作品の専用映像がない場合は、映画ジャンルに合わせて作られた汎用コンテンツが8種類用意されているという。このAVPはすべてのドルビーシネマ館にあるわけではなく、映画館のレイアウト構造が許す場合にのみ設置される。
シネマ内に入ると、観客シート、ステップ、壁、天井すべてがブラックまたはダークグレイ系で統一されていることに気づく。白いのはスクリーンのみ。暗転すると、完全に漆黒の世界に包まれ、映像だけに集中できるというわけだ。
また多くの映画館ではサラウンドスピーカーが露出しているが、ドルビーシネマではすべてを壁の中に収納してあり、アトモス再生に必要な天井スピーカーさえも隠されている。可能な限り無駄なものは排除することで、映像と音響にも好結果をもたらし、シネマ全体が無彩色のすっきりと統一した雰囲気で包まれている。
観客シートもバランスよく配置され、どこから見てもすべての座席で同じ視聴環境になるように設計されているという。たとえ空きスペースがあっても観づらい位置には座席は設けず、また最前列の背もたれは大きく傾斜している。試しに最前列中央に腰かけてみると、見上げるスクリーンが視野いっぱいに広がり、大迫力の映画体験が得られた。あえて最前列で映像を独り占めするという選択肢もありそうだ。