MSIは「ホワイトコーナー」を用意
【東京ゲームショウ】BenQゲーミングプロジェクター「Xシリーズ」世界初披露
本日9月21日から、日本最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2023」がスタートした。会場となる幕張メッセには、9月24日までの期間、数多くのゲームタイトルやゲーミングデバイスが展示される。そのなかから、BenQとMSIのブースをレポートする。
BenQは世界に先駆けて東京ゲームショウにて、“ゲーミングプロジェクター” の新モデル「Xシリーズ」を展示している。
「最高のゲーミング環境をつくる」をコンセプトにとした「X3100i」「X500i」「X300G」の3モデルは、従来機種「X3000i」に連なるゲーム用途をメインに据えたシリーズとして展開される。今回一挙にラインナップが拡充された背景には、このX3000iの反響が大きく、日本国内のゲーム市場を特に重要な市場と捉える動きがあったそうだ。
いずれも4K対応で、1080p/240Hz入力時4.2msの高速な応答速度により快適なゲームプレイを実現する。またゲームジャンルの特性に合わせたプリセットを用意する映像とサウンドのゲームモード、ゲームタイトルごとにオススメの映像設定をPCソフトから読み込める「SettingXchange」、映像入力を切り替えると自動的に映像モードとサウンドモード切り替えが行われるオートゲームモードなど、ゲーミングプロジェクターならではの機能を備える点が特徴だ。
X3000iのアップグレードモデルとなる新フラグシップX3100iについては、明るさをX3000iの3,000ANSIルーメンから3,300ANSIルーメンへと高輝度化するとともに、垂直レンズシフト機能を備え、より使いやすさを向上した。
またゲームモードの選択肢にレーシングモードを追加。このモードでは赤色・黄色を鮮明に表現するとともに、エンジン音や歓声を臨場感あるサウンドで再生するとのことだ。光源は4LEDで、色域はDCI-P3を100%カバーしている。
X500iとX300Gはともに約1.5mで100インチ画面を投写可能な短焦点モデル。X500iは据え置き機で、2,200ANSIルーメンを確保。ゲーム部屋など、ある程度の暗さを保てる場所で楽しむ用途に向いたモデルとなっている。
一方のX300Gは、2,000ANSIルーメンと今回の3モデルでもっとも控えめの輝度だが、ポータブルモデルと分類されるようにバッテリー非搭載ながら3kg程度の軽量設計で、使用用途として部屋間の持ち運びが想定されている。あわせて、自動台形補正、オートフォーカス、光学式の電動ズームにより、設置してすぐに細かな調整なしに使える点も特徴となる。
各モデルに共通してAndroid OSを内蔵し、Netflixを含む映像配信サービスにも対応しているため、エンターテインメントコンテンツを楽しむことができる。なお、製品名につく「i」はAndroid OS搭載モデル、「G」はポータブルモデルを意味する。
価格はいずれも未定だが、X3100iについてはX3000i相当になる見込みとのことだ。発売は今年の秋冬を予定する。
BenQではゲーミングブランド「MOBIUZ」「ZOWIE」も展開している。MOBIUZは先日アップデートしたばかりの独自「HDRi」技術や、タイトルごとに最適なカラー設定を保存・共有・ダウンロードできるソフト「Color Shuttle」のデモを実施していた。
HDRiはアップデートにより、初期のモデルよりも広色域での調整が可能となり、カラートーンおよびディテール表示を向上したほか、暗いシーンにおいてもより色彩のコントラストがはっきりと表現されるようになるとしている。
またColor Shuttleでは、ゲームの世界観を楽しめるメーカー推奨のセッティングが予め用意されているほか、ユーザー間の共有により、“勝つ” ことを重視したプリセットなども追加されていくと予想される。モードの反映にはPCが必要となるが、設定したあとはPlayStationなどに繋ぎ変えてもモードが引き継がれる。
ブースでMOBIUZの新モデル展示はなかったが、来年の春夏ごろに、ミニLED採用のHDR1000対応モデルが登場予定とのことだった。
ZOWIEは、残像やチラつきを抑える独自技術「DyAc」について、最新の「DyAc2.0」をデモするコンセプトモデルを展示。従来のDyAC対応モデルと並べて、その差をわかりやすくアピールしていた。
240/120/60fpsで流れる映像を見ると、DyAc2.0のモニターのほうがよりくっきりと視認できた。担当者は「DyAc2.0ではより表示が明瞭になるため、240Hzでも見やすくなる。360Hzの映像はなめらかだが、それよりもDyAc2.0を効かせた240Hzの方が見やすいかもしれない」とその効果を説明する。
MSIのブースではゲーミングヘッドセット「GH50」のホワイトモデルをはじめ、ホワイトカラーのゲーミングデバイスで構築されたコーナーが目を引いた。このGH50(ホワイト)については、日本での発売は現在検討中とのことだ。
ゲーミングPCといえば黒色が主だったが、最近は男女問わず白色を求める声が増えてきたとのこと。またガラスケースで中身が見えるようになると、パーツも白で統一したいという要望も多いという。LEDがキレイに見えるという理由で、配信者などからの引き合いもあるとのことだった。
■世界初披露のゲーミングプロジェクター新シリーズ「X」
BenQは世界に先駆けて東京ゲームショウにて、“ゲーミングプロジェクター” の新モデル「Xシリーズ」を展示している。
「最高のゲーミング環境をつくる」をコンセプトにとした「X3100i」「X500i」「X300G」の3モデルは、従来機種「X3000i」に連なるゲーム用途をメインに据えたシリーズとして展開される。今回一挙にラインナップが拡充された背景には、このX3000iの反響が大きく、日本国内のゲーム市場を特に重要な市場と捉える動きがあったそうだ。
いずれも4K対応で、1080p/240Hz入力時4.2msの高速な応答速度により快適なゲームプレイを実現する。またゲームジャンルの特性に合わせたプリセットを用意する映像とサウンドのゲームモード、ゲームタイトルごとにオススメの映像設定をPCソフトから読み込める「SettingXchange」、映像入力を切り替えると自動的に映像モードとサウンドモード切り替えが行われるオートゲームモードなど、ゲーミングプロジェクターならではの機能を備える点が特徴だ。
X3000iのアップグレードモデルとなる新フラグシップX3100iについては、明るさをX3000iの3,000ANSIルーメンから3,300ANSIルーメンへと高輝度化するとともに、垂直レンズシフト機能を備え、より使いやすさを向上した。
またゲームモードの選択肢にレーシングモードを追加。このモードでは赤色・黄色を鮮明に表現するとともに、エンジン音や歓声を臨場感あるサウンドで再生するとのことだ。光源は4LEDで、色域はDCI-P3を100%カバーしている。
X500iとX300Gはともに約1.5mで100インチ画面を投写可能な短焦点モデル。X500iは据え置き機で、2,200ANSIルーメンを確保。ゲーム部屋など、ある程度の暗さを保てる場所で楽しむ用途に向いたモデルとなっている。
一方のX300Gは、2,000ANSIルーメンと今回の3モデルでもっとも控えめの輝度だが、ポータブルモデルと分類されるようにバッテリー非搭載ながら3kg程度の軽量設計で、使用用途として部屋間の持ち運びが想定されている。あわせて、自動台形補正、オートフォーカス、光学式の電動ズームにより、設置してすぐに細かな調整なしに使える点も特徴となる。
各モデルに共通してAndroid OSを内蔵し、Netflixを含む映像配信サービスにも対応しているため、エンターテインメントコンテンツを楽しむことができる。なお、製品名につく「i」はAndroid OS搭載モデル、「G」はポータブルモデルを意味する。
価格はいずれも未定だが、X3100iについてはX3000i相当になる見込みとのことだ。発売は今年の秋冬を予定する。
BenQではゲーミングブランド「MOBIUZ」「ZOWIE」も展開している。MOBIUZは先日アップデートしたばかりの独自「HDRi」技術や、タイトルごとに最適なカラー設定を保存・共有・ダウンロードできるソフト「Color Shuttle」のデモを実施していた。
HDRiはアップデートにより、初期のモデルよりも広色域での調整が可能となり、カラートーンおよびディテール表示を向上したほか、暗いシーンにおいてもより色彩のコントラストがはっきりと表現されるようになるとしている。
またColor Shuttleでは、ゲームの世界観を楽しめるメーカー推奨のセッティングが予め用意されているほか、ユーザー間の共有により、“勝つ” ことを重視したプリセットなども追加されていくと予想される。モードの反映にはPCが必要となるが、設定したあとはPlayStationなどに繋ぎ変えてもモードが引き継がれる。
ブースでMOBIUZの新モデル展示はなかったが、来年の春夏ごろに、ミニLED採用のHDR1000対応モデルが登場予定とのことだった。
ZOWIEは、残像やチラつきを抑える独自技術「DyAc」について、最新の「DyAc2.0」をデモするコンセプトモデルを展示。従来のDyAC対応モデルと並べて、その差をわかりやすくアピールしていた。
240/120/60fpsで流れる映像を見ると、DyAc2.0のモニターのほうがよりくっきりと視認できた。担当者は「DyAc2.0ではより表示が明瞭になるため、240Hzでも見やすくなる。360Hzの映像はなめらかだが、それよりもDyAc2.0を効かせた240Hzの方が見やすいかもしれない」とその効果を説明する。
■ホワイトカラーのゲーミングデバイス一式を用意
MSIのブースではゲーミングヘッドセット「GH50」のホワイトモデルをはじめ、ホワイトカラーのゲーミングデバイスで構築されたコーナーが目を引いた。このGH50(ホワイト)については、日本での発売は現在検討中とのことだ。
ゲーミングPCといえば黒色が主だったが、最近は男女問わず白色を求める声が増えてきたとのこと。またガラスケースで中身が見えるようになると、パーツも白で統一したいという要望も多いという。LEDがキレイに見えるという理由で、配信者などからの引き合いもあるとのことだった。