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サウンド/ソフトウェアを強化

JBL、Auracast対応ポータブルBTスピーカー「GO4」「CLIP5」。全9色のカラバリを用意

公開日 2024/04/05 07:00 編集部:松永達矢
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ハーマンインターナショナルは、JBLのBluetoothスピーカー「GO4」「CLIP5」を、4月11日(木)に発売する。価格はオープンだが、JBLオンラインストアではGO4が7,700円、CLIP5が9,900円(ともに税込)で販売される。

「GO4」パープル

「CLIP5」ファンキーブラック

前日に行われたメディア向け説明会で発表された新製品の詳細が明らかにされた格好。様々なライフスタイルシーンで音楽を楽しめるポータブルBTスピーカーだと同社はアピールしている。共に45mm径のフルレンジドライバーと、新設計のパッシブラジエーターを搭載。GO4の搭載ドライバーは前モデル比で16%のサイズアップを果たし、CLIP5については背面に搭載されるパッシブラジエーターを10%拡大させた。

内部構造が分かりやすいGO4のスケルトンモデル(非売品)強化された搭載ユニットを備える

新設計のパッシブラジエーターにより前モデル比10%の深みを増した低域再生を可能としたとのことで、ユニット強化に併せてアンプも最適化。さらにCLIP5についてはアンプ出力の増強を図ったことで「前モデル比最大20%の音圧強化を実現した」とアピールしている。

ソフトウェア面では、GO/CLIPシリーズとしては初めて専用アプリ「JBL Portable」に対応。複数の機種を一元管理できるだけでなく、サウンドイコライザーの調整や製品のリネーム、起動音のオン/オフ、製品のファームウェアアップデートなど、様々なカスタマイズが可能になった。

BluetoothではLE Audioに対応し、2台のスピーカーを無線で接続するワイヤレスステレオ再生が可能。「Auracast」により、シリーズの枠組みを超えて複数の対応機器に音声を配信し、同時に再生できる。

内部構造が分かりやすいCLIP5のスケルトンモデル(非売品)背面にパッシブラジエーターを備える

筐体はリサイクル・プラスチックやファブリックを採用することで環境面に配慮。IP67の防水・防塵性能を備え、アウトドアやレジャー、バスタイムといったシーンでも安心して使用できるとしている。

GO 4は前モデルからクッション構造を見直すことで耐久性を高めると同時に、ループ形状を見直すことでさらなるポータビリティ向上を図った。CLIP5は特長的なカラビナ構造の開口部を従来の16mmから23mmに拡大することで、100円玉口径相当のポールにも引っ掛けられるようになった。

「CLIP5」はカラビナ構造の開口部を拡大

カラーバリエーションは両モデル共にスウォッシュピンク、ウィンブルドングリーン、ファンキーブラック、ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、スクワッド、パープルの全9色を用意。なお、パープルはJBL直販限定アイテムとしてラインナップする。

「GO4」「CLIP5」共に豊富なカラーバリエーションを展開する

連続再生時間はGO4が約7時間、CLIP5が約12時間。新機能として周波数帯域ごとのエネルギーバランスを調整することで通常よりも再生時間を長くする「プレイタイムブースト」を新たに搭載したことでGO4は最大2時間、CLIP5は最大3時間の再生時間延長を行える。

Bluetoothバージョンは5.3で、コーデックはSBCをサポート。アップデートにてLC3の対応も予定する。シリーズ初のマルチポイント接続にも対応する。

GO4の周波数特性は90Hz-20kHz、出力は4.2W(RMS)、外形寸法は94W×76H×42Dmm、質量は約192g。CLIP 5は周波数特性が95Hz-20kHz、出力が7W(RMS)、外形寸法は86W×135H×46Dmm、質量は約285gとなる。

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