「Dolby Vision IQ “Precision Detail”」に初対応
パナソニック、専用Fire TV内蔵の4K液晶ビエラ・上位機「W90A」。バックライト制御技術が大幅進化
パナソニックは、4Kテレビ「ビエラ」のハイグレード・4K液晶テレビ“W90Aシリーズ”を6月21日に発売する。画面サイズは、43/50/55/65型の4モデル。価格は全てオープンで、ラインナップと税込の市場予想価格は以下の通り。
<W90Aシリーズ>
・65型 「TV-65W90A」 300,000円前後
・55型 「TV-55W90A」 260,000円前後
・50型 「TV-50W90A」 200,000円前後
・43型 「TV-43W90A」 190,000円前後
W90Aシリーズは、2023年度モデル“MX900シリーズ”の後継機で、W90Aシリーズでは55/65型が新たにラインナップに加わっている。同社とAmazonが提携を結び、全面協力の基に開発された「パナソニック専用Fire TV OS」が搭載されており、多数のアプリに対応できるようになった。
ホーム画面は、ネット動画のコンテンツを選べるだけでなく、リアルタイムで放送中の番組も同時に一覧することができるGUIを採用。Fire TV OSならではの快適な操作性、現在配信中のネット動画コンテンツの表示、よく使うアプリをホーム画面に登録できる「マイアプリ」といった機能も使用できる。
パナソニックの独自機能である、録画番組をホーム内ある機器でシームレスに楽しめる「お部屋ジャンプリンク」をはじめ、外出先でもスマホで録画番組を視聴できるアプリ「Media Access」、録画した番組から放送予定の番組までまとめて表示できる「過去未来番組表」も併せて実装。そして放送中の番組の2番組表示や外付けUSB-HDDへの2番組同時録画、従来から継承したデザインのリモコンなども使用可能だ。
照明やエアコンなどAlexa対応機器をビエラから音声で操作、スマホのコンテンツをビエラで出力できるミラーリング機能といったスマート機能も使用できる。音声操作はリモコンのみ対応。
W90Aシリーズでは、直下型バックライトの分割駆動と、バックライトの駆動電力を映像の明るい部分に対して集中させることで高いコントラストを実現する「直下型分割駆動 高輝度液晶」パネルを導入している。
パネル制御には「バックライトエリア制御」と、エリア毎に独自信号処理を行う「エリアコントラスト制御PRO」の両方を行う「Wエリア制御」を採用しており、引き締まった黒と細部までリアリティのある陰影を再現する。また、これらのパネル制御は、入力信号を基に、映像に応じた複数のパターンで信号内容を解析し、その解析結果のフィードバックに応じた制御が働いている。
高画質エンジン「新世代 AI高画質エンジン」を搭載。新たなAI超解像の高精細アップコンバート映像と、数理モデル3次元超解像の自然なアップコンバート映像を、元素材の情報量に応じて最適に合成する新世代の超解像技術「デュアル超解像」では、従来の超解像技術を上回る解像感とリアルさを実現しているという。
「ネット動画ノイズリダクション」は、圧縮の大きいネット動画で多発するバンディングノイズを抑制する。バンディングノイズとはグラデーションの部分で縞模様のようなノイズができるものだが、本機能によってディティールをしっかり出したい部分は精細感を保ちながら、滑らかな階調表現を可能としている。
「新世代 AI高画質エンジン」の搭載によって、Dolby Visionの最先端機能である「Dolby Vision IQ “Precision Detail”」に対応。また、映像モードでは映画製作者の意図した映像を忠実に楽しむことができる「FILMMAKER MODE」も実装された。オプション機能にある「FILMMAKER MODE連動」をオンにしていることで、Amazon Prime Videoを視聴する際に、FILMMAKER MODEが自動的に選択される設定となる。
W90Aシリーズは、高剛性スピーカーボックスにより迫力の音を再生するフルレンジスピーカー×2基の構成で、実用最大出力は30W。立体音響技術のDolby Atmosに対応する。
AI技術を活用することで映像コンテンツのシーンに応じて理想的な音場と音質にオートで調整してくれる、音声モード「オートAI音質」も搭載している。また、オプションで別途サブウーファーにも対応する。
今回、Fire TV搭載ならではの機能として、従来まで対応できなかったAmazon MusicやSpotifyといった音楽アプリにも対応。またAmazon Musicでは、Amazon Music Unlimitedの加入者であればDolby Atmosコンテンツの再生も可能としている。
HDMI入力も進化。従来までは最大4K/120pまでの対応だったが、新モデルから4K/144pまでカバーしており、テレビでありながらもゲーミングモニターに劣らない仕様となっている。また、最新フォーマットのDolby Visionの144Hzも対応し、VRRの周波数レンジも48 – 144Hzのカバーを実現する。
ゲームプレイに特化した映像調整や便利機能が使用しやすい専用のGUIである「ゲームコントロールボード」もブラッシュアップされた。新たなGUIでは、全てのアイコンが一覧表示で可能になっており、さらに「暗部視認性調整」が暗がりを明るくする方向だけでなく、暗がりをダークに見せる方向の調整もできるようになっており、RPGのムービーシーンなど映像表現を重視する際などで効果を発揮する。また、PCグラボロゴのアイコン表示にも対応する。
W90Aシリーズは、スタンド底面の吸盤とテレビ台との間を真空に近い状態にするパナソニック独自の「転倒防止スタンド」を採用。
チューナーは、地上デジタル×3、BS・110度デジタル×3、BS4K・110度CS4K×2を搭載。接続端子は、HDMI入力×4基(eARC対応は入力2のみ)、光デジタル音声出力×1、ステレオミニ出力×1、LAN×1、USB×3を装備。
各モデルの消費電力/外形寸法/質量(スタンド含む)は、TV-65W90Aは260W/1,451W×891H×303Dmm/約25.5kg、TV-55W90Aは220W/1,231W×768H×303Dmm/約19.5kg、TV-50W90Aは180W/1,119×701H×250Dmm/約16.0kg、TV-43W90Aは150W/964×615H×250Dmm/約13.0kgとなる。
<W90Aシリーズ>
・65型 「TV-65W90A」 300,000円前後
・55型 「TV-55W90A」 260,000円前後
・50型 「TV-50W90A」 200,000円前後
・43型 「TV-43W90A」 190,000円前後
W90Aシリーズは、2023年度モデル“MX900シリーズ”の後継機で、W90Aシリーズでは55/65型が新たにラインナップに加わっている。同社とAmazonが提携を結び、全面協力の基に開発された「パナソニック専用Fire TV OS」が搭載されており、多数のアプリに対応できるようになった。
ホーム画面は、ネット動画のコンテンツを選べるだけでなく、リアルタイムで放送中の番組も同時に一覧することができるGUIを採用。Fire TV OSならではの快適な操作性、現在配信中のネット動画コンテンツの表示、よく使うアプリをホーム画面に登録できる「マイアプリ」といった機能も使用できる。
パナソニックの独自機能である、録画番組をホーム内ある機器でシームレスに楽しめる「お部屋ジャンプリンク」をはじめ、外出先でもスマホで録画番組を視聴できるアプリ「Media Access」、録画した番組から放送予定の番組までまとめて表示できる「過去未来番組表」も併せて実装。そして放送中の番組の2番組表示や外付けUSB-HDDへの2番組同時録画、従来から継承したデザインのリモコンなども使用可能だ。
照明やエアコンなどAlexa対応機器をビエラから音声で操作、スマホのコンテンツをビエラで出力できるミラーリング機能といったスマート機能も使用できる。音声操作はリモコンのみ対応。
W90Aシリーズでは、直下型バックライトの分割駆動と、バックライトの駆動電力を映像の明るい部分に対して集中させることで高いコントラストを実現する「直下型分割駆動 高輝度液晶」パネルを導入している。
パネル制御には「バックライトエリア制御」と、エリア毎に独自信号処理を行う「エリアコントラスト制御PRO」の両方を行う「Wエリア制御」を採用しており、引き締まった黒と細部までリアリティのある陰影を再現する。また、これらのパネル制御は、入力信号を基に、映像に応じた複数のパターンで信号内容を解析し、その解析結果のフィードバックに応じた制御が働いている。
高画質エンジン「新世代 AI高画質エンジン」を搭載。新たなAI超解像の高精細アップコンバート映像と、数理モデル3次元超解像の自然なアップコンバート映像を、元素材の情報量に応じて最適に合成する新世代の超解像技術「デュアル超解像」では、従来の超解像技術を上回る解像感とリアルさを実現しているという。
「ネット動画ノイズリダクション」は、圧縮の大きいネット動画で多発するバンディングノイズを抑制する。バンディングノイズとはグラデーションの部分で縞模様のようなノイズができるものだが、本機能によってディティールをしっかり出したい部分は精細感を保ちながら、滑らかな階調表現を可能としている。
「新世代 AI高画質エンジン」の搭載によって、Dolby Visionの最先端機能である「Dolby Vision IQ “Precision Detail”」に対応。また、映像モードでは映画製作者の意図した映像を忠実に楽しむことができる「FILMMAKER MODE」も実装された。オプション機能にある「FILMMAKER MODE連動」をオンにしていることで、Amazon Prime Videoを視聴する際に、FILMMAKER MODEが自動的に選択される設定となる。
W90Aシリーズは、高剛性スピーカーボックスにより迫力の音を再生するフルレンジスピーカー×2基の構成で、実用最大出力は30W。立体音響技術のDolby Atmosに対応する。
AI技術を活用することで映像コンテンツのシーンに応じて理想的な音場と音質にオートで調整してくれる、音声モード「オートAI音質」も搭載している。また、オプションで別途サブウーファーにも対応する。
今回、Fire TV搭載ならではの機能として、従来まで対応できなかったAmazon MusicやSpotifyといった音楽アプリにも対応。またAmazon Musicでは、Amazon Music Unlimitedの加入者であればDolby Atmosコンテンツの再生も可能としている。
HDMI入力も進化。従来までは最大4K/120pまでの対応だったが、新モデルから4K/144pまでカバーしており、テレビでありながらもゲーミングモニターに劣らない仕様となっている。また、最新フォーマットのDolby Visionの144Hzも対応し、VRRの周波数レンジも48 – 144Hzのカバーを実現する。
ゲームプレイに特化した映像調整や便利機能が使用しやすい専用のGUIである「ゲームコントロールボード」もブラッシュアップされた。新たなGUIでは、全てのアイコンが一覧表示で可能になっており、さらに「暗部視認性調整」が暗がりを明るくする方向だけでなく、暗がりをダークに見せる方向の調整もできるようになっており、RPGのムービーシーンなど映像表現を重視する際などで効果を発揮する。また、PCグラボロゴのアイコン表示にも対応する。
W90Aシリーズは、スタンド底面の吸盤とテレビ台との間を真空に近い状態にするパナソニック独自の「転倒防止スタンド」を採用。
チューナーは、地上デジタル×3、BS・110度デジタル×3、BS4K・110度CS4K×2を搭載。接続端子は、HDMI入力×4基(eARC対応は入力2のみ)、光デジタル音声出力×1、ステレオミニ出力×1、LAN×1、USB×3を装備。
各モデルの消費電力/外形寸法/質量(スタンド含む)は、TV-65W90Aは260W/1,451W×891H×303Dmm/約25.5kg、TV-55W90Aは220W/1,231W×768H×303Dmm/約19.5kg、TV-50W90Aは180W/1,119×701H×250Dmm/約16.0kg、TV-43W90Aは150W/964×615H×250Dmm/約13.0kgとなる。