4TBモデル「DMR-4X403」も同時発売
パナソニック、“まるでネット動画”なホーム画面に刷新された全自動4Kディーガ「DMR-4X1003」
パナソニックは、全録対応のBDレコーダーである “全自動4Kディーガ” から、10TB HDDモデル「DMR-4X1003」と4TB HDDモデル「DMR-4X403」の2機種を10月18日に発売する。価格はオープンだが、市場予想税込価格はDMR-4X1003が330,000円前後、DMR-4X403が150,000円前後としている。
2022年にリリースされた「DMR-4X1002」「DMR-4X602」の後継機であり、約2年半振りのモデルチェンジとなる。DMR-4X602は6TB HDDを内蔵していたが、下位機種のDMR-4X403では4TBへと容量減となっているが、より多くの方に全自動4Kディーガを体験してもらいたいため、従来モデルよりも価格を抑える試みを実施したという。
新製品では、ドラマから音楽番組、さらに細かい部分ではCMまで、テレビ番組を全部録画できるという「全自動モデル」としての特長と、見たい映像作品をすぐに見つけられ、そして新しい作品にも出会うことができる「ネット動画」のメリット、この両方の良いとこ取りを目指すことをコンセプトに掲げたという。
2024年度の全自動ディーガに共通して採用された大きな改良点であるのが、新しい全自動モデル専用の「ホーム画面」。従来モデルからUIを大幅に刷新し、ユーザーのプロフィール分けが可能となりマルチユーザーの使用に対応、「番組を “探す” 体験価値を革新する仕様」と謳っている。
新しい「ホーム画面」では、画面上半分に番組のタイトルと内容、番組のプレビュー画面が表示されている。下半分には自動録画と通常録画を含め、録画した番組をさまざまなジャンル別で一覧表示され、上下左右スクロールによって視聴した録画番組を選択するスタイルになっている。
ホーム画面の左側には、「メニュー」が設置されており、ユーザー選択/検索/ホーム/全自動録画一覧/録画一覧の項目が左側上部に、機能一覧/設定が左側下部に表示されるようになった。まさにVODサービスのホーム画面を彷彿させる表示内容となっており、従来モデルまでのリモコンのホームボタンを押して機能の設定画面が表示される仕様、番組のタイトルテキストが並ぶ「おすすめ録画一覧」の表示内容から一新された。
ホーム画面の表示内容が変わっただけでなく、表示させるコンテンツをユーザー自身の好みでカスマイズすることができるのも大きな特徴だ。「表示項目のカスタマイズ」を行うと、全24種類のジャンルから最大16ジャンルまで選ぶことができる。
選択できるジャンルは、お気に入り/ブックマーク/よくみる番組/再生履歴/AIおすすめ/出演者おすすめ/録画数ラインキング/再生数ランキング/最新録画番組/毎回保存/ドラマお録りおき/アニメお録りおき/映画/よくみるバラエティ/よくみるドラマ/よくみるアニメ・特撮/よくみる音楽/よくみるスポーツ/よくみる情報・ワイドショー/よくみるニュース・報道/よくみるドキュメンタリー・教養/よくみる劇場・公演/よくみる趣味・教育/よくみる福祉、といったものを用意する。
加えて、新たにプロフィール登録することで、レコーダーを共有しながらも、ユーザー毎に使い分けすることができるようになった。プロフィール登録は最大6名まで可能。例えば、お父さん/お母さん/お兄さん/お姉さんといったように家族でプロフィールを分けることができ、先述した「表示項目のカスタマイズ」もプロフィール毎に設定可能なため、ホーム画面に表示される内容もプロフィールに応じて最適化できる。
新「ホーム画面」について開発担当者は、「さまざまなVODサービスの特徴を分析し、サムネイル中心の表示画面であることと、ユーザーの嗜好に適したキュレーションを行っていることが大きな特徴であったため、『おすすめ録画一覧』の表示画面をベースに改良を図ることにした」「また、従来以上に番組内容に沿ったサムネイル生成処理を施したり、わかりやすい番組タイトルを抽出できるアルゴリズムの採用、番組情報の読み込み処理の再チューニングによって拘束レスポンスを維持するといった取り組みも行っている」と、こだわりを説明した。
前モデルから導入された「ネット動画のような操作性」に関連する機能も強化された。見たい番組をサムネイルで探せる「プレビューサーチ」やリモコンのカーソル部分で10秒送り・戻しが可能となった「左右10秒スキップ」の採用で、より操作性を向上させている。
また、カーソルの上キーでは倍速/字幕/音声/シーン一覧といった再生設定を選択でき、下キーでは1分ごとにスキップにも対応したプレビューサーチも可能となった。カーソルの中央ボタンでは、再生/一時停止、カーソル近辺に設置された「戻る」ボタンは停止の役割を担っている。
新たな全自動4Kディーガでは、 “推し活” を充実させる機能にも注力しており、番組編集画面のUIを改善することで、推しの出演シーンを切り抜きしやすくしている。従来機種では、番組一覧の上に番組編集が表示されていたため、番組のプレビュー画面がトリミングされてしまっていたが、新たに全画面表示で番組編集ができるようになったため、番組プレビューもそのまま表示でき、番組の見出しや時計表示などを見ながら編集を行える。
また、表示画面が拡大されたことでチャプター表示も見やすくなり、編集点がより選びやすくなっていること、そしてコマ数表示が追加されたことも改良点に挙げられていた。
パナソニックの担当者は、「推し活をされている方から、全自動ディーガはとても好評で愛用されている。番組編集機能を活用して、推しが出演しているシーンだけが見られるように編集している方も多いため、新機能によってさらに推し活が快適になる」とアピールした。
ホーム画面においても推し活を重視した機能を搭載。新機能「出演者おすすめ」では、ユーザーが視聴した番組履歴に基づいて、出演者嗜好を分析して表示。ユーザーが興味を持ちそうなお薦めの出演者が出演している録画番組が表示される機能であり、「表示項目のカスタマイズ」から選択できるジャンルのひとつになっている。
また「お気に入り」の表示の仕方もリニューアル。ユーザーの好みに合ったキーワードを事前に登録しておくと、「お気に入り」の表示項目が登録したキーワード毎にフォルダ分けされた状態で表示されるようになる。例えば、出演者ごとにフォルダを作成できるため、録画番組を推し毎にまとめられるメリットがあるという。
全自動4Kディーガに接続できる外付けHDDの容量も変更されており、従来までは最大4TBまでだったが、新モデルでは最大8TBまで容量が拡大された。2022年度の全自動4KディーガではVODアプリに対応していたが、新モデルは非対応となった。デザインは、DMR-4X1003のみインシュレーター部分の色がシルバーからブラックに変更されている。
チューナー数は、DMR-4X1003が4K×2基/2K×9基、DMR-4X403が4K×2基/2K×5基の搭載。DMR-4X1003は最大8ch分・約28日間の2K放送自動録画/最大1ch・約13日間の4K放送自動録画/4K放送または2K放送の1番組通常録画、DMR-4X403は最大4ch分・約28日間の2K放送自動録画/最大1ch・約13日間の4K放送自動録画/4K放送または2K放送の1番組通常録画に対応する。
2022年にリリースされた「DMR-4X1002」「DMR-4X602」の後継機であり、約2年半振りのモデルチェンジとなる。DMR-4X602は6TB HDDを内蔵していたが、下位機種のDMR-4X403では4TBへと容量減となっているが、より多くの方に全自動4Kディーガを体験してもらいたいため、従来モデルよりも価格を抑える試みを実施したという。
新製品では、ドラマから音楽番組、さらに細かい部分ではCMまで、テレビ番組を全部録画できるという「全自動モデル」としての特長と、見たい映像作品をすぐに見つけられ、そして新しい作品にも出会うことができる「ネット動画」のメリット、この両方の良いとこ取りを目指すことをコンセプトに掲げたという。
2024年度の全自動ディーガに共通して採用された大きな改良点であるのが、新しい全自動モデル専用の「ホーム画面」。従来モデルからUIを大幅に刷新し、ユーザーのプロフィール分けが可能となりマルチユーザーの使用に対応、「番組を “探す” 体験価値を革新する仕様」と謳っている。
新しい「ホーム画面」では、画面上半分に番組のタイトルと内容、番組のプレビュー画面が表示されている。下半分には自動録画と通常録画を含め、録画した番組をさまざまなジャンル別で一覧表示され、上下左右スクロールによって視聴した録画番組を選択するスタイルになっている。
ホーム画面の左側には、「メニュー」が設置されており、ユーザー選択/検索/ホーム/全自動録画一覧/録画一覧の項目が左側上部に、機能一覧/設定が左側下部に表示されるようになった。まさにVODサービスのホーム画面を彷彿させる表示内容となっており、従来モデルまでのリモコンのホームボタンを押して機能の設定画面が表示される仕様、番組のタイトルテキストが並ぶ「おすすめ録画一覧」の表示内容から一新された。
ホーム画面の表示内容が変わっただけでなく、表示させるコンテンツをユーザー自身の好みでカスマイズすることができるのも大きな特徴だ。「表示項目のカスタマイズ」を行うと、全24種類のジャンルから最大16ジャンルまで選ぶことができる。
選択できるジャンルは、お気に入り/ブックマーク/よくみる番組/再生履歴/AIおすすめ/出演者おすすめ/録画数ラインキング/再生数ランキング/最新録画番組/毎回保存/ドラマお録りおき/アニメお録りおき/映画/よくみるバラエティ/よくみるドラマ/よくみるアニメ・特撮/よくみる音楽/よくみるスポーツ/よくみる情報・ワイドショー/よくみるニュース・報道/よくみるドキュメンタリー・教養/よくみる劇場・公演/よくみる趣味・教育/よくみる福祉、といったものを用意する。
加えて、新たにプロフィール登録することで、レコーダーを共有しながらも、ユーザー毎に使い分けすることができるようになった。プロフィール登録は最大6名まで可能。例えば、お父さん/お母さん/お兄さん/お姉さんといったように家族でプロフィールを分けることができ、先述した「表示項目のカスタマイズ」もプロフィール毎に設定可能なため、ホーム画面に表示される内容もプロフィールに応じて最適化できる。
新「ホーム画面」について開発担当者は、「さまざまなVODサービスの特徴を分析し、サムネイル中心の表示画面であることと、ユーザーの嗜好に適したキュレーションを行っていることが大きな特徴であったため、『おすすめ録画一覧』の表示画面をベースに改良を図ることにした」「また、従来以上に番組内容に沿ったサムネイル生成処理を施したり、わかりやすい番組タイトルを抽出できるアルゴリズムの採用、番組情報の読み込み処理の再チューニングによって拘束レスポンスを維持するといった取り組みも行っている」と、こだわりを説明した。
前モデルから導入された「ネット動画のような操作性」に関連する機能も強化された。見たい番組をサムネイルで探せる「プレビューサーチ」やリモコンのカーソル部分で10秒送り・戻しが可能となった「左右10秒スキップ」の採用で、より操作性を向上させている。
また、カーソルの上キーでは倍速/字幕/音声/シーン一覧といった再生設定を選択でき、下キーでは1分ごとにスキップにも対応したプレビューサーチも可能となった。カーソルの中央ボタンでは、再生/一時停止、カーソル近辺に設置された「戻る」ボタンは停止の役割を担っている。
新たな全自動4Kディーガでは、 “推し活” を充実させる機能にも注力しており、番組編集画面のUIを改善することで、推しの出演シーンを切り抜きしやすくしている。従来機種では、番組一覧の上に番組編集が表示されていたため、番組のプレビュー画面がトリミングされてしまっていたが、新たに全画面表示で番組編集ができるようになったため、番組プレビューもそのまま表示でき、番組の見出しや時計表示などを見ながら編集を行える。
また、表示画面が拡大されたことでチャプター表示も見やすくなり、編集点がより選びやすくなっていること、そしてコマ数表示が追加されたことも改良点に挙げられていた。
パナソニックの担当者は、「推し活をされている方から、全自動ディーガはとても好評で愛用されている。番組編集機能を活用して、推しが出演しているシーンだけが見られるように編集している方も多いため、新機能によってさらに推し活が快適になる」とアピールした。
ホーム画面においても推し活を重視した機能を搭載。新機能「出演者おすすめ」では、ユーザーが視聴した番組履歴に基づいて、出演者嗜好を分析して表示。ユーザーが興味を持ちそうなお薦めの出演者が出演している録画番組が表示される機能であり、「表示項目のカスタマイズ」から選択できるジャンルのひとつになっている。
また「お気に入り」の表示の仕方もリニューアル。ユーザーの好みに合ったキーワードを事前に登録しておくと、「お気に入り」の表示項目が登録したキーワード毎にフォルダ分けされた状態で表示されるようになる。例えば、出演者ごとにフォルダを作成できるため、録画番組を推し毎にまとめられるメリットがあるという。
全自動4Kディーガに接続できる外付けHDDの容量も変更されており、従来までは最大4TBまでだったが、新モデルでは最大8TBまで容量が拡大された。2022年度の全自動4KディーガではVODアプリに対応していたが、新モデルは非対応となった。デザインは、DMR-4X1003のみインシュレーター部分の色がシルバーからブラックに変更されている。
チューナー数は、DMR-4X1003が4K×2基/2K×9基、DMR-4X403が4K×2基/2K×5基の搭載。DMR-4X1003は最大8ch分・約28日間の2K放送自動録画/最大1ch・約13日間の4K放送自動録画/4K放送または2K放送の1番組通常録画、DMR-4X403は最大4ch分・約28日間の2K放送自動録画/最大1ch・約13日間の4K放送自動録画/4K放送または2K放送の1番組通常録画に対応する。