RosenKranz/BITSOUNDも出展
<ヘッドフォン祭>Brise Audioハイエンドイヤホンケーブル「OROCHI Ultimate」初お披露目。導体量を最大まで強化
フジヤエービックが主催する、ヘッドホン/イヤホン/ポータブルオーディオ関連ブランドが集う展示会イベント「秋のヘッドフォン祭」が、11月2日(土)にステーションコンファレンス東京にて開催された。本稿では、6階Brise Audio(ブリスオーディオ)/RosenKranz(Kaizaki)/BITSOUNDブースの模様を紹介する。
Brise Audioは、イベント初お披露目の「OROCHI Ultimate」を中心に、同ブランドの展開するイヤホンケーブルを試聴できるゾーン、イヤホン/ポータブルアンプ/ケーブルがセットになったオーディオシステム「FUGAKU」を試聴できるゾーン、2025年以降に発売予定という卓上ヘッドホンアンプの試作品が試聴できるゾーンの3つを展開している。
「OROCHI Ultimate」は、同ブランドの上位ライン “Ultimateシリーズ” に加わるイヤホンリケーブル。高純度銅を線材として新たに採用し、既存モデル「YATONO Ultimate」と比較して導体量を強化した専用の仕様となっている。採用素材のほか、巻いている順番などが異なるとのこと。
担当者はブランドの音質技術の特長の一つとして、そういったモデルごとの高音質化施工の違いを挙げ、「導体の素体は同じYATONO線材を採用しているが、音質はそれぞれのモデルでまったく異なるので、ぜひ体験してみてほしい」とコメントした。また、導体量の増加によってケーブル本体は硬めの仕上がりのため、取り回しは実際にふれて確認するのを推奨している。
同モデルはハイエンドモデルとして位置付けられており、接続するプレーヤーやイヤホンに対する要求度は高めになっているという。その分「再生環境のポテンシャルが高いほど実力を発揮できる」とし、音のスケール感の大きさや情報量の多さをアピールした。
イヤホン側のコネクターは2pin 0.78mm/MMCXの2種、ソース側のプラグは4.4mmバランス(L型には非対応)。発売は12月初旬、価格は330,000円(税込)を予定している。
ポータブルオーディオシステム「FUGAKU」は、今回のイベントでは整理券なしでも試聴可能に。試作機として展示されたヘッドホンアンプは、デスクトップオーディオ用途の卓上モデルで、上述のFUGAKUならびにポータブルアンプ「TSURANAGI」に搭載した同ブランドの音質技術を結集させた上位モデルとなる。パワーアンプに接続すればプリアンプとしても使用可能とするほか、会場ではFUGAKUに接続しての試聴も体験できた。発売は2025年以降を予定。
ほか「AKAGANE LE」は、9月の発売以来、同社の予想を上回る反響を得ているという。今回実物は展示されないが、発注分の発送は2025年1月初旬から順次を予定。音質的には、同ブランドのラインナップの中でも「細かな音を表現するのが得意」だとし、取り回しに優れた万能なモデルとアピールする。線材には高純度銅を採用。また、コネクタは8種、プラグもL型/ストレート型から選択できるなど、用途に合わせた使用が可能。
Rosenkranzは “Metal & Wood Earphone” を中心に、イヤホンやケーブルなどを展示する。Metal & Wood Earphoneは、同ブランドの上位モデル「RK-Silver/KA」と同等のドライバーを搭載したモデルで、会場では新製品 “Brassシリーズ” も加えた全3シリーズ6モデルを比較体験できる。
現行ラインナップは筐体にクロームメッキを施した “Chromeシリーズ”、金メッキを施した “Goldシリーズ” の2シリーズ。新たに加わるBrassシリーズは、共通の素材である真鍮をそのまま活かしたモデルとなる。
それぞれのシリーズでハードメイプル/パオロサ/花梨の3タイプを用意しており、ハードメイプルはオールマイティでベーシックに楽しめる素材、パオロサはロックやメタルと相性がよくタイトでキレのあるサウンド、花梨は緻密でダイナミックなサウンドが特徴とアピールした。
BITSOUNDは、ユニバーサルモデルのインイヤーモニター(IEM)に対して、個人の耳型に合わせたオリジナルイヤーピースできるサービスを紹介。ユニバーサルIEMでカスタムIEMのような保持性を得たり、遮音性を高めたいユーザーにお薦めとのこと。会場では実際の制作例や色見本を確認できる。
■Brise Audio新作リケーブルを中心にアンプシステムも用意
Brise Audioは、イベント初お披露目の「OROCHI Ultimate」を中心に、同ブランドの展開するイヤホンケーブルを試聴できるゾーン、イヤホン/ポータブルアンプ/ケーブルがセットになったオーディオシステム「FUGAKU」を試聴できるゾーン、2025年以降に発売予定という卓上ヘッドホンアンプの試作品が試聴できるゾーンの3つを展開している。
「OROCHI Ultimate」は、同ブランドの上位ライン “Ultimateシリーズ” に加わるイヤホンリケーブル。高純度銅を線材として新たに採用し、既存モデル「YATONO Ultimate」と比較して導体量を強化した専用の仕様となっている。採用素材のほか、巻いている順番などが異なるとのこと。
担当者はブランドの音質技術の特長の一つとして、そういったモデルごとの高音質化施工の違いを挙げ、「導体の素体は同じYATONO線材を採用しているが、音質はそれぞれのモデルでまったく異なるので、ぜひ体験してみてほしい」とコメントした。また、導体量の増加によってケーブル本体は硬めの仕上がりのため、取り回しは実際にふれて確認するのを推奨している。
同モデルはハイエンドモデルとして位置付けられており、接続するプレーヤーやイヤホンに対する要求度は高めになっているという。その分「再生環境のポテンシャルが高いほど実力を発揮できる」とし、音のスケール感の大きさや情報量の多さをアピールした。
イヤホン側のコネクターは2pin 0.78mm/MMCXの2種、ソース側のプラグは4.4mmバランス(L型には非対応)。発売は12月初旬、価格は330,000円(税込)を予定している。
ポータブルオーディオシステム「FUGAKU」は、今回のイベントでは整理券なしでも試聴可能に。試作機として展示されたヘッドホンアンプは、デスクトップオーディオ用途の卓上モデルで、上述のFUGAKUならびにポータブルアンプ「TSURANAGI」に搭載した同ブランドの音質技術を結集させた上位モデルとなる。パワーアンプに接続すればプリアンプとしても使用可能とするほか、会場ではFUGAKUに接続しての試聴も体験できた。発売は2025年以降を予定。
ほか「AKAGANE LE」は、9月の発売以来、同社の予想を上回る反響を得ているという。今回実物は展示されないが、発注分の発送は2025年1月初旬から順次を予定。音質的には、同ブランドのラインナップの中でも「細かな音を表現するのが得意」だとし、取り回しに優れた万能なモデルとアピールする。線材には高純度銅を採用。また、コネクタは8種、プラグもL型/ストレート型から選択できるなど、用途に合わせた使用が可能。
■RosenKranz(Kaizaki)は新イヤホン「Brass」が初登場
Rosenkranzは “Metal & Wood Earphone” を中心に、イヤホンやケーブルなどを展示する。Metal & Wood Earphoneは、同ブランドの上位モデル「RK-Silver/KA」と同等のドライバーを搭載したモデルで、会場では新製品 “Brassシリーズ” も加えた全3シリーズ6モデルを比較体験できる。
現行ラインナップは筐体にクロームメッキを施した “Chromeシリーズ”、金メッキを施した “Goldシリーズ” の2シリーズ。新たに加わるBrassシリーズは、共通の素材である真鍮をそのまま活かしたモデルとなる。
それぞれのシリーズでハードメイプル/パオロサ/花梨の3タイプを用意しており、ハードメイプルはオールマイティでベーシックに楽しめる素材、パオロサはロックやメタルと相性がよくタイトでキレのあるサウンド、花梨は緻密でダイナミックなサウンドが特徴とアピールした。
■BITSOUNDはオリジナルイヤーピース見本を展示
BITSOUNDは、ユニバーサルモデルのインイヤーモニター(IEM)に対して、個人の耳型に合わせたオリジナルイヤーピースできるサービスを紹介。ユニバーサルIEMでカスタムIEMのような保持性を得たり、遮音性を高めたいユーザーにお薦めとのこと。会場では実際の制作例や色見本を確認できる。