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別売でワイヤレストランスミッターも用意

ニコン、新フラグシップ一眼「D4」発売 − 「XQDメモリーカード」対応/動画機能も強化

公開日 2012/01/06 15:17 ファイル・ウェブ編集部
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光学ファインダーを使った撮影時の顔認識を実現した「アドバンストシーン認識システム」を採用。新開発の91Kピクセル(約91,000ピクセル)RGBセンサーが人物の顔を認識することにより、オートエリアAFで人物への合焦率をさらに向上させた。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED装着時

また、「3D-RGBマルチパターン測光III」では画面内に人物の顔があるシーンで顔の明るさを考慮した露出制御を実現。逆光時にも最適な顔の明るさを再現できるようになった。さらに、91Kピクセル測光センサーの高い解像力によってAF、AE、i-TTL調光、AWBなどの制御精度を一段と高めたという。

AFシステムには新開発のアドバンストマルチCAM3500FXオートフォーカスセンサーモジュールを採用。フォーカスポイントは51点で、中央部15点のフォーカスポイントには水平・垂直両方向の位相差を検出するクロスセンサーを採用している。また、51点のすべてのフォーカスポイントがf/5.6に対応している。

さらに、11点(中央部5点+中段左右各3点)のフォーカスポイントはf/8に対応。超望遠レンズとテレコンバーター(2.0×)の組み合わせで合成F値がf/8になる場合でも、高精度なピント合わせができるという。

また、新アルゴリズムの採用によってAF初動をより高速化。この高速AFにより、FXフォーマットでAF・AEが追従する約10コマ/秒の高速連続撮影が行える。

加えて、起動時間が約0.12秒、レリーズタイムラグが約0.042秒など、ワークフロー全体のさらなる高速化を実現。高速なXQDメモリーカードに対応することで、RAW撮影時でも10コマ/秒で最大約100コマの連続撮影が可能。

■動画機能も大きく強化

動画は1980×1080/30fpsのフルHD動画撮影に対応。映像圧縮にはH.264/MPEG-4 AVC方式を採用。動画最長記録時間は29分59秒。撮影時の撮像感度はISO200から、高感度側は静止画撮影時と同様にISO204,800相当までの増感にも対応している。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドNIKON
  • 型番D4
  • 発売日2012年2月16日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格650,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:16.2メガピクセル ●液晶モニター:3.2型TFT液晶 ●記録媒体:XQDメモリーカード、コンパクトフラッシュカード(Type I、UDMA対応)UDMA7 ●外形寸法:約160W×156.5H×90.5Dmm ●質量:約1180g(本体のみ)