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全画素超解像技術を採用

ソニー、プロのような構図で撮れる「オートポートレートフレーミング」搭載のデジタル一眼“α57”

公開日 2012/03/21 11:02 ファイル・ウェブ編集部
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さらに、全画素超解像技術とトリミング機能を組み合わせた新機能「オートポートレートフレーミング」を搭載。例えば初心者がやってしまいがちな「日の丸構図」の写真でも、バランスがとれた構図になるようにカメラが縦、横構図から判断し自動でトリミング。その画像に全画素超解像を施すことで、元ファイルの同じサイズでプロが撮ったような構図の写真を切り出すことができる。

「オートポートレートフレーミング」使用可能な状況ではモニター上のアイコンが緑色に点灯

同機能では、3分割法の構図をカメラが自動的に判断。視線が向いている方向に空間を残すなども行うことで、プロのような構図の写真とする。なお、顔認識技術を利用しているため、同技術がオンになっているモードかつ被写体が人物である場合のみ有効。もちろんオリジナルファイルとは別に新規で画像を保存する。

自動トリミング前の元画像

カメラが自動トリミングした画像。トリミングをしているが全画素超解像により元ファイルと同じサイズでの保存を実現

連写機能では、「テレコン連続撮影優先AEモード」を新たに搭載。AF追従秒間約12コマのテレコンに対応し、動く被写体にも約1.4倍クローズアップしてよりダイナミックに瞬間を切り取ることができるようになったという。なお、通常の「連続撮影優先AEモード」も引き続き備えており、AF追従秒間約10コマの連写と使い分けが可能。

■連写/構図/ズーム以外の機能も様々に進化

前述の3点以外の性能も進化。画像処理エンジンBIONZも進化させ、最高ISO16000での撮影にも対応した。また、ボディ内手ブレ補正機能も備えている。

ISO16000での撮影にも対応

加えて、“α77”や“NEX-7”などと同様に装着レンズ周辺光量・収差補正にも対応。交換レンズのもつ周辺光量低下・倍率色収差・歪曲収差を、撮影後の画像処理で補正する。

なお同機能においては、“α77”や“NEX-7”が対応していたレンズ6モデルに加え、新たに「SAL24F20Z」「SAL85F14Z」「SAL135F18Z」「SAL70300G」「SAL35F18」「SAL50F18」の6モデルにも対応した。

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  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドSONY
  • 型番SLT-A57
  • 発売日2012年4月13日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格80,000円前後)
【SPEC】●画素数:有効約1610万画素 ●撮像素子:Exomor APS HD CMOSセンサー ●ISO:100-16000 ●液晶モニター:3.0型エクストラファイン液晶
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドSONY
  • 型番SLT-A57K
  • 発売日2012年4月13日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)
【SPEC】●画素数:有効約1610万画素 ●撮像素子:Exomor APS HD CMOSセンサー ●ISO:100-16000 ●液晶モニター:3.0型エクストラファイン液晶
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドSONY
  • 型番SLT-A57Y
  • 発売日2012年4月13日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格105,000円前後)
【SPEC】●画素数:有効約1610万画素 ●撮像素子:Exomor APS HD CMOSセンサー ●ISO:100-16000 ●液晶モニター:3.0型エクストラファイン液晶