キヤノン、新映像エンジン搭載機などコンデジ“PowerShot”“IXY”計8モデル

■PowerShot S120

「PowerShot S120」は、前述のPowerShot G16同様に新映像エンジンDIGIC 6を搭載し、AF高速化を実現したモデル。開放F値1.8（広角端）という明るい光学5倍のズームレンズ（24-120mm相当）を搭載し、F1.8以下の明るさを持つレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラにおいて、世界最薄の厚さ約29.0mmを実現している。また、RAW撮影にも対応している。

撮像素子には有効約1,210万画素の1/1.7型裏面照射型CMOSセンサーを搭載。液晶モニターサイズは3.0型で、本機はタッチ操作にも対応しており、タッチパネルで調節したい設定を選択しながら、コントローラーリングでの調整が可能な「タッチアンドセレクト」機能を備えている。

本機もWi-FiによってスマートフォンやSNSへ写真を簡単に転送/投稿可能。「星空モード」や「背景ぼかし」機能なども同様に搭載している。また、記録媒体はSDXC/SDHC/SDカードを採用。60pおよび30pでのフルHD動画撮影にも対応している。

■PowerShot S200

「PowerShot S200」は、有効約1,010万画素の1/1.7型CCDセンサーと、開放F値2.0（広角端）の明るい光学5倍ズームレンズ（24-120mm相当）を搭載したモデル。液晶モニターサイズは3.0型で、記録媒体はSDXC/SDHC/SDカードを採用。動画撮影は解像度1,280×720までの撮影に対応している。

映像エンジンにはDIGIC 5を搭載。同社が培ってきた光学技術などにより厚さ約26.3mmのスリムサイズを実現した点も特徴のひとつ。

そのほかWi-Fi機能も内蔵し、SNSへ写真をそのまま投稿することなども可能。トイカメラ風など、撮影した画像に特殊効果を加えることができる「クリエイティブフィルターモード」なども搭載している。