TransferJet等のワイヤレスソリューションも進化
カメラ総合展示会「CP+」開幕。新製品に長蛇の列、8K/4Kに加え“段ボールスピーカー”も
また、キヤノンは8K対応の「CINEMA EOS SYSTEM 8Kカメラ」を参考展示。自社製スーパー35mm相当サイズの8,192×4,320対応CMOSセンサーを搭載した同製品による映像を、8Kマルチ投写にも活用可能な業務用4Kプロジェクター「4K500ST」4台の組み合わせによって投映する「8K臨場感体験」と名付けたシアタールームも展開していた。
加えて、キヤノンは4K HDR対応の液晶モニターも参考展示。昨年のInterBEEでも参考展示されていたもので、現段階でも製品化の予定は決まっていないとのことだったが、SDR映像との比較展示を行っていた。
サイトロンジャパンは、マイクロフォーサーズマウントを採用した、世界最小級という4K対応小型カメラ「Z-CAMERA E1」を参考展示。ドローンへの搭載を想定して小型化し、Wi-Fiによるスマホアプリからの遠隔操作にも対応するというもので、「技適証明取得などの関係から日本での発売時期は未定。価格も為替レートがどうなるか次第だが、アメリカではすでに700ドル程度で売られている」(同社スタッフ)という。
そのほかカメラ本体以外の4K、8K展示では、エプソンも4Kレーザープロジェクター「EH-LS1000」での映像を上映するシアタールームを展開。また、アイ・オー・データの「LCD-M4K401XVB」や、EIZOの「CG318-4K」「CG248-4K」など、4K対応液晶モニターの展示も見られた。
■ワイヤレスSDカードやガンマイク型リニアPCMレコーダー − iPhone用段ボールスピーカーも
SDアソシエーションのブースでは、TransferJetやSeeQVault、NFC、東芝のFlashAirといったワイヤレスでのデータ伝送に対応した各種SDカードをアピール。