1月20日13時から入場事前登録スタート
「CP+2021 ONLINE」概要発表。主要カメラメーカー揃って参加、セミナー内容も明らかに
■主要カメラメーカーは揃って参加
一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2021年2月25日(木)から2月28日(日)までの4日間(アーカイブは3月31日(水)まで公開予定)にわたりオンラインで開催する、国際的なカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス) 2021 ONLINE」の開催概要を発表した。CP+実行委員会委員長・笠松厚雄氏が説明を行った。
当初予定していた会場とオンラインとのハイブリッド開催から、新型コロナウィルス感染拡大により、オンライン単独開催となった「CP+2021 ONLINE」は、「公式チャンネル」「主催者企画」「Twitter」「出展社特設サイト」「出展社セミナー」の5つのパートで構成される。
主催者企画では、CIPA 代表理事会長・真栄田雅也氏による「スポーツ写真の過去・現在・未来」と題したキーノートスピーチをはじめ、各社上級エンジニアによるパネルディスカッション「ミラーレスがもたらしたもの」、昨今のカメラマーケットについての統計情報やユーザー調査をお届けする「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー」、恒例の「ZOOMS JAPAN 2021受賞者発表」、さらに今年から、カメラ記者クラブが主催するアワード企画「カメラグランプリ」と連携し、「CP+2021 ONLINE」からも一般ユーザーの投票で決まる「あなたが選ぶベストカメラ賞」に投票することができるようになった。
出展社特設サイト/セミナーでは、各社それぞれに工夫を凝らした多彩な企画が用意される。1月19日現在、キヤノンやニコンを始めとする20社の出展が予定されている。
<出展社一覧>※50音順
アトモス
エプソン販売株式会社
OMデジタルソリューションズ株式会社
カムラン
キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社
株式会社ケンコー・トキナー
スリック株式会社/株式会社ケンコープロフェショナルイメージング
株式会社サードウェーブ
サイトロンジャパン/LAOWA
Silence Corner, Inc./CORNER DESIGN CO., LTD
株式会社シグマ
ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社/ソニーマーケティング株式会社
合同会社ZONER
株式会社タムロン
ツアーボックステック株式会社
株式会社ニコン/株式会社ニコンイメージングジャパン/株式会社ニコンビジョン
Nextorage株式会社
パナソニック株式会社
富士フイルム株式会社
株式会社マウスコンピューター
リコーイメージング株式会社
オンライン単独開催となったことで、「特に小さな規模の出展社にはコンテンツ制作が大きな負担となったり、または、どうつくったらいいかわからなかったりという事態も想定されたため、出展社募集の際には事務局からコンテンツを制作する業者の紹介も行った」と配慮。
現時点での20社という出展社数については、「過去と単純に比較はできないが、海外や中小からの参加見合わせが目についたことも事実。今後の課題と言える。しかし、国内14社に海外6社、主要なカメラメーカーは揃っており、充実したイベントにできるのではないか」と自信を示した。
■今後、ハイブリッド開催で進化を目指す
アジア最大級のカメラ映像機器ショーに成長した「CP+」だが、新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年の「CP+2020」は止む無く中止となった。以降、コロナ禍で世界中が新しい生活様式に変容していく中、「withコロナ時代のCP+がどうあるべきかを議論してきた。安全・安全への配慮はもちろんだが、これを機に、会場開催とオンライン開催を複合したハイブリッド開催で、より魅力的なショーにしていけるのではないか」と答えを導き出した。
中期的ビジョンとして「TRADITION & EVOLUTION」を掲げ、「バックボーンとなる伝統的写真文化を大切にしながら、SNSをはじめとする新しい映像文化にも対応。両輪により、安全・安心で、楽しい、グローバルなショーを目指していく」と説明する。
ターゲットも、コアターゲットのプロ・マニア層に加え、新規来訪者の開拓を目指し、「ここ数年CP+で力を入れ、一定の成果が得られたビギナーや女性、ファミリーに加え、若い方の間で広がっている新しい写真・映像の楽しみ方やこれまで来場されるチャンスがなかった地方在住の人まで来訪者を広げていきたい」とハイブリッド開催のメリットを最大限に生かしていく構えだ。
過去の来場者約1万人に行ったアンケートでは、8割が「リアルなショーに行きたい」と回答。その熱い要望にも応え、会場とオンラインのハイブリッド開催を目指して準備が進められてきたCP+2021だったが、12月に入って感染が再拡大したことで、来場者、出展関係者の安心・安全を最優先に考え、CIPA会長が会場開催の中止を判断した。
オンライン単独開催とはなったが、カメラと写真映像のワールドプレミアショー、写真・映像・カメラにBtoBからBtoCまで包含した総合ショー、サイトでは和文と英文を用意し、キーノートスピーチでは英語で字幕を出すなど日本から世界への発信力も強く意識、そして、“撮る、見る、つながる”幅広い商品やサービスを対象に、写真映像文化に貢献していくコンセプトに変わりはない。
フォトキナ2021も中止となり、「それだけ我々の責任が重大になった。期待に添う素晴らしいショーにしていきたい」と語る笠松氏。「オンライン開催となったことも、前向きにとらえれば、これまで参加できなかった方に体験いただけるいいチャンス。幅広い方に楽しんでいただきたい」と意気込む。
「まったく新しい形でのスタートとなり、まだ、手探りの部分もある。皆さんの声を聞き、より魅力的なイベントにして期待に応えていきたい」とアピールする。なお、CP+オフィシャルウェブサイト(https://www.cpplus.jp/)で1月20日(水)13時より、「CP+2021 ONLINE」の入場事前登録が開始される。
一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2021年2月25日(木)から2月28日(日)までの4日間(アーカイブは3月31日(水)まで公開予定)にわたりオンラインで開催する、国際的なカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス) 2021 ONLINE」の開催概要を発表した。CP+実行委員会委員長・笠松厚雄氏が説明を行った。
当初予定していた会場とオンラインとのハイブリッド開催から、新型コロナウィルス感染拡大により、オンライン単独開催となった「CP+2021 ONLINE」は、「公式チャンネル」「主催者企画」「Twitter」「出展社特設サイト」「出展社セミナー」の5つのパートで構成される。
主催者企画では、CIPA 代表理事会長・真栄田雅也氏による「スポーツ写真の過去・現在・未来」と題したキーノートスピーチをはじめ、各社上級エンジニアによるパネルディスカッション「ミラーレスがもたらしたもの」、昨今のカメラマーケットについての統計情報やユーザー調査をお届けする「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー」、恒例の「ZOOMS JAPAN 2021受賞者発表」、さらに今年から、カメラ記者クラブが主催するアワード企画「カメラグランプリ」と連携し、「CP+2021 ONLINE」からも一般ユーザーの投票で決まる「あなたが選ぶベストカメラ賞」に投票することができるようになった。
出展社特設サイト/セミナーでは、各社それぞれに工夫を凝らした多彩な企画が用意される。1月19日現在、キヤノンやニコンを始めとする20社の出展が予定されている。
<出展社一覧>※50音順
アトモス
エプソン販売株式会社
OMデジタルソリューションズ株式会社
カムラン
キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社
株式会社ケンコー・トキナー
スリック株式会社/株式会社ケンコープロフェショナルイメージング
株式会社サードウェーブ
サイトロンジャパン/LAOWA
Silence Corner, Inc./CORNER DESIGN CO., LTD
株式会社シグマ
ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社/ソニーマーケティング株式会社
合同会社ZONER
株式会社タムロン
ツアーボックステック株式会社
株式会社ニコン/株式会社ニコンイメージングジャパン/株式会社ニコンビジョン
Nextorage株式会社
パナソニック株式会社
富士フイルム株式会社
株式会社マウスコンピューター
リコーイメージング株式会社
オンライン単独開催となったことで、「特に小さな規模の出展社にはコンテンツ制作が大きな負担となったり、または、どうつくったらいいかわからなかったりという事態も想定されたため、出展社募集の際には事務局からコンテンツを制作する業者の紹介も行った」と配慮。
現時点での20社という出展社数については、「過去と単純に比較はできないが、海外や中小からの参加見合わせが目についたことも事実。今後の課題と言える。しかし、国内14社に海外6社、主要なカメラメーカーは揃っており、充実したイベントにできるのではないか」と自信を示した。
■今後、ハイブリッド開催で進化を目指す
アジア最大級のカメラ映像機器ショーに成長した「CP+」だが、新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年の「CP+2020」は止む無く中止となった。以降、コロナ禍で世界中が新しい生活様式に変容していく中、「withコロナ時代のCP+がどうあるべきかを議論してきた。安全・安全への配慮はもちろんだが、これを機に、会場開催とオンライン開催を複合したハイブリッド開催で、より魅力的なショーにしていけるのではないか」と答えを導き出した。
中期的ビジョンとして「TRADITION & EVOLUTION」を掲げ、「バックボーンとなる伝統的写真文化を大切にしながら、SNSをはじめとする新しい映像文化にも対応。両輪により、安全・安心で、楽しい、グローバルなショーを目指していく」と説明する。
ターゲットも、コアターゲットのプロ・マニア層に加え、新規来訪者の開拓を目指し、「ここ数年CP+で力を入れ、一定の成果が得られたビギナーや女性、ファミリーに加え、若い方の間で広がっている新しい写真・映像の楽しみ方やこれまで来場されるチャンスがなかった地方在住の人まで来訪者を広げていきたい」とハイブリッド開催のメリットを最大限に生かしていく構えだ。
過去の来場者約1万人に行ったアンケートでは、8割が「リアルなショーに行きたい」と回答。その熱い要望にも応え、会場とオンラインのハイブリッド開催を目指して準備が進められてきたCP+2021だったが、12月に入って感染が再拡大したことで、来場者、出展関係者の安心・安全を最優先に考え、CIPA会長が会場開催の中止を判断した。
オンライン単独開催とはなったが、カメラと写真映像のワールドプレミアショー、写真・映像・カメラにBtoBからBtoCまで包含した総合ショー、サイトでは和文と英文を用意し、キーノートスピーチでは英語で字幕を出すなど日本から世界への発信力も強く意識、そして、“撮る、見る、つながる”幅広い商品やサービスを対象に、写真映像文化に貢献していくコンセプトに変わりはない。
フォトキナ2021も中止となり、「それだけ我々の責任が重大になった。期待に添う素晴らしいショーにしていきたい」と語る笠松氏。「オンライン開催となったことも、前向きにとらえれば、これまで参加できなかった方に体験いただけるいいチャンス。幅広い方に楽しんでいただきたい」と意気込む。
「まったく新しい形でのスタートとなり、まだ、手探りの部分もある。皆さんの声を聞き、より魅力的なイベントにして期待に応えていきたい」とアピールする。なお、CP+オフィシャルウェブサイト(https://www.cpplus.jp/)で1月20日(水)13時より、「CP+2021 ONLINE」の入場事前登録が開始される。