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1440pでのVRR対応など機能強化

PS5でDiscordボイスチャットが利用可能に

公開日 2023/02/02 19:10 編集部:松永達矢
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ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation 5(PS5)のDiscordボイスチャット対応や、1440p解像度におけるVRR(可変リフレッシュレート)への対応を発表した。

本日2月2日に配信を開始したシステムソフトウェアのベータ版から機能が追加された。ベータ版は、日本、米国、カナダ、英国、ドイツ、フランスの一部の参加者を対象としており、年内には全世界のユーザーに向けて配信することを目指して開発を進めているとのこと。なお、ベータ版の機能は今後予定している正式リリース版のシステムソフトウェアに実装されない可能性や、大幅に変更する場合があるともアナウンスされている。

今回追加された新機能として、PS5からDiscordボイスチャットに参加できるようになり、他のゲームプラットフォームで遊んでいる友人とも簡単にチャットが可能となった。PlayStation Networkのアカウントをリンクすることで、モバイル機器やコンピューターのDiscordアプリからPS5のDiscordボイスチャットに移行できる。正式リリース版では現在と同様にWindows、Macおよびモバイル機器からもDiscordとPlayStation Networkのアカウントの連携が可能になるとのことだ。

PS5からのDiscordボイスチャット参加機能を新たに用意

また、1440p解像度でプレイ時のVRR(可変リフレッシュレート)にも対応。VRRに対応しているHDMI 2.1ディスプレイを使用して、VRR対応のゲームを1440p解像度でプレイしている場合、よりスムーズな映像表現が実現できる。またPS5の1440p映像出力が拡張され、より多くのHDMI機器で1440p解像度が楽しめるようになったという。

1440p解像度でプレイ時のVRR(可変リフレッシュレート)に対応

その他に追加されたソーシャル機能として、フレンドのプロフィール画面からシェアスクリーンを開始/リクエストする機能や、ボイスチャットカードで参加可能なゲームをプレイしているパーティーのメンバーにアイコンが表示される機能、ゲームハブの画面に「このゲームをプレイしたフレンド」タイルの追加、PS Appに手動でキャプチャーのアップロードが可能となったことなどが紹介されている。

参加可能なゲームをプレイしているパーティーのメンバーにアイコンが表示される

ゲームプレイとカスタマイズに関連する項目では、ゲームライブラリーの改善が行われた。ゲームリストに新しいゲームを追加する際、順番の並べ替えや絞り込みが可能となったほか、ライブラリーのフィルターで、PlayStation VR対応のゲームを簡単に探せるようになった。同様に、PS VR2対応のゲームもフィルターでの絞り込みが可能とのことだ。

また、オンラインマルチプレイヤーセッションを作成したときに、セッションに参加できるプレイヤーと、ほかのプレイヤーをセッションに招待できるプレイヤーの設定を選べるようになるなどの、マルチプレイセッションのプリセット設定のカスタマイズ機能が提供される。

アクセシビリティの面では、PS4タイトルをPS5本体にダウンロードする際、本体ストレージにセーブデータが無く、クラウドストレージにPS4のセーブデータがある場合に、その旨を通知する機能を搭載。通知を選択することで、セーブデータのダウンロードが可能になる。PS4のセーブデータが利用できるPS5タイトル(PS4で発売された作品のPS5版など)をダウンロードまたはインストールする際にも、ゲームが本機能に対応していれば、同様に通知が届く。

ほか、ローカルのWi-FiネットワークやLANケーブルを使用したPS5からPS5へのデータ転送、画面読み上げの改善、DualSense ワイヤレスコントローラーの無線アップデートといった機能が追加される。

PS5間のデータ転送機能なども

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