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自作できる設計図を公開

Google、裏表のない表裏一体キーボード「Gboard 両面バージョン」発表

公開日 2024/10/01 10:01 編集部 : 伴 修二郎
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GoogleのAndroid/iOS用キーボードアプリ「Gboard」チームは、裏表のない表裏一体の “DIYキーボード” 「Gboard 両面バージョン」を発表した。

「Gboard 両面バージョン」(C)Google

「キーボードの表面だけじゃなくて裏面も使いたい!」というユーザーの声を受けて開発されたという、両端をねじって接続する裏表のないキーボード。裏表のないエンドレス構造によって、「思い立ったその瞬間にどんな角度からでも文字入力できる」と謳っている。

どんな角度からでも文字入力できる(C)Google

本製品の開発背景として同チームは、「我々はキーボードには片面にしかキーがついていないことに気づいた」「キーボードをひっくり返すとまったくキー入力ができなくなってしまう、この大きな問題を解決しようと頭をひねった結果たどり着いたのが今回のキーボード」と説明している。

キー配列は208配列で、接続はUSB Type-Cに対応。質量は「ドーナツ約20.8個分」としている。なお、本製品の発売予定は無く、同様のデバイスを自作できる設計図をオープンソースとして公開している。

今後は一行にしたフープバージョン、洗髪時に便利な防水バージョン、輪をかけてひねりをくわえた二重らせんバージョンなど様々なデザインを検討しているとのこと。専用スタンドも用意している。

専用スタンドのイメージ(C)Google

また、<よくありそうな質問>として想定FAQも公表している。

<よくありそうな質問>
Q. 今日は 10月1日ですよね?
A. はい、今日は 10 月 1 日です!

Q. 今日はなんの日なんですか?
A. キーボードの発表にふさわしい日を検討していた際、101 キーボードと呼ばれる101 個のキーがあるタイプがよく使われていることに気がつきました。そこで、101 キーボードにちなんで 10 月 1 日に公開しました。

Q. どこで購入できますか?
A. 発売予定はありませんが、同様のデバイスを自作していただける設計図をオープンソースとして公開しています。

Q. 非売品ということですか?
A. 表裏一体の「うらない」キーボードですので。

Q. ひとひねり加えたデザインですね。
A. おもてなしの気持ちを込めました。

Q. つかみどころのないキーボードですね。
A. 専用スタンドもご用意いたしました。

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