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12月初旬から

KDDI、“au VoLTE”提供開始 − 対応スマホ「isai VL LGV31」「URBANO V01」発表

公開日 2014/10/27 14:48 ファイル・ウェブ編集部
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一方で、「ただし、前提としてネットワークがしっかりしていないといけない」とコメント。LTEの人口カバー率が99%を超えていること、通話などがすべてLTE回線のまま(3Gに切り替わらない)で終了する“LTE維持率”という指標も高いことなどを示しながら、「Always 4G LTE」という言葉で同社のネットワーク品質をアピールした。

LTEの人口カバー率99%に加え、LTE維持率も99.9%超を達成

そのほかWiMAX2+への対応とキャリアアグリゲーションによって来春には220Mbpsの最大受信速度になることもアピール

本日の発表会には、CMキャラクターを務める松岡修造さん、福士蒼汰さん、杉咲花さんも登場。

松岡さんは“始球式”も披露。「サーブだけはまだ錦織選手より僕のほうがいいと思っている」という松岡さんが記者席に向かってサーブ

新製品と新サービスの“始球式”も披露した松岡さんは「実は、錦織選手の全米オープン決勝当日は『くいしん坊!万才』のロケで地方にいた。ネットでチェックしていたのだが、かなりの田舎だったのにちゃんとネットが最後までつながってくれて助かった」とコメント。KDDIのネットワーク品質を讃えた。

松岡修造さん

また、福士さんが「今までは声での通話のみだったが、今後は映像も共有できるようになるのは楽しみ」とコメント。これに対し田中社長が「例えばYouTubeを見ながら話したりなど、もう一度音声で何かもっとできるといいなと考えていた」と答え、シンク機能をアピールする一幕も見られた。

福士蒼汰さん

杉咲花さんは「リハーサル時に松岡さんから『台本通りにはやらない』と言われていたが想像以上だった(笑)」と松岡さんのアドリブに戸惑いのコメントも

■質疑応答ではApple SIMへの言及なども

以下、質疑応答の模様をレポートする。

質疑応答の模様

Q.海外ではApple SIMが話題になっている。こういったものを日本で導入する考えはないのか。

A.現時点では、そのような予定はない。

Q.今後のモデルも音声通話はVoLTEのみということになっていくのか。また、シンクロ・コミュニケーション機能も含めてアップデート対応していくのか。

A.現実的には端末にCDMAは乗せないようになっている。日本ではLTEオンリーだ。既存のユーザーがいるので強制的に終了するということは考えていないが、今後は順次VoLTE対応機を増やしていって、いずれは3Gをauのネットワークからなくしていきたい。iPhoneのシンク機能については、細かい部分を検討していかなければいけない。まずは当面Android端末をこういうで広げていくという考えだ。

Q.VoLTEのMVNO提供は考えているのか。また、フィーチャーフォンも今後VoLTE化していくのか。

A.MVNOはこれから検討していくという段階だ。3Gネットワークは今後減らしていくので、フィーチャーフォンでもVoLTEを提供していく方向になっていくのだろうとは思う。

Q.2機種の店頭想定価格はどれくらいになりそうか。また、市場ではiPhoneがほとんど無料という状況だが、iPhoneとAndroidの売り分け方についてはどう考えているのか。

A.まだ価格は最終決定していない。iPhoneとの関係については、基本的にお客様が選択するというものだと思っている。色々な付加価値をつけて、できるだけ違ったようになっていけばいいと思うし、キャリアの同質化のなかで、機能だけでなく、サービスやサポート含めて新しい使い方、付加価値を提供してお客様に認められるようにしていきたい。

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