USB/イヤホン両方で192kHz/24bit対応。DSD再生も
<MWC>ソニー、ハイレゾ再生を強化した「Xperia Z4 Tablet」 ‐ LDACにも対応
オーディオ再生の機能はハイレゾ対応を継承する。昨年秋発売の「Xperia Z3 Tablet Compact」からのアップデートは、USB、イヤホン端子の両方で最大192kHz/24bitのリニアPCM音源の出力に対応したほか、再生できるファイルフォーマットにWAV/FLAC/ALACのほかAIFFが加わった。DSDは最大2.8MHzのDSF(.dsf)/DSDIFF(.diff)ファイルをリニアPCM変換によって再生ができる。ソニーおすすめの音質設定「ClearAudio+」も継承された。
先頃に国内発売がスタートしたウォークマンのフラグシップモデル「NW-ZX2」にも搭載された「LDAC」もXperiaに初めて採用された。このほかにもCDリッピングや圧縮音源をハイレゾ相当の高音質に補完する「DSEE HX」や、専用イヤホンによるデジタル・ノイズキャンセリング機能も備える。内蔵スピーカーはスレテオ対応。
カメラは有効画素数が約810万画素のソニー製CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載。フロント側は約510万画素のセンサーと広角レンズを内蔵する。
バッテリー容量はZ2と同じ6,000mAhで、約17時間の連続ビデオ再生が楽しめる。
■USB端子はキャップレス防水仕様
LTE/3Gモデルは、LTEのカテゴリー6とVoLTE、キャリアアグリゲーションに対応。LTEの周波数はバンド1/2/3/4/5/7/8/12/20をカバーする。SIMカードの形状はZ3シリーズから採用されているNano SIM。
Wi-Fi通信は高速スループットを実現するMIMOのほか、IEEE802.11b/g/n/acの各規格に対応。Bluetoothは4.1。4K/30p動画にも対応するMHL3.0をサポートする。日本モデルはフルセグ対応になりそうだ。