ドコモ、4K液晶搭載「Xperia Z5 Premium」や「Nexus 5X」など新スマホ10機種

■Xperia Z5シリーズ
・Xperia Z5 Premium SO-03H
・Xperia Z5 SO-01H
・Xperia Z5 Compact SO-02H

約5.5インチで4K(2160×3840)のトリルミナスディスプレイ for mobileを搭載。CPUはMSM89942GHz+1.5GHzオクタコア、ROMは32GBでRAMが3GB、バッテリー容量は3430mAh。200GBまでのmicroSDXCカードが使用できる。

世界で初めて4Kディスプレイをスマートフォンに搭載した点が大きな特徴。4Kアップコンバート機能も備え、YouTubeなどのコンテンツも4K相当へとアップコンバートする。

カメラ機能は裏面照射積層型CMOSを搭載し、有効画素数はアウトカメラが約2300万画素、インカメラが約510万画素。IPX5、8/IP6X相当の防水防塵性能も備えている。カラーバリエーションはクロームとブラックの2色。

IFAでの発表時などにも紹介しているように、カメラ機能を大幅に進化させた点が特徴。新カメラモジュールの搭載によって約0.03秒のオートフォーカスなどを実現している。

4K動画から約800万画素の静止画を切り出す事が可能。撮影した4Kのビデオ動画の中から決定的瞬間を選んで、写真として残すことができる。

「Xperia Z5」は、約5.2インチでフルHDのトリルミナスディスプレイ for mobileを搭載。CPUなどは「Premium」と共通でMSM89942GHz+1.5GHz オクタコア、ROMは32GBでRAMが3GB。バッテリー容量は2900mAh。本機も200GBまでのmicroSDXCカードが使用できる。カラーバリエーションはホワイト/グラファイトブラック/ゴールド/グリーンの4色

「Xperia Z5 Compact」は、約4.6インチでHD(720×1280)のトリルミナスディスプレイ for mobileを搭載。CPUは本機も「Premium」と共通でMSM89942GHz+1.5GHzオクタコア、ROMは32GBでRAMが3GB。バッテリー容量は2700mAh。200GBまでのmicroSDXCカードが使用できる。カラーバリエーションはイエロー/グラファイトブラック/ホワイト/コーラルの4色で展開する。

■Nexus 5X

5.2インチのフルHD液晶を搭載。OSに最新のAndroid 6.0を搭載する点が大きな特徴。詳細はGoogleによる発表を記事にした別項(関連ニュース)に詳しいが、Googleによる直接の販売では32GBモデルと16GBモデルを用意するのに対し、ドコモによる販売では32GBモデルのみの取り扱いとなる。

なお、いわゆるドコモ向けスマートフォンというわけではなく、ドコモ向けアプリのプリインストールなどは行われない。発表会での質疑応答では「Windows Phoneを導入しない理由として『ドコモのサービスが入れられないから』という点を挙げていたが、Nexusにもドコモのサービスが入っていないのに今回導入したのは何故か?」といった質問もとんだ。

これに対し加藤社長は「Nexusが良い端末であるというのがひとつの理由。また、最新のAndroidを使いたいという需要も多いのでそのためにも導入した」と回答。なおWindows Phoneについては「具体的に言えることはない」と述べた。