東芝、Windows10タブレットとしても使えるノートPC「dynaPad N72」

（株）東芝は、Windows10タブレットとしても使えるモバイルノートPC「dynaPad N72」を12月中旬に発売する。価格はオープン。

本機は、12型液晶を搭載したディスプレイ部をキーボードから取り外せるデタッチャブル型のノートPC。ディスプレイ部単体でWindows10タブレットとしても使用できる。

ディスプレイ部には高輝度・広視野角の12型WUXGA+（1,920×1,280）液晶を採用。本体サイズは厚さ約6.9mm・質量約569gとコンパクトながら、接続端子にmicroUSB2.0端子×2／HDMI(micro)×1／SDカードスロット×1を備え、さらに約7時間の駆動が可能なバッテリーも搭載している。また、ディスプレイ部の筐体素材にはカーボンと樹脂を採用しており、堅牢性も確保した。

他にも、液晶と表面ガラス間の隙間がないダイレクトボンディングを用いることで画面の乱反射を防ぎ、ペンで書いた時の視差を軽減させている。

付属のペンには、新しい入力方式「アクティブ静電結合方式」を採用し、さらにペン先を1.0mmと細くすることで、小さな文字でもスムーズに手書きが可能だという。

着脱式のキーボードは、約19mmピッチのフルサイズとなっている。また、タッチパッドを指で操作した場合のみ有効となるクリックパッドを搭載し、快適な打鍵感と操作性を確保したとしている。

ソフトウェアには、同社が開発したノートアプリ「TruNote」や、カメラアプリ「TruCapture」、ボイスレコーダーアプリ「TruRecorder」など、ビジネスや学習時に役立つとされるアプリを搭載。さらに、今回から新たに画面クリップアプリ「TruNote Clip」と、ノート共有アプリ「TruNote Share」が追加された。他にも「TransferJet」を搭載し、対応機器同士を近づけるだけで大容量データの高速転送を実現している。

なお、同社公式サイトでは10月13日から12月4日までの期間限定でモニター販売を行っている。