スマホをワイヤレスマイクにして動画撮影できる技術実験も
NTTとドワンゴ、HEVC圧縮でニコラジを高画質配信する実験アプリ
NTTとドワンゴは、HEVC圧縮によって従来より高画質で『ニコラジ』をスマートフォンへ配信する実証実験と、ニコニコ動画へ投稿する動画を撮影する際にスマートフォンをワイヤレスマイクとして利用できるようにする「スマホ拡張マイク集音技術」の実証実験を本日2月18日より開始した。
■HEVCでの圧縮でニコラジがより高画質に
ニコラジでの実証実験は本日2月18日から3月1日までの全9回の放送で実施。専用アプリ「niconico 生放送高圧縮配信実験用」Android端末に向けて提供し、同アプリで二コラジを視聴することで実験に参加できる。
ニコニコ生放送をはじめとする多くの映像配信サービスは、映像圧縮規格に主にH.264を使用しているが、今回の実験ではこのH.264の代わりに、HEVCを使って配信。HEVCは、従来のH.264に比べて圧縮性能が大幅に向上しているため、より高品質な映像配信が期待できる。
これまでもHEVCを使った配信実験やサービスはいくつか行われているが、今回のように、スマートフォンに対してリアルタイム配信を行う大規模な実験は世界でも初の試みだという。
■スマホがワイヤレスマイクに早変わり
スマホ拡張マイク集音技術の実証実験は、3月22日まで実施。実験のための専用アプリ「スマホ拡張マイクアプリ(実験)」とwindows用プラグイン「スマホ拡張マイクプラグイン(実験)」をインストールした後に、マイクを利用して制作した動画・生放送を、指定の「スマホ拡張マイク」というタグを付けてアップすることで実験に参加できる。
アプリにより、手持ちのスマートフォンがワイヤレスマイクとなり、カメラから離れた出演者の声を聞き取りやすく収録できるようにする。また、周囲の音声を抑圧することも可能。
「複数人で実況すると、全員の声が拾えない」「生活雑音が混ざってしまう」といった問題に対処するためのもので、複数人でのゲーム実況を収録する場合、メインマイクから離れた実況者がこのアプリを利用すると、全員の声を高音質に収録することができたりする。
また、抑圧機能では例えば、ゲーム実況中のテレビの音や、聞かれたくない音(お母さんの声など)のする場所にスマホ拡張マイクを近づけると、収録したコンテンツに音が入ることがなくなる。
本技術では、PCとWi-Fiで接続されたスマートフォンから送信される遅延の異なる複数の音声信号を適切に混合し、聞き手が聞き取りやすい高音質な音に補正することが可能だとのこと。
講演中継、歌ってみた、踊ってみたなど、カメラから出演者が離れている環境で、どこでもワイヤレスマイクを利用することができ、新たな撮影スタイルによる動画配信が可能になることに加え、専用機材なしで手軽に集音できるため、ユーザー利便性が向上するとしている。
■HEVCでの圧縮でニコラジがより高画質に
ニコラジでの実証実験は本日2月18日から3月1日までの全9回の放送で実施。専用アプリ「niconico 生放送高圧縮配信実験用」Android端末に向けて提供し、同アプリで二コラジを視聴することで実験に参加できる。
ニコニコ生放送をはじめとする多くの映像配信サービスは、映像圧縮規格に主にH.264を使用しているが、今回の実験ではこのH.264の代わりに、HEVCを使って配信。HEVCは、従来のH.264に比べて圧縮性能が大幅に向上しているため、より高品質な映像配信が期待できる。
これまでもHEVCを使った配信実験やサービスはいくつか行われているが、今回のように、スマートフォンに対してリアルタイム配信を行う大規模な実験は世界でも初の試みだという。
■スマホがワイヤレスマイクに早変わり
スマホ拡張マイク集音技術の実証実験は、3月22日まで実施。実験のための専用アプリ「スマホ拡張マイクアプリ(実験)」とwindows用プラグイン「スマホ拡張マイクプラグイン(実験)」をインストールした後に、マイクを利用して制作した動画・生放送を、指定の「スマホ拡張マイク」というタグを付けてアップすることで実験に参加できる。
アプリにより、手持ちのスマートフォンがワイヤレスマイクとなり、カメラから離れた出演者の声を聞き取りやすく収録できるようにする。また、周囲の音声を抑圧することも可能。
「複数人で実況すると、全員の声が拾えない」「生活雑音が混ざってしまう」といった問題に対処するためのもので、複数人でのゲーム実況を収録する場合、メインマイクから離れた実況者がこのアプリを利用すると、全員の声を高音質に収録することができたりする。
また、抑圧機能では例えば、ゲーム実況中のテレビの音や、聞かれたくない音(お母さんの声など)のする場所にスマホ拡張マイクを近づけると、収録したコンテンツに音が入ることがなくなる。
本技術では、PCとWi-Fiで接続されたスマートフォンから送信される遅延の異なる複数の音声信号を適切に混合し、聞き手が聞き取りやすい高音質な音に補正することが可能だとのこと。
講演中継、歌ってみた、踊ってみたなど、カメラから出演者が離れている環境で、どこでもワイヤレスマイクを利用することができ、新たな撮影スタイルによる動画配信が可能になることに加え、専用機材なしで手軽に集音できるため、ユーザー利便性が向上するとしている。