目新しい新機能の情報も…
次期AirPods Pro、心拍数測定センサーや補聴器機能を搭載の噂【Gadget Gate】
次期「AirPods Pro 2(仮)」が年内に登場すると囁かれているなか、新機能として心拍数の検出や補聴器などが追加されるとの予想が伝えられている。
この噂話の発信源は、中国テック系サイトの52Audioだ。同サイトは第3世代AirPodsの画像を正式発表前にリークしたことがあり、かなり正確だった実績がある。
今回52Audioは、AirPods Pro 2がどのような見た目になるかの予想レンダリング画像も掲載している。それは、かつて噂されていたステムレス(持ち手部分の軸がない)ではなく、現行のAirPods Proや第3世代AirPodsに近く、米MacRumorsのリーク情報とも符合している。
あまり外観こそ変わらないが、52Audioによれば数々の新機能が詰め込まれているそうだ。その一部は以前の噂話でもあらましが伝えられていたが、今回はかなり詳細な情報が記されている。
・H1チップのアップデート: 更新版H1チップは、刷新されたSiP(システムインパッケージ/複数のチップを1つのパッケージ内に封止したもの)と自己適応型ノイズキャンセリング機能を搭載。また性能の向上と消費電力も改善される見通し
・「探す」アプリ対応:AirPods Pro 2は「探す」アプリで位置を確認できるようになる。ケースにスピーカーが搭載され、置き忘れた際に音を鳴らせる
・心拍数の検出:心拍数検出センサーが搭載され、内耳データを収集および分析して心拍数をモニタリングできる。体温測定にも対応している可能性あり
・サウンドの改善: AirPods 3と同じく「カスタマイズされた高振幅ドライブユニットとハイダイナミックレンジアンプの組み合わせ」を持つ。自己適応型イコライゼーション、ダイナミック・ヘッドトラッキングによる空間オーディオ、オーディオ共有機能が搭載される見込み
・USB-C:充電ケースの端子がLightningからUSB-Cポートに変更される可能性がある
・補聴器機能 – 充電ケースを通して集音し、イヤホンに送信して音を増強することで、難聴者が周囲の音をより聞き取りやすくする
このうち「新たな充電ケースの音が鳴らせる」機能は、有名アナリストMing-Chi Kuo氏も予想していることだ。ただしKuo氏は「充電端子がUSB-Cに替わること」には否定的である(2023年以降になるとの見解)。
今回の予想のうち目新しいのは、心拍数センサーと「充電ケースから集音する補聴器機能」の話だろう。The Wall Street Journalも「深部体温を耳の内側から取得する」健康センサーや補聴器機能に言及していたが、いずれもディテールが追加された格好だ。
昨年秋に発売された第3世代AirPodsは、売れ行き不振だと伝えられていた。それは(第2世代AirPodsに対する)追加機能に対して余分に支払ってもらう「セグメンテーション戦略」の失敗だと分析されていたが、AirPods Pro 2は健康機能によって前モデルとの差別化を図り、共食いを避けるのかもしれない。
Source: 52Audio
via: MacRumors
※この記事は、現在プレオープン中のテック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」から転載したものです。
この噂話の発信源は、中国テック系サイトの52Audioだ。同サイトは第3世代AirPodsの画像を正式発表前にリークしたことがあり、かなり正確だった実績がある。
今回52Audioは、AirPods Pro 2がどのような見た目になるかの予想レンダリング画像も掲載している。それは、かつて噂されていたステムレス(持ち手部分の軸がない)ではなく、現行のAirPods Proや第3世代AirPodsに近く、米MacRumorsのリーク情報とも符合している。
あまり外観こそ変わらないが、52Audioによれば数々の新機能が詰め込まれているそうだ。その一部は以前の噂話でもあらましが伝えられていたが、今回はかなり詳細な情報が記されている。
・H1チップのアップデート: 更新版H1チップは、刷新されたSiP(システムインパッケージ/複数のチップを1つのパッケージ内に封止したもの)と自己適応型ノイズキャンセリング機能を搭載。また性能の向上と消費電力も改善される見通し
・「探す」アプリ対応:AirPods Pro 2は「探す」アプリで位置を確認できるようになる。ケースにスピーカーが搭載され、置き忘れた際に音を鳴らせる
・心拍数の検出:心拍数検出センサーが搭載され、内耳データを収集および分析して心拍数をモニタリングできる。体温測定にも対応している可能性あり
・サウンドの改善: AirPods 3と同じく「カスタマイズされた高振幅ドライブユニットとハイダイナミックレンジアンプの組み合わせ」を持つ。自己適応型イコライゼーション、ダイナミック・ヘッドトラッキングによる空間オーディオ、オーディオ共有機能が搭載される見込み
・USB-C:充電ケースの端子がLightningからUSB-Cポートに変更される可能性がある
・補聴器機能 – 充電ケースを通して集音し、イヤホンに送信して音を増強することで、難聴者が周囲の音をより聞き取りやすくする
このうち「新たな充電ケースの音が鳴らせる」機能は、有名アナリストMing-Chi Kuo氏も予想していることだ。ただしKuo氏は「充電端子がUSB-Cに替わること」には否定的である(2023年以降になるとの見解)。
今回の予想のうち目新しいのは、心拍数センサーと「充電ケースから集音する補聴器機能」の話だろう。The Wall Street Journalも「深部体温を耳の内側から取得する」健康センサーや補聴器機能に言及していたが、いずれもディテールが追加された格好だ。
昨年秋に発売された第3世代AirPodsは、売れ行き不振だと伝えられていた。それは(第2世代AirPodsに対する)追加機能に対して余分に支払ってもらう「セグメンテーション戦略」の失敗だと分析されていたが、AirPods Pro 2は健康機能によって前モデルとの差別化を図り、共食いを避けるのかもしれない。
Source: 52Audio
via: MacRumors
※この記事は、現在プレオープン中のテック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」から転載したものです。