「東京ゲームショウ2023」にて発表会を開催
アイ・オー、「GigaCrysta」10周年記念プロジェクトを始動。新公式キャラクター「ギガクリシア」を初お披露目
アイ・オー・データ機器は、ゲーミングモニター「GigaCrysta」の10周年記念プロジェクトを始動することを発表。本稿では「東京ゲームショウ2023」内の同社ブースにて本日9月22日に開催された、メディア向け発表会の模様をレポートする。
この度、同社ゲーミングモニター「GigaCrysta」シリーズが、来年2024年で10周年を迎えることを記念した「10周年記念プロジェクト」が始動。現在幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2023」内の同社ブースにおいて、本プロジェクト始動に関するメディア向け発表会が開催された。
冒頭、アイ・オー・データ機器 広報宣伝部 部長の西田谷直弘氏が登壇。めでたく10周年を迎えることとなったGigaCrystaのこれまでの歩みをプレゼンテーションした。
GigaCrystaは2014年10月に誕生したゲーミングモニターブランド。西田谷氏は、GigaCrystaは当初、他社から継承した「ギガクリア・エンジン」を搭載したエンターテイメント・モニターとして展開されていたが、その後、多くの国内ユーザーや様々なゲーミングシーンで利用されるようになったと振り返った。
国内販売実績は、2014年にTGSに初出展され、下半期から販売をスタートし、同年は5,000台を記録。その後、様々なゲームタイトルの推奨機器として認定され、2018年頃からはeスポーツのニーズの高まりと共に成長。今年2023年には累計で65万台を突破し、来年の10周年には100万台の突破を見据えているという。
製品開発で重視してきた点として、ゲーマーの意見を取り入れ、「『どうあがいても』と思われるような『勝ち・価値』を追求してきた」と説明する。「2014年当時はeスポーツ大会等で製品貸出しを打診しても断られる状況だったが、色々なゲーマーの意見を取り入れることで、色々な意味で勝てる、価値を追求する製品開発を行ってきた」と強調した。
また、極限まで内部遅延(応答速度)を削減し、プレーヤーがパフォーマンスを最大限に発揮できる「設計」を追求。安定した設置が行える台座、ハイエンドモデルにはリモコンを付属するなど、家電のチューナーも扱う同社ならではの仕様になるとアピールした。
液晶モニターシェアNo.1の実績や5年間の長期保証で、ゲーマーをサポートし続ける「信頼性」も担保。ゲーミングキャプチャーやモニターアームといった周辺機器もラインナップすることで、様々な面からゲーマーをサポートしてきたと力を込めた。
今回の10周年プロジェクトの一貫として、新たに10周年記念モデルの開発について検討を開始したことも明らかにした。「次世代のゲーミングモニターに求められるトレンドを先取りし、時代を牽引するユーザーの所有欲を満たすゲーミングブランドを目指す」と語り、その価値を体現するような製品の提供を目指しているという。
新製品の詳細については公開されなかったが、記念モデルの1つとして有機EL(OLED)モデルの開発を進めているとのこと。同社ならではのこだわりを詰め込んだ製品となる。発売時期は未定だが、発売目標として来年9月頃からの順次展開を見据え、製品数は現時点で約5モデルほどを考えているという。
製品以外にも「記念すべき10周年を、よりプレーヤーの近くで迎えたい」をコンセプトに、石川県の同社ビルスペースに、デバイスを活用したゲーミングコミュニティベース「WACHA-WACHA」を設立。今年4月から月1〜2回ほど開催し、延べ300名以上のゲーマーが来場している。
開発陣も運営に携わることで、ユーザーの生の意見やアイデアを知る機会になっているとのこと。「皆様からより愛されるGigaCrystaとなるべく、ユーザーと一緒に楽しめるブランドづくりをしていきたい」と意気込みを示した。
また、これまで同社のコンテンツに登場してきたロボット風のキャラクター「ギガクリマン」を、改めて公式キャラクターとしてさらに露出を高めていく。西田谷氏は「日本カルチャーをしっかりと取り込み、ユーザーと共に育てていくゲーミングブランドを目指してこれからも頑張っていきたい」と大きな節目を前にさらなる飛躍を誓った。
上述したギガクリマンに加え、より可愛らしさにフォーカスした新オフィシャルキャラクター「ギガクリシア(Gigacrycia)」を発表。本イベントでイラストが初お披露目された。
制作に携わったイラストレーターのLagさんとタレントの黒沢美怜さんが登場。2人を交え、制作秘話などを語るトークセッションが行われた。
「ギガクリシア」は、ギガクリスタマークの「ひし形」を随所にちりばめ、同社およびGigaCrystaのキーカラーとなる青をメイン色に採用した新公式キャラクター。キャラクターイメージには、ストレスフリーをコンセプトとする同社モニター製品を象徴した「癒し」を取り入れたとしている。
デザインを担当したLagさんは、ゲームやアニメ関連のイラスト・キャラクター制作を中心に活動する石川県在中のイラストレーター。上述した同社ゲーミングコミュニティベース「WACHA-WACHA」に参加したことをきっかけに、同社からキャラクター制作のオファーが届いたのだという。
Lagさんは「オファーが突然届いて驚いて、こんな名誉なことに採用されて良いのかという不安もありました。でも私もゲームが好きでしたし、ゲーマーの皆様を支えるキャラクターを作れるお手伝いできることが本当にうれしく思いました」とオファーが届いたときの心境を語った。
キャラクター制作にあたっては三次元化を踏まえてデザインしたとのこと。「自分なりに試行錯誤して頑張って制作しました。ユーザーの皆様に可愛がっていただけたらなと思っています」と笑顔で語った。
併せて、キャラクター制作の段階からギガクリシアの「3次元化」を見据え、制作協力者として、テレビや映画、グラビア、レースクイーンなど幅広く活躍する、元恵比寿マスカッツのメンバー黒沢美鈴さんを起用している。
キャラクター制作にあたり、一緒に新ジャンルのゲームを経験しながら、柔軟に3次元化に協力してくれる方として、大のゲーム好きとしても知られる黒沢さんにオファーしたと説明。キャラクター制作にあたり第1回目の打ち合わせからZOOMで黒沢さんにも参加してもらったといい、ラフ画等も事前に確認してもらっていたという。
黒沢さんはオファーが届いた心境について問われると、「ゲームやアニメが大好きなので、以前から『何で宇宙には行けるのに二次元には行けないんだろう』と言い続けてたんです。なので今回こんな素敵なLagさんのキャラクターで、その夢が実現できることを凄くうれしく思ってます!」とオファーを受けた喜びをあらわにした。
「今回ギガクリシアちゃんとして参加できることを本当にうれしく思っています!私も今回の10周年記念プロジェクト、そしてGigaCrystaが皆様にとってもっと身近で親しみのある存在になれるように、今回のプロジェクトを盛り上げていきたいと思っています」とコメント。今後はコスプレ化の制作過程などがSNS等で発信されるという。
さらに、今後は上述したギガクリマンとギガクリシアの2名を公式キャラクターとして展開するにあたり、今のギガクリマンのテイストをギガクリシアに合わせるため、今回のイベントでギガクリマンのリライトをLagさんにオファーする一幕も。Lagさんは「はい、ありがとうございます!」と即答。今後新たなギガクリマンが誕生することも決定した。
西田谷氏は「ユーザーと一緒に育てていけるブランドにしていくという思いで10周年を迎えるべく、盛り上げていくための企画を随時発信し、Lagさんが作ってくれたキャラクターと黒沢さんと共に盛り上げて参ります。今後の我々の活動にぜひ注目してほしい」と訴えた。
なお、本イベントが行われたアイ・オー・データのブース内では、ゲーミングモニター「GigaCrystaシリーズ」各種を展示。製品体験用コンテンツとして、発売前の「インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険」を先行プレイすることも可能だ。東京ゲームショウ 2023は明日9月23日と24日に一般公開される。
■「GigaCrysta 10周年プロジェクト」発表会を開催。同シリーズのこれまでの歩みを語る
この度、同社ゲーミングモニター「GigaCrysta」シリーズが、来年2024年で10周年を迎えることを記念した「10周年記念プロジェクト」が始動。現在幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2023」内の同社ブースにおいて、本プロジェクト始動に関するメディア向け発表会が開催された。
冒頭、アイ・オー・データ機器 広報宣伝部 部長の西田谷直弘氏が登壇。めでたく10周年を迎えることとなったGigaCrystaのこれまでの歩みをプレゼンテーションした。
GigaCrystaは2014年10月に誕生したゲーミングモニターブランド。西田谷氏は、GigaCrystaは当初、他社から継承した「ギガクリア・エンジン」を搭載したエンターテイメント・モニターとして展開されていたが、その後、多くの国内ユーザーや様々なゲーミングシーンで利用されるようになったと振り返った。
国内販売実績は、2014年にTGSに初出展され、下半期から販売をスタートし、同年は5,000台を記録。その後、様々なゲームタイトルの推奨機器として認定され、2018年頃からはeスポーツのニーズの高まりと共に成長。今年2023年には累計で65万台を突破し、来年の10周年には100万台の突破を見据えているという。
製品開発で重視してきた点として、ゲーマーの意見を取り入れ、「『どうあがいても』と思われるような『勝ち・価値』を追求してきた」と説明する。「2014年当時はeスポーツ大会等で製品貸出しを打診しても断られる状況だったが、色々なゲーマーの意見を取り入れることで、色々な意味で勝てる、価値を追求する製品開発を行ってきた」と強調した。
また、極限まで内部遅延(応答速度)を削減し、プレーヤーがパフォーマンスを最大限に発揮できる「設計」を追求。安定した設置が行える台座、ハイエンドモデルにはリモコンを付属するなど、家電のチューナーも扱う同社ならではの仕様になるとアピールした。
液晶モニターシェアNo.1の実績や5年間の長期保証で、ゲーマーをサポートし続ける「信頼性」も担保。ゲーミングキャプチャーやモニターアームといった周辺機器もラインナップすることで、様々な面からゲーマーをサポートしてきたと力を込めた。
■10周年記念モデル開発を検討開始。有機ELモデルの開発も示唆
今回の10周年プロジェクトの一貫として、新たに10周年記念モデルの開発について検討を開始したことも明らかにした。「次世代のゲーミングモニターに求められるトレンドを先取りし、時代を牽引するユーザーの所有欲を満たすゲーミングブランドを目指す」と語り、その価値を体現するような製品の提供を目指しているという。
新製品の詳細については公開されなかったが、記念モデルの1つとして有機EL(OLED)モデルの開発を進めているとのこと。同社ならではのこだわりを詰め込んだ製品となる。発売時期は未定だが、発売目標として来年9月頃からの順次展開を見据え、製品数は現時点で約5モデルほどを考えているという。
製品以外にも「記念すべき10周年を、よりプレーヤーの近くで迎えたい」をコンセプトに、石川県の同社ビルスペースに、デバイスを活用したゲーミングコミュニティベース「WACHA-WACHA」を設立。今年4月から月1〜2回ほど開催し、延べ300名以上のゲーマーが来場している。
開発陣も運営に携わることで、ユーザーの生の意見やアイデアを知る機会になっているとのこと。「皆様からより愛されるGigaCrystaとなるべく、ユーザーと一緒に楽しめるブランドづくりをしていきたい」と意気込みを示した。
また、これまで同社のコンテンツに登場してきたロボット風のキャラクター「ギガクリマン」を、改めて公式キャラクターとしてさらに露出を高めていく。西田谷氏は「日本カルチャーをしっかりと取り込み、ユーザーと共に育てていくゲーミングブランドを目指してこれからも頑張っていきたい」と大きな節目を前にさらなる飛躍を誓った。
■新オフィシャルキャラクター「ギガクリシア(Gigacrycia)」を初お披露目
上述したギガクリマンに加え、より可愛らしさにフォーカスした新オフィシャルキャラクター「ギガクリシア(Gigacrycia)」を発表。本イベントでイラストが初お披露目された。
制作に携わったイラストレーターのLagさんとタレントの黒沢美怜さんが登場。2人を交え、制作秘話などを語るトークセッションが行われた。
「ギガクリシア」は、ギガクリスタマークの「ひし形」を随所にちりばめ、同社およびGigaCrystaのキーカラーとなる青をメイン色に採用した新公式キャラクター。キャラクターイメージには、ストレスフリーをコンセプトとする同社モニター製品を象徴した「癒し」を取り入れたとしている。
デザインを担当したLagさんは、ゲームやアニメ関連のイラスト・キャラクター制作を中心に活動する石川県在中のイラストレーター。上述した同社ゲーミングコミュニティベース「WACHA-WACHA」に参加したことをきっかけに、同社からキャラクター制作のオファーが届いたのだという。
Lagさんは「オファーが突然届いて驚いて、こんな名誉なことに採用されて良いのかという不安もありました。でも私もゲームが好きでしたし、ゲーマーの皆様を支えるキャラクターを作れるお手伝いできることが本当にうれしく思いました」とオファーが届いたときの心境を語った。
キャラクター制作にあたっては三次元化を踏まえてデザインしたとのこと。「自分なりに試行錯誤して頑張って制作しました。ユーザーの皆様に可愛がっていただけたらなと思っています」と笑顔で語った。
併せて、キャラクター制作の段階からギガクリシアの「3次元化」を見据え、制作協力者として、テレビや映画、グラビア、レースクイーンなど幅広く活躍する、元恵比寿マスカッツのメンバー黒沢美鈴さんを起用している。
キャラクター制作にあたり、一緒に新ジャンルのゲームを経験しながら、柔軟に3次元化に協力してくれる方として、大のゲーム好きとしても知られる黒沢さんにオファーしたと説明。キャラクター制作にあたり第1回目の打ち合わせからZOOMで黒沢さんにも参加してもらったといい、ラフ画等も事前に確認してもらっていたという。
黒沢さんはオファーが届いた心境について問われると、「ゲームやアニメが大好きなので、以前から『何で宇宙には行けるのに二次元には行けないんだろう』と言い続けてたんです。なので今回こんな素敵なLagさんのキャラクターで、その夢が実現できることを凄くうれしく思ってます!」とオファーを受けた喜びをあらわにした。
「今回ギガクリシアちゃんとして参加できることを本当にうれしく思っています!私も今回の10周年記念プロジェクト、そしてGigaCrystaが皆様にとってもっと身近で親しみのある存在になれるように、今回のプロジェクトを盛り上げていきたいと思っています」とコメント。今後はコスプレ化の制作過程などがSNS等で発信されるという。
さらに、今後は上述したギガクリマンとギガクリシアの2名を公式キャラクターとして展開するにあたり、今のギガクリマンのテイストをギガクリシアに合わせるため、今回のイベントでギガクリマンのリライトをLagさんにオファーする一幕も。Lagさんは「はい、ありがとうございます!」と即答。今後新たなギガクリマンが誕生することも決定した。
西田谷氏は「ユーザーと一緒に育てていけるブランドにしていくという思いで10周年を迎えるべく、盛り上げていくための企画を随時発信し、Lagさんが作ってくれたキャラクターと黒沢さんと共に盛り上げて参ります。今後の我々の活動にぜひ注目してほしい」と訴えた。
なお、本イベントが行われたアイ・オー・データのブース内では、ゲーミングモニター「GigaCrystaシリーズ」各種を展示。製品体験用コンテンツとして、発売前の「インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険」を先行プレイすることも可能だ。東京ゲームショウ 2023は明日9月23日と24日に一般公開される。