一条真人の体当たり実験室
ヤマハ「BODiBEAT」でダイエット! − 10日間のワークアウトの成果は?
■PCとのデータのやりとり
PCアプリケーションとしては「BODiBEAT Station」というソフトが付属し、曲データやエクササイズデータ、トレーニングデータなどを管理することができる。
Windows Media Playerなどと異なり、このソフト自体はCDリッピング機能を持っていないため、あらかじめリッピングした曲データを用意する必要がある。対応するデータ形式はMP3、WMA、AAC、WAVとなる。
Stationへの曲データの取り込みはStationのウィンドゥに曲データをドラッグ&ドロップするだけでいい。この取り込み時に曲のテンポを自動的に解析して数値化してくれる。
このときテンポの速い曲はジョグ用、遅い曲はウォーク用に自動的に分類される。実際にいくつか音楽を取り込んでみたが、ジョグ用にはダンサブルな、かなり高速な曲しか分類されなかった。
なお、リズムがジョグやウォークに合わないと判断された場合は、トレーニング用には登録されない。こうして取り込んだ曲は同期でBODiBEATに転送することができる。そして、同期時、走行データもPCに転送され、トレーニング記録を見ることができる。
また、Stationではトレーニングプログラムの作成、編集もできる。ハートレートと距離の組み合わせで、自分の必要に応じたインターバルトレーニングやLSDプログラムを作成できる。
■再生楽曲を生成するBODiBEAT Mixer
BODiBEATが再生する曲は「BODiBEAT Mixer」という機能で生成される。これは約2000の楽器演奏パターンと約100パターンのシーケンスパターンを備え、そこから走行状況に応じた音楽をジェネレートするわけだが、そのパターンは実に約10万通り以上になるという。
そして、ユーザーが転送した曲がある場合はそのテンポに応じて、適切な場面で再生されることになる。なお、走行時、BODiBEATは常に一定のリズムで曲を流すわけではなく、テンポの遅い曲に切り換えるなど、走行ペースに無理が出ないように配慮されている。
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