パナ/ソニー/シャープ/東芝の最新機器を一斉テスト
「買い」モデルはどれ? BDレコーダー4メーカー新モデル比較(1)− 各社の録画機能をチェック
■ソニー
「一発予約」が可能になった番組表。強力な検索・自動録画を両立
ソニーの2010年秋モデルは、久しぶりにEPGも含めた大リニューアルを実施した。ラインナップも多彩で、上位モデルから「BDZ-AX2000」「BDZ-AX1000」「BDZ-AT900」「BDZ-AT700」「BDZ-AT500」「BDZ-AT300S」の6機種(関連ニュース 1 / 2)。全機種がBlu-ray 3Dの再生に対応する。なおAT300Sのみデジタルシングルチューナーで、残り5機種はデジタルダブルチューナーとなる。テストに使用したのは最上位の「BDZ-AX2000」だ。
録画面での大きな進化点は、これまでの「録画1」「録画2」の区別がなくなり、さらにAVCのダブル録画にも対応したこと。また「おでかけ転送」もダブル録画の実行や録画形式を意識せずに使えるようになった。さらに番組表からの「一発予約」にも対応と、最近のBDレコーダーの流行をしっかりと取り入れている。
検索機能は従来通りで、番組表や録画番組からジャンプできる「気になる検索」、ジャンル、キーワードを複合検索できる詳細検索、さらに条件をカスタマイズできる自動録画機能「x−おまかせ・まる録」、自動ピックアップした注目番組をテレビガイド誌風のレイアウトで紹介する「My! 番組表」と、録画・検索機能の選択肢は実に多彩だ。