■ソニー
多機能フォルダ表示と「ダイジェスト再生」が強力
ソニーのGUIは、もはや定番となったXMB(クロスメディアバー)だ。
録画番組は、デフォルト設定では単に録画順に並ぶだけだが、黄色ボタン(フォルダ整理)ボタンを押すと、実に多彩な並び替えが可能になる。
ソニーオリジナルの機能としては「ダイジェスト再生」も実行可能で、スポーツ、音楽、ニュースといった番組でも、自動的にジャンルに応じてダイジェスト再生が可能だ。この機能、実は使い方によっては自動CMカットにもなるので、最新レコーダーのトレンド機能はほぼ網羅している
録画リストは基本的に番組がズラリと並ぶ形式。レスポンスは高速だが、大量に番組を録画していると見づらい。ちなみにこの状態でも、名前順、日付順などの条件でのソートに対応している 「黄」ボタンを押すと”オートグルーピング表示”への切り替えができる。ジャンル予約はもちろん、自動録画「おまかせ・まる録」による録画、「日時」などによる自動分類表示が可能だ
繰り返し録画した番組は、ジャンルのなかでさらに自動でフォルダ化される。「おまかせ・まる録」による自動録画を使用していると、いつの間にかドラマ・アニメなど繰り返し番組が溜まってしまうが、番組単位でチェックできるのは快適だ 「ダイジェスト」では、録画番組を解析し、スポーツの盛り上がってるシーンや音楽番組の歌唱シーンなど、重要と判断した部分だけを再生する。設定は「短め」「普通」「長め」で調整できる。「長め」に設定すればCMのみを自動スキップするので、実は全ジャンルで便利に使いこなせる機能だ