操作性や使い勝手も大幅向上
トルネとBDレコーダーが快適連携!バージョン3.00の新機能「レコ×トルネ」を試す
7月7日、PS3で地デジの録画が可能となるレコーダーキット「torne(トルネ)」のファームウェアバージョン3.00“リモート”が公開された。
ゲームライクな超高速GUIによる操作性を武器に、既存レコーダーとはひと味違った魅力を放ってきたトルネがどう進化したのか、ヘビーなレコーダーユーザーの立場から検証していきたい。
今回の3.00へのアップデートでは、PlayStation Storeの出張所のような位置づけの『STORE(トルネ屋)』から、有料の追加機能を購入できるようになっている。アップデートの目玉機能は有料のものも多いが、それぞれ期間限定で無料で試すことができる。
■ソニー製BDレコーダーと連携しBS/CS録画操作も可能にする「レコ×トルネ」
AVファンにとって真っ先にチェックしたい内容が、「レコ×トルネ」(1800円)だ。ソニーのBDレコーダーのBDZ-AX2000/AX1000/AT900/AT700/AT500、HX80R/EX30Rシリーズと連携することで、BS/110度CSデジタル放送の録画もトルネを使って行えるというものだ。
本機能をソニーのレコーダー「BDZ-AX2000」と組み合わせて使用してみた。登録はトルネを操作して同一LANにあるレコーダーを選択するだけで、レコーダー側の操作は不要だ。ただしレコーダー側のソニールームリンク(DLNAサーバー)がオフの場合には、有効にしておく必要がある。
トルネ側からの操作は「レコ×トルネ」を追加しても、基本的に変化はない。番組表(GUIDE)を開いて番組を選択し、予約画面に進むと、録画先に内蔵HDD、外付けHDDといったトルネの従来の選択肢のほかに、登録したBDレコーダーが現れる。録画モードもレコーダーに準じ、DRモードの他に各録画モードを選択できる。
「番組表」からメニューを開いてBS/CSの番組表に切り替えると、表示スタイル、速度ともに、これまでのトルネの地デジ番組表と全く同じ。番組表の閲覧や録画予約を超高速なGUIを使って操作できる。チャンネル数の多いCS放送の番組表は、BDレコーダーで操作すると表示の重さでうんざりすることさえあるが、トルネで操作すればそのようなストレスとは無縁だ。
ダブル録画のBDレコーダーを追加した場合、トルネ内蔵の地デジ1チューナーの他にBDレコーダーのチューナーも使えるので合計3チャンネル(仕様によると、BDレコーダーを2台追加して最大5チャンネルまで増やせる)の録画を、トルネを使って一括管理できるようになる。
なお、BDレコーダー側で録画操作を行った場合は、録画先はBDレコーダーの内蔵HDD(もしくは光ディスク)となり、レコーダーのチューナーを借りてPS3のHDDに録画することはできない。
またBDレコーダー側のチューナーを使用した、地上/BS/CS放送のライブ視聴機能もない。外見上はトルネのGUIに一体化されているが、実際の録画動作はそれぞれ独立している。
気になるのはBDレコーダー側との動作の競合だが、BDレコーダーをスタンバイ状態にしてあっても、番組表からの表示、録画予約は問題なく実行できた。
またBDレコーダー側の動作状態(録画で1チューナーが使われているなど)も録画予約の際にはチェックされるし、BDレコーダー側で入れた予約、トルネ側の番組表で入れた予約は相互に反映される(リアルタイムではないが新規予約時にチェックされるようだ)。
こうした細かな作り込みも含めて、トルネとBDレコーダーが、操作の上でうまく一体化されている。
検索画面についても番組表と同様だ。これまでのトルネの画面に「BS放送/CS放送」結果が追加されており、絞り込みで放送種類を指定することもできる。また「日付」によるフィルターも新たに追加された。ちなみに、予約数をカウントする「トル」もBS/CS対応になっており、操作の上でも地デジとほとんど区別なく動作する。
ゲームライクな超高速GUIによる操作性を武器に、既存レコーダーとはひと味違った魅力を放ってきたトルネがどう進化したのか、ヘビーなレコーダーユーザーの立場から検証していきたい。
今回の3.00へのアップデートでは、PlayStation Storeの出張所のような位置づけの『STORE(トルネ屋)』から、有料の追加機能を購入できるようになっている。アップデートの目玉機能は有料のものも多いが、それぞれ期間限定で無料で試すことができる。
■ソニー製BDレコーダーと連携しBS/CS録画操作も可能にする「レコ×トルネ」
AVファンにとって真っ先にチェックしたい内容が、「レコ×トルネ」(1800円)だ。ソニーのBDレコーダーのBDZ-AX2000/AX1000/AT900/AT700/AT500、HX80R/EX30Rシリーズと連携することで、BS/110度CSデジタル放送の録画もトルネを使って行えるというものだ。
本機能をソニーのレコーダー「BDZ-AX2000」と組み合わせて使用してみた。登録はトルネを操作して同一LANにあるレコーダーを選択するだけで、レコーダー側の操作は不要だ。ただしレコーダー側のソニールームリンク(DLNAサーバー)がオフの場合には、有効にしておく必要がある。
トルネ側からの操作は「レコ×トルネ」を追加しても、基本的に変化はない。番組表(GUIDE)を開いて番組を選択し、予約画面に進むと、録画先に内蔵HDD、外付けHDDといったトルネの従来の選択肢のほかに、登録したBDレコーダーが現れる。録画モードもレコーダーに準じ、DRモードの他に各録画モードを選択できる。
「番組表」からメニューを開いてBS/CSの番組表に切り替えると、表示スタイル、速度ともに、これまでのトルネの地デジ番組表と全く同じ。番組表の閲覧や録画予約を超高速なGUIを使って操作できる。チャンネル数の多いCS放送の番組表は、BDレコーダーで操作すると表示の重さでうんざりすることさえあるが、トルネで操作すればそのようなストレスとは無縁だ。
ダブル録画のBDレコーダーを追加した場合、トルネ内蔵の地デジ1チューナーの他にBDレコーダーのチューナーも使えるので合計3チャンネル(仕様によると、BDレコーダーを2台追加して最大5チャンネルまで増やせる)の録画を、トルネを使って一括管理できるようになる。
なお、BDレコーダー側で録画操作を行った場合は、録画先はBDレコーダーの内蔵HDD(もしくは光ディスク)となり、レコーダーのチューナーを借りてPS3のHDDに録画することはできない。
またBDレコーダー側のチューナーを使用した、地上/BS/CS放送のライブ視聴機能もない。外見上はトルネのGUIに一体化されているが、実際の録画動作はそれぞれ独立している。
気になるのはBDレコーダー側との動作の競合だが、BDレコーダーをスタンバイ状態にしてあっても、番組表からの表示、録画予約は問題なく実行できた。
またBDレコーダー側の動作状態(録画で1チューナーが使われているなど)も録画予約の際にはチェックされるし、BDレコーダー側で入れた予約、トルネ側の番組表で入れた予約は相互に反映される(リアルタイムではないが新規予約時にチェックされるようだ)。
こうした細かな作り込みも含めて、トルネとBDレコーダーが、操作の上でうまく一体化されている。
検索画面についても番組表と同様だ。これまでのトルネの画面に「BS放送/CS放送」結果が追加されており、絞り込みで放送種類を指定することもできる。また「日付」によるフィルターも新たに追加された。ちなみに、予約数をカウントする「トル」もBS/CS対応になっており、操作の上でも地デジとほとんど区別なく動作する。